メンデルスゾーンの魅力:ゆかりplays無言歌第2回
7月末以降,ずっと演奏会に出かけていなかったのですが,お盆休みということで,金沢蓄音器館で行われたピアノの演奏会に出かけてきました。メンデルスゾーンの無言歌をシリーズで演奏する企画で,今回が2回目となります。第4巻,第5巻ということで「胸騒ぎ」「5月のそよ風」「春の歌」といった有名曲を楽しむことができました。
ピアノとトークは,北陸新人登竜門コンサートでOEKと共演したこともある山田ゆかりさんでしたが,しっとりとしたピアノの音色とは裏腹に何が出てくるか分からないトークで,少々ハラハラしましたが,楽しませてもらいました。蓄音器館にあるピアノは,メイソン&ハムリンというメーカーのもので,非常に味がありました。ピアノといえば,黒光りしているのが普通ですが,木目がそのまま見えるような外観も圧迫感がなく,このサロン・コンサートにマッチしていました。
ピアノの調律も古典調律を行っているということで,やはり金沢蓄音器館の企画は一味違う(今回もまたスパークリング・ワインを頂いてしまいました)と実感しました。次回は,「無言歌特集」なのに,歌が入るということで,また楽しい演奏会を期待できそうです。
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