OEKのCD

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2007年10月

2007/10/27

井上道義さんのインタビュー記事

OEK音楽監督の井上道義さんのインタビュー記事を次のサイトから読むことができます。

WEBぶらあぼ クラシック音楽情報サイト

OEKについては,「日本一給料のいいオーケストラにしたい」といった井上さんならではの表現があります。ショスタコーヴィチの交響曲のチクルスの話題が中心ですが,とても面白い内容となっていますので,是非お読み下さい。

最近の雑誌から

レコード芸術11月号
ウェーバー作品集のCD評

音楽の友11月号
9月21日の井上道義さん指揮の定期公演評
9月2日の岩城宏之メモリアル・コンサートのレポート

ぶらあぼ11月号
井上道義さんのインタビュー記事

2007/10/25

「指揮者岩城宏之最後のタクト」再放送

昨年の12月31日にテレビ朝日で放送された「指揮者岩城宏之最後のタクト」という番組が平成19年度芸術祭参加番組として,10月27日(土)午前1時35分から北陸朝日放送で再放送されます(26日(金)の深夜ということになります)。

この番組は,テレビ朝日系列の番組の最高の賞である「PROGRESS賞」の2007年度最優秀賞を受賞することも決まっているとのことです。全国放送での放送は未定とのことですが,石川県の方は是非(録画で)ご覧になって下さい。

2007/10/24

ナッセンさん登場

オリヴァー・ナッセンさん指揮のOEK定期公演に出かけてきました。ナッセンさんが登場するのは2回目のことですが,何と言っても...大きな方です。このナッセンさん指揮で演奏された曲は,ナッセンさん自身の曲,コープランドのアパラチアの春,ブリテンのチェロ交響曲ということで,20世紀の曲が並びました。最近,OEKの定期公演では,古典派からロマン派の曲が演奏されることが多かったので,とても新鮮な感じがしました。

演奏された曲の中では,やはり後半に演奏されたブリテンのチェロ交響曲が非常に歯ごたえのある曲でした。OEKの通常編成にトロンボーン,チューバ,打楽器をいくつか追加しないと演奏できない曲ですが,冒頭から大変ものものしい響きの連続でした。アンシ・カルツネンさんのチェロは,荒々しさよりも知的な密度の高さを感じさせるもので,この曲の持つ大仰な感じをスマートなものにしていました。弱音で素早い動きを聞かせる部分など,とても技巧的な曲ですが(ロストロポーヴィチが初演した曲です),そのことを全く感じさせない,見事な演奏でした。

前半は,ナッセンさん自身の小品(あっという間に終わってしまった感じでした)の後,アパラチアの春が演奏されました。この曲は過去数回OEKも取り上げていますが,ナッセンさんの指揮は体格の割りに(?)とても緻密なもので,透明感あふれる冒頭部,キレの良いリズム,素朴な民謡の変奏で大きく盛り上がる終盤までとてもくっきりと情景が描き分けられていました。最後の部分は,本当にデリケートで,まさに絶妙という感じの演奏となっていました。

演奏後はサイン会が行われましたが,間近で見るナッセンさんは...大きかったです。ナッセンさん指揮の武満作品集のCDにサインしてもらったのですが,ジャケットの写真を見て「New cover?」などとおっしゃられていましたので,「This is Japanese version」などと適当に答えておきました。何故か最後には握手などしてしまいまったのですが,良い思い出になりました。

2007/10/23

弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅その8

今日は音楽堂の方では,池辺さんとオリバー・ナッセンさんとのトークが行われていたようですが,私の方は金沢蓄音器館でシリーズで行われている「弦楽四重奏でめぐるモーツァルトの旅」の方に出かけてきました。

今回はこれまでとちょっと趣向を変え,ジークフリート・ヒューリンガーさんというウィーン交響楽団で活躍されていた方がゲスト・ヴィオラ奏者として加わっていました。前半,いつもどおり弦楽四重奏曲を演奏した後,後半は弦楽五重奏曲の演奏ということになりました。

そのこともあり,今回は,大変なお客さんの入りでした(もしかしたらこれまで最高?)。何となくラッシュアワーのバスに乗っているような感じで,前半の「不協和音」の方はボーッとなってしまったのですが,後半の五重奏は,本当に素晴らしい演奏でした。

ヒューリンガーさんが加わることで,品の良い香りのする香水を1滴たらしたように,音楽のふくよかさが増していました。今回演奏されたのは,ハ短調の曲でしたが,暗さよりも音の充実感とおおらかさを強く感じました。

このシリーズもこれで8回目が終わったのですが,いよいよ残りは,20番から23番の4曲ということになります。今回ゲスト出演された,ヒューリンガーさんは,今回,プライベートに金沢を訪れていたのですが,蓄音器館の人脈を通じて,本当にうまい具合に共演が実現しました。この縁を生かして,弦楽四重奏曲のシリーズの後は,是非,ヒューリンガーさんを加えての弦楽五重奏曲の続編を聞いてみたいと思いました。

2007/10/20

PFU創立20周年クリスマスチャリティコンサート

毎年恒例の「PFUクリスマスチャリティコンサート」ですが,今年は創立20周年ということで,大変豪華な内容となっています。プログラムと出演者は以下のとおりです。

2007年12月22日(土曜日) 開場14時 開演15時
指揮:金聖響,ピアノ:中村 紘子,オーケストラ・アンサンブル金沢(特別大編成)

<中村 紘子の世界>
チャイコフスキー :ノクターン op.19-4
ショパン :軍隊ポロネーズ op.40-1

<金 聖響 クリスマスに贈るブラームス>
ブラームス :交響曲 第4番 ホ短調 op.98

<中村 紘子の世界/ピアノとオーケストラ>
チャイコフスキー :ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23

金聖響さんとOEKが大阪で行っているブラームス交響曲全集ですが,金沢では一足先に完結してしまうことになります(ただし,大阪公演では別のブラームスの作品が演奏されますので,金沢の方はコンプリートではありませんが)。

詳細は以下のPFUのページをご覧下さい。
http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new071019.html

2007/10/11

OEK信濃路公演

私の方は今週ずっと大阪に来ているのですが,OEKの方は長野県で公演を行っているようですね。

長野公演
2007年10月11日(木)18:30開演(18:00開場)
会場:長野県県民文化会館中ホール
指揮:外山雄三
独奏:久保田千裕(ピアノ)

松本公演(長野)
2007年10月12日(金)19:00開演(18:30開場)
ザ・ハーモニーホール
独奏:東 誠三(ピアノ)

考えてみると北信越でプロオーケストラがあるのは,金沢だけということで,毎年秋の公演を機会に,長野県の方にも親しんでもらえるとありがたいですね。

PS.私の方はホテルの部屋から書いています。ノートパソコンがあれば,自宅に居るときと全く同じ条件で接続できます。便利な世の中になったものです。

2007/10/08

コンサートに行きそこないました

本日行われた「もっとカンタービレ:オーケストラ・アンサンブル室内楽シリーズ第3回 ウィーン古典派 室内楽名曲集」なのですが...なんと開始時間を間違え,行き損なってしまいました。シューベルトのコンサートに行き過ぎてボケてしまったようです。

本日は日中,石川県立能楽堂でもOEKメンバーによるコンサートが行われましたが,こちらの方も出かけることができませんでした。というわけで,行かれた方がありましたら,是非,内容などについて教えてください。

それにしてもこれだけ派手に間違ったのは初めてのことです。回数券チケットを持っていたのですが,よく見ると「第3回公演のみ14:00開始」としっかり書いてありました。

OEKfanの演奏会情報の方にも間違って書いていたようなので,私同様間違われた方がありましたら,大変申し訳ありませんでした。

2007/10/06

シューベルト・フェスティバル5日目

連日行われているシューベルト・フェスティバルの5日目に出かけてきました。今日は仲道郁代さんと地元の若いピアニストが共演するということで,我が家も家族で出かけてきました。仲道さんがソロで演奏した後,後半で次々と連弾を行っていくのですが,仲道さんのアドリブ的なトークの素晴らしさに感服しました。

一言で言うと「子供の扱いがうまい」ということになるのですが,緊張している子供たちからうまくコメントを引き出し,そのコメントを元に前向きな気分を盛り上げていました。最後に「音楽って良いですね」と語られていましたが,まさにそのとおりと思わせるステージとなっていました。NHKでかなり以前,中村紘子さんなどが先生となって,子供たちにピアノを教える「ピアノのおけいこ」という番組がありましたが,ちょっとその雰囲気を彷彿とさせるものがありました。

ただし,子供たちの演奏のレベルは,「おけいこ」というレベルを超えており,本当に立派な演奏を聞かせてくれました。我が家の子供も(同世代なのです),かなり刺激を受けていたようです。

この演奏会は邦楽ホールで行われたのですが,その後,昨日についてハシゴをしました。交流ホールで行われていたフルートリサイタルをちょっと聞いた後,今度はコンサートホールに移り,オーケストラと歌曲の夕べを聞いてきました。故ヘルマン・プライさんとOEKが共演してきた公演の再現のような感じでしたが,今回の特徴はバリトン,テノール,ソプラノで歌い分けていた点です。特にテノールの吉田浩之さんの歌が見事でした。「冬の旅」をテノールで歌うのは比較的珍しいと思うのですが,バリトンが歌うのとは違った魅力を引き出していました。

その後,せっかくなので,仲道さんのピアノ・ア・ラ・カルトの第2部の方に出かけてきました。昼間に行われた第1部同様,若いピアニストのすがすがしい演奏を楽しむことができました。

今年の「シューベルト・フェスティバル」ですが,これまでのモーツァルトやハイドンに比べると,オーケストラ・コンサートは少なかったのですが,その分,室内楽,器楽曲,声楽曲の演奏会が充実していた気がします。シュライヤーさんが来日されなかったので,少々地味になったところはありますが,シューベルトを堪能できた1週間でした。

2007/10/05

シューベルト・フェスティバル4日目

今日はシューベルト・フェスティバルの4日目に出かけてきました。OEKファンとしては,少しでも沢山のコンサートに行ってみようと思い,今日は午後から休んで約7時間音楽堂(及びその付近)にいました。今日聞いたのは,金澤攝さんによるシューベルト:ピアノ・ソナタ第19番他,エーデルワイス・カペレwithMARIA,フォルテピアノで奏でるシューベルトの調べ,そして,仲道郁代withOEKチェンバーナイトでした。

「コンサート・ホールに入れば落ち着く」という私のようなものにとっては,何とも言えず幸福な1日でした。今日聞いた中では,何と言っても仲道さんとOEKメンバーによる室内楽がすばらしかったです。仲道さんはとても正統的なピアニストですが,周りにいる人を暖かい気持ちにさせるようなオーラがあり,どの曲も自然な微笑みに満ちていました。

金澤さんの鬼気迫るソナタも独自の世界を描いていました。山田ゆかりさんとOEKメンバーによる室内楽は,仲道さんとOEKメンバーによる室内楽を一回り小さくしたような雰囲気がありました。軽やかにコロコロと転がるような音が印象的でした。

時間調整のようなつもりで聞いていた「エーデルワイス・カペレ」というグループなのですが...これが予想以上jに楽しいステージでした。6人組による一種の室内楽なのですが,アルプホルンの演奏があったり,ダンスがあったり,エンターテインメント精神の塊のような方々でした。疲れを知らない皆さんで,夜の公演の前にも後にも演奏されていました。

明日は再度,仲道さんが登場し,夜はオーケストラと歌曲の夕べになります。これにも出かける予定です。

PS.というわけで,演奏会レビューをまとめる時間がありません。こちらの方はもう少しお待ち下さい。

2007/10/03

シューベルト・フェスティバル2日目に出かけてきました

10月2日から音楽堂で始まったシューベルトフェスティバルの2日目に出かけてきました。今日は定期公演と兼ねていたのですが,音楽堂の入り口付近の売店やらカフェやらの華やかな雰囲気を味わうだけでも,”フェスティバル”という気分になります。

今回の公演は,当初,ペーター・シュライヤーさんが指揮される予定でしたが,シュライヤーさんの体調が悪く,来日できなくなったため,大山平一郎さんに変更になったものです。大山さんの指揮を聞くのが今回がはじめたのようなものですが(一度,ファンタジー公演で聞いた記憶があります),大変緻密で,しっかりと計算された音楽を聞かせてくれました。大山さんはヴィオラ奏者出身ということですが,その音楽作りにもその経験が生きているのではないかと感じました。

最初に演奏された,序曲は,ほとんと演奏される機会のない珍しい曲でしたが,どこかデモーニッシュな雰囲気のある曲で,大変聞き応えがありました。その後,「未完成」「ザ・グレイト」と続くのですが,協奏曲なしで,交響曲2曲というプログラミングは意外に珍しいと思います。オーケストラそのものを堪能できるプログラムといえます。

未完成の方は第1楽章を大変ゆっくりとしたテンポでじっくり聞かせた後,第2楽章では透明感を感じさせてくれました。ザ・グレイトの方もゆったりと聞かせる部分と,手綱を引き締めて,キビキビを聞かせる部分の対比が決まっており,大変充実した演奏となっていました。特に執拗に繰り返されるリズムを緻密に嬉々として積み上げていくようなフィナーレが印象的でした。

シューベルト・フェルティバルの方は,室内楽,ピアノ独奏,歌曲...と沢山のプログラムが用意されています。平日の日中なので,なかなか参加できないのですが...金曜日は半日ほど仕事を休んで,じっくり堪能してみようと思っています。明日は青島広志さんの登場ということで,また華やかなステージになりそうです。

2007/10/02

シューベルト・フェスティバル開幕

私自身はまだ出かけていませんが,石川県立音楽堂でシューベルト・フェスティバルが開幕したようですね。北国新聞には次のような記事が掲載されていました。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20071002002.htm

このシューベルト・フェスティバル(及びその近辺のOEK関連の演奏会)でどういう曲が演奏されるか主なものを調べてみたのですが,とても充実していますね。

交響曲第7(8)番「未完成」(10/3)
交響曲第8(9)番「ザ・グレート」(10/3)
八重奏曲(10/8)
ピアノ五重奏曲「ます」(10/5)
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(10/9)
アルペジョーネ・ソナタ(10/5)
しぼめる花による変奏曲(10/6)
ピアノ・ソナタ第13番?(10/4)
ピアノ・ソナタ第19番(10/5)
即興曲から(10/6)
軍隊行進曲(10/6)
幻想曲(10/6)
歌曲多数(魔王,野ばら,ます,セレナード,アヴェマリア...)

私自身もそうなのですが,シューベルト好きにはたまらない1週間になりそうです。

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