OEKのCD

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« CADENZA 2008.1-3 | トップページ | 北陸朝日放送「指揮者岩城宏之最後のタクト」芸術祭賞優秀賞受賞 »

2007/12/19

もっとカンタービレ第4回 色彩と光 フランス室内楽集

今日は「もっとカンタービレ第4回 色彩と光 フランス室内楽集」に出かけてきました。このタイトルだけだとなかなか想像はつかないと思うのですが,非常に独創的なコンサートでした。交流ホールの機能と雰囲気を使い切った大変楽しい内容でした。

今回のプログラムは,前半がミヨーとジョリヴェ,後半がルイ14世時代のバロック・ダンスということで一般的によく聞かれる「クラシック音楽」の時代がすっぽりと抜けていました。私自身,すべて初めて聞く曲でした。それでいて,大変楽しめる内容になっていたのは,やはり何と言っても井上道義さんの力です。

実は当初,井上さんがバロックダンスを踊るということで,大変楽しみにしていたのですが,体調不良で,トークのみで参加されました。サービス精神旺盛な井上さんらしく,踊れなかった分もトークで盛り上げようという気持ちがとてもよく伝わってきました。井上さんのダンスはまた別の機会の楽しみにしたいと思います。

それにしても前半と後半のプログラムには大きな落差がありました。これが違和感なくつながってしまうのが,OEKらしさかもしれません。前半は大村夫妻と松井さんによる,とてもさっぱりとした暖かみのあるミヨーの後,ジョリヴェの曲が演奏されました。これは「兵士の物語」の編成で演奏される作品ということで,ストラヴィンスキーの曲に通じる原始的な雰囲気もあったのですが...前衛的でした。ジャズのセッションのような雰囲気もあり,交流ホールで演奏すると妙に雰囲気が出る曲だと思いました。坂本さんのトークも大変興味深いものでした。

後半のバロックダンスの方は,一転して,交流ホールがヴェルサイユ宮殿となりました。セットはなかったのですが,ステージの配置はルイ14世時代を意識したもので,ステージを変幻自在に変えられる交流ホールならではのパフォーマンスとなっていました。浜中康子さんは,まず,バロック時代の舞曲のステップをいくつか解説付きで見せてくれましたが,これも大変貴重でした。最後,バロック時代のドレスをつけて,ラ・フォリアなどを踊られましたが,背筋をピンと伸ばした踊りは,まさに絵から抜け出てきたようでした。

というわけで,この「もっとカンタービレ」シリーズは,耳だけではなく,目も離せません。

« CADENZA 2008.1-3 | トップページ | 北陸朝日放送「指揮者岩城宏之最後のタクト」芸術祭賞優秀賞受賞 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/152606/17421593

この記事へのトラックバック一覧です: もっとカンタービレ第4回 色彩と光 フランス室内楽集:

« CADENZA 2008.1-3 | トップページ | 北陸朝日放送「指揮者岩城宏之最後のタクト」芸術祭賞優秀賞受賞 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック