OEKのCD

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2007年9月16日 - 2007年9月22日

2007/09/21

井上道義音楽監督,定期公演に「初登場」

井上道義さんが,OEKの2代目音楽監督になって半年以上たちますが,意外なことに今回の定期公演が,音楽監督としての初登場ということになります。2007-2008の開幕の公演ということと合わせ,今回の公演はどこか華やいだ気分のある演奏会となりました。ただし,演奏されたのは,ハイドンとベートーヴェンということで,井上音楽監督の「古典志向路線」を改めて印象付けてくれました。

今回演奏された曲の中では,何と言っても最後にされた「運命」が,「さすが,ミッキー」という,エキサイティングな演奏でした。スポーツ新聞風に言うと「ミッキー大暴れ,奇跡の大勝利」という感じで,大変身振りの大きい第1楽章から,圧倒的な明るさと爽快感を持ったクライマックスへと,どこを取っても退屈させる部分はありませんでした。金管楽器をはじめ,オーケストラ全体が大変良く鳴っていました。第3楽章のコントラバスの速弾きなどソリスティックな面白さも楽しめました。定期公演「初登場」にふさわしい充実した演奏でした。

2曲目に演奏された,ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は,今月聞くのが2回目です。同じ月に別のソリストで同じ協奏曲を演奏するのは,かなり珍しいことだと思います。この日の演奏ですが,9月2日の演奏よりもOEKの方もソリストの方もスケールの大きさを感じました。ソリストは,チョーリャン・リンさんで,明るく伸びやかな音でとても円満な音楽を聞かせてくれました。第1楽章はちょっと音程が甘くなるような部分がありましたが,段々と音の鳴り方も良くなってきて,堂々たる音楽を楽しませてくれました。OEKの演奏の方は,冒頭からティンパニの存在感が際立っていました(シルヴィオ・グァルダさんという方だと思います)。

1曲目はハイドンの「アレルヤ」という珍しい交響曲でした。古楽奏法的な雰囲気のある演奏でしたが,それでもすっきりと流れるだけではなく,多彩な表情を感じさせてくれるのは,井上さんならではだと思いました。

この日の会場は,オルガン・ステージの部分が朝顔の蔓や葉に覆われておりびっくりさせてくれましたが(造花かもしれません),これは21世紀美術館を意識した,井上音楽監督のアイデアとのことです。今シーズンも何が出てくるか分からない,と期待させてくれる演奏会となりました。

2007/09/19

岩城宏之メモリアルコンサートのテレビ放送

今月2日に石川県立音楽堂で行われました「岩城宏之メモリアルコンサート」が,早くもテレビ金沢で放送されます。

放送局:テレビ金沢
日時:2007年9月22日(土)15:00~15:55

吉本奈津子さんのヴァイオリンを再度楽しみたいと思います。

(情報源)
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2007/09/post_41.html#more

2007/09/18

未来に残したい「石川のメロディ」募集

石川県では,OEKのためのオリジナル楽曲「交響曲ISHIKAWA」を作曲するという企画を考えているようです。能登・加賀・金沢の三部構成となる曲で,2008年3月の完成を目指しているとのことです。

その作曲にあたり,参考素材となる「石川のメロディ」を募集するとのことです。ウィキペディアに代表される「集合知」的な作曲ということで,期待したいと思います。締め切りは11月30日です。

詳細は,以下のページをご覧下さい。
http://www.notomedia.com/symphony/

2007/09/16

OEKの「椿姫」公演に行ってきました

フィルハーモニー公演とファンタジー公演の2回行われた森麻季さんがタイトル・ロールを歌った「椿姫」公演のうち,本日行われたファンタジー公演に出かけてきました。今回の公演では,何と言っても森さんの歌と演技が注目だったのですが,どちらも大変素晴らしいものでした。声自体に透明感があるので,幕が進むにつれて,死期が近づくという展開に非常にリアリティがありました。第1幕などは,その分,華やかさが欲しい部分もありましたが,「ああ,そはかの人か」の部分などの非常にしっとりとした気分は室内オーケストラとしてのOEKとぴったりの歌だと思いました。「花から花への」最後の超高音では非常に細く透き通る声を見事に聞かせてくれました。

佐野さんと直野さんのアルフレートとジェルモンは,もう,見る前から素晴らしいことは分かっていたのですが,期待どおりの素晴らしさでした。佐野さんの声が入ると「イタリア!」な情熱が加わり,直野さんが登場すると厳しい現実と渋さが立ち上がります。この2人でドラマを引き締めていました。大勝さんの指揮も素晴らしく,「ヴェルディは,こういう効果的な音楽を付けていたのだ」ということが鮮明に伝わってきました。

公演全体については,やはりコンサートホールでの上演ということで,最善とは言いがたい部分がありました。また,途中にOEKエンジェル・コーラスがゲストとして加わっていたのは(歌ってくれた子供たちには責任はないのですが),「?」という演出でした。ヴェルディの音楽だけに浸りたかったと思いました。

というわけで,金沢市観光会館が,「歌劇座」と名称変更するということですので,次回は是非,森さんの歌+OEKで,「ラ・ボエーム」などを歌劇座で聞いてみたいものだ,と思いました。

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