金沢大フィル定期演奏会
明日,OEKは邦楽器との共演のコンサートを行いますが,そちらの方には行けないので,代わりに(?),毎年この時期に行われている金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。今回の指揮は,OEKの指揮でもお馴染みの山下一史さんで,メインプログラムはブラームスの交響曲第4番でした。
山下さんが金大フィルを指揮するのはかなり前に1度あったような気がします。たしかその時もブラームスの交響曲第4番だったはずです。演奏の方は,少々アラが目立つ部分もありましたが(金沢歌劇座の方が目立ちやすい?),山下さんの作る音楽は,相変わらず若々しいもので,学生オーケストラらしいブラームスになっていました。4番の終楽章などは,各楽器のソロやアンサンブルも充実しており,聞き応えのある演奏になっていました。
それにしても,このところ金沢ではブラームス・ブームのような感じです。2007年は,フィンランド放送交響楽団の2番,金聖響さん指揮OEKによる1,2,3,4番が演奏されましたが,2008年もノリントンさん指揮でブラームス1番が演奏されます。その他,県内各地のアマチュア・オーケストラもブラームスを演奏する機会が多いようです。やはり,これも「のだめ」効果なのかもしれません。
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