石川県学生オーケストラ&オーケストラ・アンサンブル金沢合同コンサート
今日は金沢歌劇座で行われた,石川県学生オーケストラ&オーケストラ・アンサンブル金沢合同コンサートに出かけてきました。このコンサートもすっかり定着した感じですが,今年演奏される曲はベルリオーズの幻想交響曲ということで,特に楽しみでした。
指揮の大勝秀也さんの下,総勢130名編成(チラシによる)幻想交響曲は大変な迫力でした。ただし,どぎつい感じはなく,一気にアクセルを踏み込むようにすっきりと終わった第5楽章のコーダの部分をはじめ,,大変爽やかな音楽となっていました。
随所に出てくるソロもがんばっていました。学生オーケストラの奏者の方が首席を担当していましたが,第3楽章に出てくる,コールアングレとオーボエの対話をはじめ,大変しっかりとしたソロを楽しむことができました。第5楽章の鐘の音ですが,チューブラベルの音に加えピアノの音が入っているように聞こえました。
この曲は,ベルリオーズがまだ若い頃に作った出世作にして最大傑作ですが,学生オーケストラが演奏するのに本当にぴったりの曲だと実感しました。
« ラ・フォル・ジュルネ金沢,タイム・テーブル発表 | トップページ | 弦楽四重奏でめぐるモーツアルトの旅第9回 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント