OEK団員によるふだん着ティータイムコンサート Vol.11開催
今回で11回目となるOEK団員によるふだん着ティータイムコンサートに出かけてきました。この日は午前中まで雨天,午後からも曇天だったのですが,例年どおり大勢のお客さんが金沢市民芸術村に来ていました。今年も午後2時に子供のためのコンサートが始った後,午後6時半頃までOEK団員による室内楽の公演が行われました。
今回のプログラムは,例年にも増して渋いところがありましたが,それでも芸術村のミュージック工房のような密度の高い空間だと迫力がダイレクトに伝わって来るので,オーケストラ全体を聞くのとは違った楽しみ方ができます。それと,やはり,OEKの皆さんも普通の人(?)なのだな,と実感できます。これがこのコンサートの良さです。
今回演奏された曲の中では,無伴奏で一人で演奏する曲が特に印象的でした。3曲ほどありましたが,いずれも,じっくりと聞き入ってしまいました。今年はラ・フォル・ジュルネ金沢の後の公演ということで,新たなファン層にもアピールできた,「ふだん着」コンサートだったのではないかと思います。
« 芸術家検定?:芸術家カドリールに挑戦 | トップページ | 弦楽四重奏でめぐるモーツアルトの旅(10) »
コメント