弦楽四重奏曲でめぐるモーツァルトの旅 その11
クワルテット・ローディによる,モーツァルトの弦楽四重奏曲の全曲演奏シリーズの第11回目に出かけてきました。今回22番が演奏されましたので,残りあと1曲となりました。
前半,モーツァルトらしからぬハ短調のアダージョとフーガが演奏された後,いつもにも増して充実した大村さんのトークを堪能しました。また,あと1回ということでメンバーの皆さんから「モーツァルトシリーズに参加して...」というお題による感想を聞くことができました。演奏者の皆さんにとっても有意義なシリーズだったことがよく伝わってくるようなお話でした。
後半に演奏された22番の弦楽四重奏曲は,プロシア王セット第2番にあたります。ハイドン・セットよりは,シンプルな感じですが,チェロによる美しいメロディをはじめ,大変聞きごたえのある演奏でした。クワルテット・ローディの演奏は,1音もおろそかにしないようなじっくりとした雰囲気の演奏でした。後期に入り,ますます,息の合った演奏を楽しむことができました。
最終回は9月3日ということで,夏休みが終わった後に是非聞きに行きたいと思います。
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