朝日親子サマースペシャル ジョイントコンサート
OEKは,ヨーロッパの夏の音楽祭ツァーから無事戻って来たばかりでが,今日は夏休み恒例企画の「朝日親子サマースペシャル ジョイントコンサート」に出かけてきました。OEKエンジェルコーラスと石川県ジュニアオーケストラとの共演ということで,会場は,その家族・親戚・知人・友人といった感じの親子連れの姿が目立ちました。私も子供と2人で出かけてきたのですが,団員名簿を見ながら「この子知っとる。この子も知っとる」という感じで興味深げに音楽を聞いていました。
演奏会の方は最初にOEK単独でレスピーギの「鳥」が演奏された後,エンジェルコーラスとの共演で新美徳英さんの「ぼくは雲雀」が演奏されました。この曲は過去にも一度演奏されたこともあるのですが,その時同様,倉知竜也さん編曲によるオーケストラ伴奏版によるものでした。メロディ自体は全般にシンプルな曲が多いのですが,ジャズ風になったりラテン音楽のようになったり,手拍子が入ったり...と1曲ごとに工夫が凝らされており,全く飽きずに楽しむことができました。
後半はまず,石川県ジュニア・オーケストラ単独でモーツァルトのディヴェルティメントK.138の第1楽章が演奏された後,映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の音楽がOEKとの合同で演奏されました。私自身,この映画を観たことはないし,ディズニー・ランドにも行ったことはないのですが,「これぞハリウッド調」という感じのこれでもかこれでもか,という感じの音楽で,爽快感に浸ることができました。最後の「フィンランディア」も金管楽器の澄んだ力強い響きをはじめとして,大変爽快な演奏でした。暗い気分から明るく盛り上がる音楽を若い人たちが演奏するのを見るのは,夏バテ防止にピッタリという気がしました。
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