金沢エキコンに行ってきました
金沢エキコンに井上道義さんとOEKメンバーが登場するということで,今回初めてこのコンサートに出かけてきました。OEKの方はさすがにフル編成ではなく,弦楽メンバーを半分ほどに減らしての編成でしたが,それでもチャイコフスキーの弦楽セレナーデのワルツ,武満さんのワルツなどOEKのお得意の曲など小品7曲を聞かせてくれました。
タテ看によると,「祝・ラ・フォル・ジュルネ金沢2009」ということで,テーマであるモーツァルトの作品をもっと演奏するのかと思ったのですが,最初に演奏したK.136のディヴェルティメントの第1楽章だけでした。
このコンサートですが,井上さんが登場するということもあって,かなり大勢のお客さんが集まっていました。私は比較的前の方に居たので全貌は分かりませんでしたが,コンコースは黒山の人だかりになっていました。
今回,いちばん素晴らしいな,と思ったのは井上さんのトークです。各曲の間すべてにトークが入りましたが,指揮姿同様,お客さんをぐっと引き付ける力があります。今回の30分の無料コンサートは,半分はラ・フォル・ジュルネ金沢の予告編のようなものだったと思いますが,井上さんを間近で見て,OEKを間近で聞いて,「また来たい」と思った人は多かったのではないかと思います。絶好のPRとなったイベントでした。
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