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2008/12/17

もっとカンタービレ第11回室内楽名曲の玉手箱

今日は,オーケストラ・アンサンブル金沢室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」に出かけてきました。今回は,ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ,ベートーヴェン:六重奏曲,スメタナ:弦楽四重奏曲「我が生涯より」 ということで,このシリーズならではのプログラムでした。

1曲目は,フルート,ハープ,ヴィオラ,2曲目が管楽六重奏,3曲目が弦楽四重奏ということで,いろいろな編成を楽しむことができたのですが。OEKの皆さんの衣装も各曲ごとにセンスの良さを競っているようなところがあり,大変華やかな感じのする室内楽公演でした。

今回聞いた曲の中では,ベートーヴェンの六重奏曲がとても良い曲でした。初めて聞く曲でしたが,ホルンとファゴットが2本ずつ入っているだけあって,大変充実した響きでした。木藤さんのクラリネットが華やかに活躍する部分が多かったのですが,この軽快な音も印象的でした。

最後に演奏された,スメタナの「我が生涯から」は,一度実演で聞いてみたい曲でした。スメタナの苦難に満ちた人生を振り返る弦楽四重奏曲という異色作ですが,冒頭の古宮山さんのヴィオラのくっきりした音で始まった後,まさに人生を俯瞰するようなドラマティックな音の流れをじっくりと味わうことができました。

最初に演奏された,ドビュッシーの曲は,少々つかみどころがないところがあったのですが,武満徹さんの曲を思わせるようなところがあり(これは武満さんの方がドビュッシーの影響を受けているのだと思いますが),大変ファッショナブルな雰囲気がありました。

12月はOEKの室内楽公演が目白押しですが,OEKが細胞レベル(?)で金沢市内各地に溶け込んできているような気がします。このシリーズもますます調子が出てきたと思います。

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