OEKのCD

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2008年5月4日 - 2008年5月10日

2008/05/10

ラ・フォル・ジュルネ明け,今度は定期公演

ラ・フォル・ジュルネ明け初の定期公演が行われたので出かけてきました。石川県立音楽堂は,1週間前の混雑が嘘のように平静に戻っていました。あの3日間は何だったのだろう?とちょっと不思議な気分になりました。

今回のプログラムは,フランス音楽が中心でしたが,ベートーヴェン漬けの後には,ぴったりだったかもしれません。あらゆる面で反対の音楽という感じでした。前半は, ロッシーニの「絹のはしご」序曲に続いて, サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番が演奏されました。この曲は,OEKが演奏する機会の比較的多い曲ですが,ピアノの技巧のエッセンスがコンパクトに凝縮されたような分かりやすい作品で,鶴見彩さんの鮮やかな技巧を堪能できました。

後半は,ラヴェルの「クープランの墓」「マ・メール・ロア」が演奏されました。今回,ミケランジェリさんの代役で登場したフォレスティエさんの指揮は,どちらの曲も前半,じっくりと柔らかな響きを聞かせた後,最後に鮮やかな響きで締めくくる感じで,メリハリの効いたものでした。これらの曲では,特に水谷さんのオーボエが大活躍でした。ベートーヴェンの「英雄」の時とは,また別の鮮やかで優雅な音楽の世界を楽しませてくれました。

このところ,OEKはフランス音楽に力を入れています。数年後ぐらいには,ラ・フォル・ジュルネ金沢のテーマになるのかな,と結局は,ラ・フォル・ジュルネのことを考えながら聞いてしまいました。やはり,あのイベントは画期的だった気がします。

2008/05/06

ご本家の公式ブログにもLFJKが

昨日,終わったラ・フォル・ジュルネ金沢ですが,その様子が,ご本家の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の公式ブログの方にも記事が掲載されていました。
http://www.lfj.jp/lfj_report/2008/05/post-410.php

これを見て,来年,金沢に来てくれる人が増えると良いですね。最近の大きなイベントの常として,準備段階から舞台裏をブログで見せていくという手法は考えて行っても良さそうです。この辺にボランティアの入り込む余地があると思います。

また,本日の「朝一」公演も無事終わったようです。
http://www.lfj.jp/lfj_report/2008/05/post-412.php
将来的には金沢21世紀美術館とのタイアップ公演・タイアップ・グッズなども期待できそうですね。今回,実はステージのデザイン的な雰囲気があまりお祭りっぽくないと思ったのですが,この辺の雰囲気作りにも何か工夫ができる気もします。

八角形だった...

前の記事で,「六角形の赤いステージ」と書いていたのですが,新聞記事を読んでみると「八角形」の間違いだと分かりました。意外なところに盲点がありました。すべて「熱狂のせいです」と言い訳ができてしまうのも好都合ではあります。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080506101.htm
http://www.hokkoku.co.jp/_syasetu/syasetu.htm

今回の音楽祭の盛り上がりですが,やはり北国新聞をはじめとする地元での記事の扱いが大きかったことが観客動員を伸ばした理由の一つだったと思います。日頃クラシック音楽を聞かない老若男女(まず我が家の母親でも「熱狂の日やねぇ」などと口にしていましので)を問わずお客さんを集めたという意義は大きかったと思います。素地があることは分かったので,これをどう今後に繋げるかが課題になってきそうです。

2008/05/05

ラ・フォル・ジュルネ金沢の入場者数訂正

先ほどのメッセージで書いたラ・フォル・ジュルネ金沢の入場者数ですが,8万人ではなく8万5千人の間違いでした。正確な入場者数はまた別途報告があるかと思います。

それとクロージング公演の写真が早くも公式ホームページに掲載されていました。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/index.html

この写真は,気が早いですが来年の「ラ・フォル・ジュルネ金沢」にそのまま使えそうです。交流ホールがこうなるとは...予想できませんでした。ちなみに私は「かぶりつき」の席(大相撲で言うところの砂かぶりの席)にいました。音響は悪かったけれども,非常に盛り上がります。思わず手をのばして,団員と握手したくなったほどでした。

ラ・フォル・ジュルネ金沢最終日:まだ人が入った!もう満杯!こんなにファンがいたのか!

0505いよいよラ・フォル・ジュルネ金沢も最終日。ピアノのリサイタルを2つ聞いた後,コンサートホールでの小山さんと井上/OEKによる「皇帝」を聞きに行こうと思ったのですが,またまた恐ろしい列になっていました。昨日の「英雄」「ヴァイオリン協奏曲」が限界かと思ったのですが,さらにそれを上回る人が入りました。何と音楽堂の通路にまで人が座り,バルコニー席の後ろで立っている人が何人もいました。もちろんステージ上にも座席はあります。

この光景が左の写真です。皇帝が始まった後,どこかで見たことのある風景だと思い,よく考えてみると,今回のポスターの絵と非常によく似ているのです。ベートーヴェンがピアノを弾いていますが,これを小山さんに換えれば取り囲んでいる雰囲気ほとんと同じです。何とよく出来た結末なのだろうと感心し,聞きながら...感動しました。

さらに感動に続きがありました。コンサートホールでの公演が終わった後,OEKが交流ホールで最後の公演を行ったのですが,そこでの盛り上がり方はこれまでにないものでした。この赤い六角のステージは,非常にお客さんとの距離が近いので,OEKと聴衆が一体になったような気分を味わえました。

演奏後,つまりラ・フォル・ジュルネ金沢のすべての公演が終わった後,OEK団員が全員いなくなるまで拍手が続き,井上さんが最後にお礼を言いました。それでも拍手が続き,井上さんが呼び出されました。もうやることのない井上さんは,バレエのピルエットを1回回ってくれましたが,こちらの方も感動的な結末でした。

ある程度,盛り上がるとは予想していましたが,これだけ盛り上がるとはOEKファンである私も予想がつきませんでした。いつの間に(もしかしたらこの熱狂の期間の間に)OEKファンが一気に増えたのかもしれません。ラ・フォル・ジュルネ・ブランドのすごさを実感した1週間でした。

OEKはこのチャンスを是非今後に生かしていって欲しいと思います。今回の写真を音楽堂に常設展示して欲しいぐらいです。恐らく,赤い六角ステージでの公演は,非常に良い写真になっていると思います(明日の北国新聞のトップか?)。というわけで,OEKにとっても石川県,金沢市にとっても大変意義の大きい1週間だったと思います。

ちなみに入場者数ですが,予想の5万人を大きく上回り,8万人入ったのだそうです。これも驚きです。

2008/05/04

熱狂の日 本公演2日目:これが金沢スタイルだ!

0504_2 05042_2

ラ・フォル・ジュルネ金沢,本公演2日目に出かけてきました。今日は1日目ほど慌しいことはせず,途中,交流ホールでの公演を聞いたりしながら,5公演聞きました(これでもかなりのものですが)。

今日の公演の中では何と言っても井上さんとOEKが登場したコンサートホールでの2公演が記念碑的公演となりました。「英雄」の前で特別に井上さんが「岩城さんは,こういう日が来ることを待っていたのでは」といったスピーチをしました。それもそのはずで,通常の座席は3階まで満席,ステージ上もOEKメンバー以外は全部お客さんという状態になっていました。これはちょっと感動的な光景でした。実は私も「ものは試しに」とステージ席に座ってみましたので,奏者側の視点で感動してしまいました。この場所に座っていた人の多くは携帯やデジカメで記念撮影をしていましたが,この辺も「熱狂に免じて」か,特におとがめなしでした。

恐らく,ブログなどを作っている人は私のような感じで写真を載せたくなるのではないかと思います。もしかしたら,この「やってはいけないことを,熱狂にまぎれてやってしまう」という感覚は,この音楽祭の重要なポイントなのではないかと感じました。

この席に座ってみて,まず,いつもとオーケストラの響きが違うのが大変面白かったのですが(ティンパニとコントラバスの音が大変よく響くことを実感),オーケストラとは何かということもよくわかった気がしました。オーケストラとは,精密機械だと思いました。各楽器が実に精密に音を出しているなぁと思いました(これはOEKの素晴らしさなのかもしれませんが)。そしてやはり指揮者の力はすごいと思いました。精密機械をどう動かすかは指揮者のふるまい次第だと思いました。

今日の最終公演の,庄司さんが登場したヴァイオリン協奏曲も非常に集中力の高い演奏で,最後の音が終わった後の拍手の盛大さはすごいものがありました。演奏はこの拍手のための前奏だったのでは,と思ってしまいました。

というわけで,いよいよ明日が最終日です。OEKには是非,東京公演でもこの金沢の熱気を身に付けて行って欲しいものです。

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