OEKのCD

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2008年6月1日 - 2008年6月7日

2008/06/07

OEK夏の音楽祭公演

今年の夏,OEKは,フランスとドイツで行われる2つの音楽祭に出演します。OEKの公式ホームページに情報が掲載されていましたので,ご紹介しましょう。7月の定期公演は,その壮行公演になりそうですね。

ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭(フランス)

●7月30日(水)21:00開演 オールヌ湖特設会場
指揮:井上道義 独奏:ポール・ルイス(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 op.36

●7月31日(木)21:00開演 フロラン城公園特設会場
指揮:井上道義 独奏:アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(ドイツ)

●ノルデルシュテット公演 8月2日(土)20:00開演 ノルデルシュテット・ステージ
●ツェホー公演 8月3日(日)19:00開演 イツェホー劇場
指揮:井上道義,独奏:アビゲイル・ヤング(ヴァイオリン),ルドヴィート・カンタ(チェロ),イェレン・ベルヴァーツ(トランペット),リリヤ・ジルベルシュタイン(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第1番,ハイドン:交響曲 第96番 ニ長調「奇跡」 ほか

●レンズブルク公演 8月9日(土)20:00開演 キリスト教会
●リューネブルク公演 8月10日(日)19:00開演 聖ミカエル教会
指揮:ロルフ・ベック,独唱:クリストフ・プレガルディエン(テノール)ほか,合唱:シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭合唱団
ヘンデル:オラトリオ「アレキサンダーの饗宴」

2008/06/02

ゲルバーのベートーヴェン4大ソナタ

今年の5月前半,あれだけ沢山ベートーヴェンを聞いておきながら,「また,ベートーヴェン?」と言われそうですが,今日は,ピアノの巨匠,ブルーノ・レオナルド・ゲルバーさんによる「オール・ベートーヴェン」のリサイタルを聞いてきました。この方が金沢に来るとなると行かないわけには行きません。

演奏の方はまさに「ゲルバーのベートーヴェン」でした。常に余裕たっぷり。要所で聞かせる重みのある音。たっぷりとした歌。輝きに満ちた壮麗さがあると思えば,透明感のある響きに浸らせてくれる...と巨匠の芸を堪能させてくれました。ちょっとしたミスタッチがあったり,崩しすぎかな?と感じる部分もあったのですが,どの曲もゲルバーさんのオーラに包まれており,非常に聞き応えのある演奏となっていました。

いわゆる「4大ソナタ」が演奏されたのですが,その中では金沢で演奏される機会の少ない「ワルトシュタイン」が
特に印象的でした。冒頭の8分音符を聞くだけで,「ベートーヴェンだ」と思わせてくれる曲です。3楽章の最初の静かな入り方は鳥肌が立つ感じでした。

実は,この演奏会は,定期会員割引でチケットを購入したので,ラ・フォル・ジュルネ2回分よりも安い価格で聞いてしまいました。そういう意味では,「ラ・フォル・ジュルネ」のアンコール公演のような,雰囲気のある,大満足の演奏会でした。

2008/06/01

あまんじゃくとうりこひめ

昨日5月31日と本日6月1日の2日連続で,林光作曲「あまんじゃくとうりこひめ」の上演が石川県立音楽堂邦楽ホールで行われました。私はこのうち,本日行われた昼間の公演の方を見てきました。

民話を題材とした30分ほどのオペラで,故岩城宏之さんが初演の指揮をしたという作品ということで,もうすぐ命日となる岩城さんを追悼するには絶好の作品です。この日は林光さん自身も会場に来られており,作品の作曲方法など,とても興味深いお話を聞かせてくれました。

作品の方もとても聞きやすい作品でした。機織りのシーンのたびに,打楽器が同じリズムを刻むのですが,その心地よい響きと,ストーリー全体に漂うなんとも言えない,ちょっと切なくなるような情緒が残る作品です。その切なさというのは,何でも人と反対のことをしたがる「あまんじゃく」という存在そのもののもつ切なさです。この日は,朝倉あづささんが歌われていましたが,とても愛嬌のある雰囲気で,それが民話的な雰囲気にぴったりでした。

うりこひめ役の仲谷響子さんも世間知らずの姫の雰囲気にぴったりでした。それと,ドラマの中では悪役だった(見る前はあまんじゃくが悪役かと予想していました),北山吉明さんの演じた「とのさん」も,ほのぼのとした感じでぴったりでした。リアルな悪役ではなく,憎めない「バカ殿」風が受けていました。

ただし,狭いホールでの日本語台本ということで,ほぼ歌詞は聞き取れたのですが,やはり,一部不明な部分がありました。この辺はプログラムの解説でもう少し補って欲しいと思いました。

前半は,高輪真知子さんが石川県の民話をOEKの伴奏で朗読するというものでした。多分,バッハの曲だったと思うのですが,朗読の全く邪魔にならない音楽でしたので,音楽が入ることでかえってリラックスして聞くことができた気がしました。高輪さんはとても味のある語り口で,その話芸を堪能できました。このホールの雰囲気的には,夏休みに伴奏付き怪談でもやってくれるとぴったり来るような気がしました。

今回の企画は,流れ的には,2006年末に行われた「オルフェオ」の上演に続くものだと思いますが,邦楽ホールを使った小規模なオペラには今後も期待したいと思います。

北國文華はラ・フォル・ジュルネ金沢特集

このところ,ラ・フォル・ジュルネ金沢のレビューがいろいろなメディアに出てきていますが(昨日の北陸放送の特別番組も見ごたえがありました),北國新聞社から出ている「北國文華」第36号(2008年6月号)の巻頭特集が「ナントりくつな音楽祭:ラ・フォル・ジュルネ金沢2008を終えて」です。

#ちなみに「りくつな」というのは金沢の方言で,「うまく出来ている」といったニュアンスのあるほめ言葉です。

執筆者も大変豪華で,次のような方々が文章を寄せています。
高樹のぶ子,井上道義,ルネ・マルタン,フランソワーズ・モレシャン,飯尾洋一

https://sec.hokkoku.co.jp/bunka/

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