OEKのCD

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2008年8月17日 - 2008年8月23日

2008/08/23

IMAチェンバーオーケストラplays四季

IMAフェスティバルコンサートの3日目はIMAチェンバーオーケストラを中心とした演奏会でした。このオーケストラはIMAの精鋭からなる,エリート集団といっても良いオーケストラです。昨年のIMAから登場したのですが,今年は,ヴィヴァルディの「四季」がメインプログラムでした。このソリストですが,IMAチェンバー・オーケストラのヴァイオリン奏者が入れ代わり立ち代わりソリストになる,という大変面白い趣向でした。

ソリストとして,春:正戸里佳,夏:ヒュンス・シン,秋:南紫音,冬:アラ・シン,の順に登場しましたが,いずれも国際的なコンクールで入賞実績のあるIMAのマスター・クラスの受講生ということで,大変聞き応えがありました。”切磋琢磨”という言葉どおり,4人のソリストが競い合うように迫力のある音楽を聞かせてくれました。

前半はIMAの講師であるテノールのウーヴェ・ハイルマンさんとピアノのチュンモ・カンさんが登場しました。ハイルマンさんは,まさに”理想の王子様”のような声でした。コンサートホールが気持ちよい響きで支配されてしまったような見事な歌でした。チュンモ・カンさんは,IMAチェンバーオーケストラとバッハのピアノ協奏曲を共演しました。もともとはチェンバロ用の曲ですが,それをピアノで演奏するということで,もっと重苦しいものになるかと思ったのですが,オーケストラともども非常に軽快な演奏で,モダンな感じのする演奏でした。

というわけで,今年もまたIMAオーケストラの素晴らしい演奏を楽しむことができました。来年もまた,若い奏者をソリストに立てての公演に期待したいと思います。

2008/08/21

オイストラフ生誕100周年記念コンサート

IMAフェスティバルコンサートの2日目は,「オイストラフ生誕100周年記念コンサート」と題して,プロコフィエフのヴァイオリン曲ばかりを集めた演奏会が行われました。今年は指揮者のカラヤン,朝比奈隆も生誕100年ということですので,オイストラフも同じ年齢だったことになります。

登場したのは,オイストラフの弟子で今回のIMAの講師の一人であるオレグ・クリサとIMAの受講生でもある南紫音さんです。南さんは,今年CDデビューをされましたので,そのお披露目コンサートともいえます。

南さんがソナタ第1番を演奏し,それ以外の曲をクリサさん(クシシトフ・ヴェグジンさんとの二重奏も1曲ありましたが)が演奏しましたが,どの曲も聞き応えがありました。南さんの演奏は,真正面からシリアスな大曲に挑んだ演奏で,ピリっとした緊迫感に満ちていました。オレグ・クリサさんの演奏の方は,安定感たっぷりで,安心して聞ける堂々たる演奏でした。聞いていて,全く疲れないヴァイオリンの音で,「さすが!」と思いました。

プロコフィエフだけの渋いプログラムということで,会場には空席がかなりあったのですが,プロコフィエフの音楽の面白さを堪能できた演奏会でした。

2008/08/18

いしかわミュージックアカデミー2008開幕

夏休み恒例のいしかわミュージックアカデミー(IMA)が開幕しました。今年からIMAのコンサートの構成が変更になったようで,IMAフェスティバルコンサートと題して,1週間ほどの間に4つのコンサートが行われます(その他,IMA学生オーケストラなどによるコンサートも行われます)。今日は,そのオープニングコンサートである神尾真由子ヴァイオリン・リサイタルに出かけてきました。

神尾さんは,IMAの”卒業生”で,昨年のチャイコフスキー・コンクールで優勝し,一気に注目を集めた若手ヴァイオリニストです。今回演奏されたプログラムは,モーツァルト,プーランク,チャイコフスキー,ショーソン,ワックスマンということで,神尾さんのヴァイオリンを多面的に味わうのにぴったりの内容でした。

どの曲も意志の強さを感じさせる演奏で,自信に満ちていました。特にヴィブラートがしっかり掛かった高音が魅力的でした。咽ぶような情感の豊かさがあるのですが,甘さはなく,ぎゅっと引き締まっています。カルメン幻想曲の最後の部分では,ものすごく速い右手の動きを見せてくれましたが,ヴァイオリンの世紀の巨匠のハイフェッツを思わせるような迫力のある演奏だったと思います(ハイフェッツを実演で聞いたことはないので想像ですが)。

今年のIMAのコンサートは,若手ヴァイオリニストが次々登場しますので,弦楽器の愛好者にとっては目の離せない1週間になりそうです。それと24日に行われる「ライジング・スターコンサート」(500円!)にも注目です。既にキャリアを持った演奏者の演奏を聞くのも楽しみですが,自分の耳で新しいスターを探すのはもっとスリリングなここだと思います。というわけで,私の方もできるだけ多くのコンサートを聞きにいきたいと思います。

今月のぶらあぼの表紙はOEK

月刊のフリーの音楽情報誌「ぶらあぼ」の9月号ですが,OEKが表紙になっているようです。
http://www.mde.co.jp/

私自身,まだ現物を確認していませんが,ご覧になってみて下さい。

2008/08/17

朝日親子サマースペシャル ジョイントコンサート

OEKは,ヨーロッパの夏の音楽祭ツァーから無事戻って来たばかりでが,今日は夏休み恒例企画の「朝日親子サマースペシャル ジョイントコンサート」に出かけてきました。OEKエンジェルコーラスと石川県ジュニアオーケストラとの共演ということで,会場は,その家族・親戚・知人・友人といった感じの親子連れの姿が目立ちました。私も子供と2人で出かけてきたのですが,団員名簿を見ながら「この子知っとる。この子も知っとる」という感じで興味深げに音楽を聞いていました。

演奏会の方は最初にOEK単独でレスピーギの「鳥」が演奏された後,エンジェルコーラスとの共演で新美徳英さんの「ぼくは雲雀」が演奏されました。この曲は過去にも一度演奏されたこともあるのですが,その時同様,倉知竜也さん編曲によるオーケストラ伴奏版によるものでした。メロディ自体は全般にシンプルな曲が多いのですが,ジャズ風になったりラテン音楽のようになったり,手拍子が入ったり...と1曲ごとに工夫が凝らされており,全く飽きずに楽しむことができました。

後半はまず,石川県ジュニア・オーケストラ単独でモーツァルトのディヴェルティメントK.138の第1楽章が演奏された後,映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の音楽がOEKとの合同で演奏されました。私自身,この映画を観たことはないし,ディズニー・ランドにも行ったことはないのですが,「これぞハリウッド調」という感じのこれでもかこれでもか,という感じの音楽で,爽快感に浸ることができました。最後の「フィンランディア」も金管楽器の澄んだ力強い響きをはじめとして,大変爽快な演奏でした。暗い気分から明るく盛り上がる音楽を若い人たちが演奏するのを見るのは,夏バテ防止にピッタリという気がしました。

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