OEKのCD

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2008年11月2日 - 2008年11月8日

2008/11/08

筑紫哲也さん逝去

ニュースキャスター,ジャーナリストの筑紫哲也さんが昨日11月7日にお亡くなりになられました。筑紫さんは,故岩城宏之さんとも親交があり,OEKの”応援団”でもありました。岩城さんが亡くなられた時には,次のような記事を書かれています。
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/fusoku_pt?v=vol611&b_start=430

昨日は”ライバル局”のニュース番組でも追悼特集が組まれたようですが,これも筑紫さんならではだと思います。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/obituary/?1226107490

2002年に発行された「クラシック談話室:オーケストラ・アンサンブル金沢の響き」の中にも筑紫さんのエッセーが収録されていますが,OEKについて「フル編成のオーケストラよりも音がよく出ているのでは」と言ったら岩城さんが「そのとおりだ」と答えた,というエピソードが書かれていますが,とても良い話です。

心から哀悼の意を表したいと思います。

2008/11/06

オーケストラの経営学

OEKの話題とは直接関係はありませんが,最近,オーケストラの経営学/大木裕子著.東洋経済,2008 という本が出版され,早速読んでみました。オーケストラを経営の観点から分析した本は,これまでほとんどなかったとので,大変面白く読むことができました。しかも,途中には茂木大輔さんの本に出てくるような「楽器別性格分析」や「指揮者分析」のような章もあり,音楽の読み物としても読むことができます。

オーケストラはそもそも利益を上げるのは難しい。また,大量生産や人員削減を行って効率化することも難しい。そういう非営利組織だからこそマネージメントが重要であるという点がまず基本にあります。そのマネージメントには,オーケストラ内部のマネージメントと外部のマネージメントがあります。

内部マネージメントというのは,オーケストラ自身の問題なのですが,私が面白いと思ったのは,外部マネージメントの方です。オーケストラという組織のあり方について「経営陣-聴衆-プロフェッショナル(団員)」という三者の立場のトレードオフ関係から分析を行っています。演奏の質と人件費のトレードオフとかこれまでの音楽関係の本には見られなかったような観点からオーケストラを取り巻く状況を整理しています。この部分では,ファンを創るマーケティング戦略,トライアル層のリピーターへの取り込みといったことが結論的に書かれています。この辺は,なるほどというような考え方なのですが,結局はオーケストラの社会的必要性をどれだけアピールできるのか?コンセンサスを得られるのか?という原点に戻るような気がしました。

大木さんは東京シティ・フィルのヴィオラ奏者から京都産業大学の経営学部の教員に転進したという異色の経歴を持った方ですが,講演会などの機会があれば,是非お話を伺ってみたいものです。楽友会の企画などでどうでしょうか?

2008/11/02

アジア音楽祭かなざわ2008

11月2日と3日の2日間,石川県立音楽堂を舞台として,ラ・フォル・ジュルネ金沢のようなスタイルでアジア音楽祭かなざわ2008という今回初となる音楽イベントが行われます。「日本の響き・アジアの響き」というサブタイトルどおり,クラシック音楽以外のアジアの音楽が沢山演奏されるものです。各公演とも30~1時間程度で,「ラ・フォル・ジュルネ」同様,JR金沢駅コンコースを含む複数のホールをハシゴする形になっています。

音楽堂の主のオーケストラ・アンサンブル金沢ももちろん出演しますが,私の方は,いしかわミュージック・アカデミーでIMA音楽賞を受賞した韓国と日本の若手奏者が出演する,「未来を担う響き Part1」を聞いてきました。

登場したのは,ヴァイオリンのユジン・ジャンさんとジユン・キムさん,ピアノの篠永紗也子さんと竹田理琴乃さんの4人とピアノ伴奏のジェウォン・ホさんでした。今年の8月に行われたIMAの時にライジングスターコンサートと題してたマラソン・コンサートが行われましたが,この時演奏会の延長のような感じでした。

どの方もIMA音楽賞受賞者ということで,技術的に言うことなはく,安心して音楽に浸ることができました。韓国のお二人は,6曲を演奏しましたが,そのうちの4曲は二重奏でした。ツィゴイネル・ワイゼンの二重奏など,なかなか聞くことのできない面白い演奏でした。

ピアニストのお二人は,金沢出身の中学生です。どちらも「うまい,うますぎる!」という感じの見事な演奏でした。篠永さんはスクリャービンの幻想ソナタ,竹田さんはリストのリゴレット・パラフレーズとショパンのバラード第1番を演奏しましたが,演奏全体に余裕があり,たっぷりと聞かせてくれたのが素晴らしいと思いました。

会場の反応の方は少々テンションが低かったのが残念でしたが,出演者の今後の活躍に注目したいと思います。

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