OEKのCD

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 2008年11月16日 - 2008年11月22日 | トップページ | 2008年11月30日 - 2008年12月6日 »

2008年11月23日 - 2008年11月29日

2008/11/29

ファレッタさん,定期公演にも登場

先日,「もっとカンタービレ」公演にゲスト出演したジョアン・ファレッタさんがマイスター定期に登場しました。OEKの定期公演は久しぶり,しかも前回は能とのコラボという特殊なものでしたので,「普通の」OEKを聞くのは本当に久しぶりという感じです。

ファレッタさんですが,やはり大変素晴らしい指揮者でした。前半はドヴォルザークのチェコ組曲,マイケル・ルードヴィッヒさんをソリストに迎えてのロンド,サラサーテのツィゴイネル・ワイゼンということで,東欧系の郷愁を感じさせる音楽をしっとりと時に激しく聞かせてくれました。

後半はケルニスのムジカ・チェレスティスという曲で始まりました。この曲は,現代の音楽ですが,非常に聞きやすい曲で,バーバーの弦楽のためのアダージョと似た雰囲気の曲でした(後半に出てきた,聞いていて心が痛くなるようなフォルテとその後の間などはそっくりでした)。今年,OEKはクレメラータバルティカと現代曲をいくつか演奏しましたが,アメリカの曲というのは意外に聞いていませんので,大変新鮮でした(どこか通じる部分もあるのが面白かったのですが)。

最後に演奏されたメンデルスゾーンのイタリア交響曲も,「言うことなし」という演奏でした。基本的に流線型のような滑らかさのある演奏で,全然音楽にブレがないのですが,曲が進むにつれて,熱く燃えてきます。最後の楽章など,かなり速いテンポでしたが,すべてのフレーズがくっきり浮かび上がっており,熱狂するだけでなく,音楽の「内容」を感じました。

ファレッタさんは,バッファロー・フィルの音楽監督ということですので,姉妹提携都市のコネクションを使って,是非,ファレッタさん指揮バッファロー・フィルと井上道義さん指揮OEKの合同公演など実現して欲しいものです。金沢でアメリカのオーケストラを聞く機会は非常に少ないので,単独公演でも良いので,聞いてみたいと思います。

ファレッタさんとOEKは,明日11月30日に加賀市でも同じ公演を行いますので,お近くの方は是非お出かけになってみてください。

LFJK2009 ピアノ・マラソン

実は木~金曜日は関東地方に出張に出かけていたのですが,その帰りに東京オペラシティに立ち寄り,ルネ・マルタンさんプロデュースによる「ル・ジュルナル・ド・ショパン:ショパンの音楽日記」の中の2公演を聞いてきました。ラ・フォル・ジュルネ同様,短めの安価なコンサートを中心に「特定の作曲家を全部やります」というイベントなのですが,さすがに秋ということで,連休中のような熱狂はなく,しっかりとショパンの音楽を聞かせてくれました(土日でなかったせいか,客席はかなり空席が目立っていました)。この報告はまたOEKfanの方に書きたいと思いますが(ジャン=フレデリック・ヌーブルジェさんという若手ピアニストのショパンの練習曲集op.10が特にすごかったです),金沢に戻って,OEK公式ホームページを見てみると...

北陸のピアニストによる「モーツァルト・ピアノマラソン」という企画が出ていました。
http://www.oek.jp/lfjk09-piano.pdf
前回の東京でのLFJでもこういう企画があったのか知りませんが,次々と面白いことを考えるものです。

モーツァルトのピアノ・ソナタ全集のCDは,5枚組ぐらいですので,岩城さんのベートーヴェンのように1日でやることも可能ですが,いったいどういうマラソンになるのか楽しみです。18番まであるはずなので,18人選ばれるのでしょうか?どういう方々が登場するかも楽しみです。

これとあわせて「モーツァルト・レクイエムを歌う合唱団」の募集も行っています。
http://www.oek.jp/lfjk09-chor.pdf

LFJKの場合,「地域を盛り上げる」ということが,何よりのテーマですので,どちらの企画も大いに注目を集めることでしょう。

(参考記事)
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081129101.htm

2008/11/27

もっとカンタービレ第10回 ジョアン・ファレッタを迎えて

昨晩,OEKメンバーによる「もっとカンタービレ」室内楽公演を聞いた後,現在,出張で関東地方に来ています。

この公演には,11月末の定期公演にも登場する指揮者のジョアン・ファレッタさんも登場しましたが,本当に見事な指揮ぶりでした。ファレッタさんは、最後に演奏されたオリジナルの13人編成版の「アパラチアの春」にのみ登場しましたが、音のクリアさと透明度の点から言って、今回の室内編成版の方が良いかもしれないと感じました。土曜日の定期公演は必聴だと思います。

前半に演奏された2曲の五重奏曲もこのシリーズならではの演奏でした。
モーツァルトのクラリネット五重奏曲には、ファレッタさんの旦那様のロバート・アルマニーさんがクラリネット奏者として参加しました。慌てず騒がずの落ち着いた演奏で,晩秋にふさわしい大人の演奏になっていました。

ボッケリーニのギター五重奏曲は「マドリッドの夜警の行進」というサブタイトルが付いた曲でした。夜のラテンムードを感じさせるセレナード風の曲で,ロッシーニの弦楽のためのソナタと通じるテイストがあるのですが、時折ギターの伴奏音が軽やかに聞こえてくるのが何よりも魅力的でした。第2楽章のクレッシェンドとデクレッシェンドも聞き物で,「ペルシャの市場にて」「中央アジアの草原にて」といった曲と同様「近づいてきて、遠ざかる」という光景を雰囲気たっぷりに描写していました。太田真佐代さんのギターは音量的には弱いのですが,非常に存在感がありました。

「もっとカンタービレ」シリーズも回を重ねるにつれて、いろいろなアイデアがどんどん出てきており、ますます好調です。すっかりOEKの名物企画になって来たと実感しました。

2008/11/26

最近の雑誌から:アリス=沙良・オットさんの話題

11月になってから,今のところOEKの定期公演がないのでOEKfanもしばらく開店休業中のような感じです。

この間,OEKは,公式ホームページのニュースで紹介されているとおり,金聖響さんとのブラームスや青島広志さんとのコンサートなど,金沢市以外での活動を行っています。

今月の音楽雑誌ですが...OEKの記事は掲載されていないようです。その代わりに大いに目立っているのが,ピアニストのアリス=紗良・オットさんのインタビュー記事で。音楽の友などは表紙の写真に登場しています。

このアリス=紗良・オットさんのCDが11月26日,ドイツ・グラモフォンから発売されます。OEKとは2年ほど前にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演していますが,身内(?)のことのように嬉しいですね。

来年1月には,アリス=紗良・オットさんとOEKがニューイヤー全国ツァーを行いますが,これも非常に良いタイミングでしたね。大きな話題を集めることでしょう。以下のとおり,金沢でのニューイヤー定期公演の後,何と全国11箇所で演奏会が行われます。

OEK2009年1月の演奏会

« 2008年11月16日 - 2008年11月22日 | トップページ | 2008年11月30日 - 2008年12月6日 »

最近のコメント

最近の記事

最近のトラックバック