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2009/02/27

セミョン・ビシュコフ指揮ケルンWDR交響楽団金沢公演

連日の演奏会となりましたが,毎年,この時期恒例となっている,東芝グランド・コンサートに行ってきました。今年は,セミョン・ビシュコフ指揮ケルンWDR交響楽団の公演でした(ケルンWDR交響楽団というオーケストラは,以前はケルン放送交響楽団と呼ばれていましたが,近年はこちらの名称で呼ばれているようです。)。

この日のプログラムは,シューマン,ベートーヴェン,ブラームスというドイツ音楽ばかりということで,このオーケストラにとっては,もっとも基本的なレパートリーなのではないかと思います。ビシュコフさんは,ロシア出身の指揮者ということで,もっと濃い演奏を予想していたのですが,非常に正統的で,どちらかというとスリムな響きを聞かせてくれました。特に前半の2曲では,トランペットやホルンなどは古楽器を使っていたようで(ティンパニは,前半後半ともバロック・ティンパニだったと思います),すっきりした味わいがありました。

#と思ったのですが,「通常のティンパニ」とOEKわたなべさんにお知らせいただきました。どうもありがとうございます。

後半のブラームスは,編成が少し大きくなっており,非常にバランスの良い,充実した響きを聞かせてくれました。どの楽章もじっくりと聞かせてくれたのですが,楽章の終盤になると,自然に音楽に熱がこもり,大変聞き応えがありました。終楽章でのフルートをはじめ,管楽器のソリスティックな活躍も見事でした。

今回のもう一つの収穫は,2曲目のソリストとして登場した,若手ヴァイオリン奏者のヴィヴィアン・ハーグナーさんの演奏を聞けたことです。実は,どういう方か全く知らなかったのですが(実は演奏曲も忘れており,メンデルスゾーンの協奏曲が演奏されるものとばかり思っていました...),非常に知的で抑制の効いた演奏を聞かせてくれました。技巧も非常に安定しており,立派な彫刻を見るような演奏でした。それでいて厳めしいところはなく,若々しく,親しみやすい表情も持っていました。非常に素晴らしいヴァイオリニストだと思いました。

ここ数年,金沢に来る外来オーケストラがブラームスの交響曲を演奏する機会が非常に多いので,たまには別の作曲家の交響曲を聞きたい気もしましたが,聞き終わってみると,「やはり良いなぁ」と毎回思います。それだけ,指揮者にも聴衆にも愛されている曲・作曲家と言えるのかもしれませんね。

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コメント

OEK打楽器のわたなべです。
私もケルンWDR交響楽団の演奏会を聞きに行きました。
記事の中に「バロックティンパニーを使っている」とありましたが、本皮のモダン楽器を使っていましたよ。堅いバチを使っているところもあり、そのように聞こえたかも知れません。

ついでに演奏会のお知らせを。

午後の音楽散歩
4/23 (木)14時開演 音楽堂交流ホールにて
打楽器アンサンブル 想樂〜SOLA~ 金沢デビュー公演

よろしくお願いします。

OEKわたなべ様,コメントをありがとうございます。ティンパニについていい加減なことを書いて失礼しました。今回私は3階の後方で聞いていたのですが,見た目がかなり風格がある色合いだったので勘違いしてしましました。いずれにしても,とても存在感のある音でしたね。

演奏会の情報の方もありがとうございます。こちらも「演奏会情報」のページに掲載させていただきたいと思います。

それでは,今後ともよろしくお願いいたします。

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