OEKのCD

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2009年5月

2009/05/30

あまネコと一緒に劇場へ行こう

最近,「あまネコと一緒に劇場へ行こう!」という本が発売されました。流し読みをしてみたのですが,その中で井上道義OEK音楽監督が指揮者の役割について文章を書いていました。

この本自体,まさに石川県立音楽堂のためのような感じの本で,クラシック音楽だけではなく,歌舞伎,文楽,落語と邦楽ホールで上演されるような演目も含まれています。井上さん以外にも,三枝 成彰, 青島 広志 小山 実稚恵, 小曽根 真といった,音楽堂での公演でお馴染みの方々も執筆しています。

気軽に読めそうな本ですので,関心のある方はどうぞ。以下からも購入できます。
http://astore.amazon.co.jp/onc0d-22/detail/4944237472

イカとベートーヴェンと東茶屋街

昨年9月の定期公演のライブ録音CDが発売されました。三枝成彰:ピアノ協奏曲「イカの哲学」とベートーヴェンの交響曲第1番という,いかにもOEKらしい斬新な組み合わせです。あらためて中沢新一さんの同名の本を読んでみたくなりました。

それにしても今回もまたジャケットの写真が「絵に描いたような金沢!」で嬉しくなります。公式サイトには次のような写真が掲載されていますが,イカとベートーヴェンと東茶屋街という取り合わせは何とも面白いですね。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2009/05/cdoek_1.html

こうなって来ると次回発売のキタエンコさんの「シェエラザード」のジャケット写真も楽しみになってきます。シェエラザードは海の話なので,水つながりで浅野川,犀川あたり?それともオーソドックスに武家屋敷?石川門?いろいろと想像するのも楽しいのですが,それだけ金沢には写真になる場所が多いといえそうです。

2009/05/27

最近の雑誌から

レコード芸術6月号

・ベートーヴェン:交響曲第4番他(井上道義指揮)のCD評
・ラヴェル作品集(三浦友理枝)のCD評

音楽の友6月号
・金聖響さんのインタビュー記事

音楽現代6月
・金聖響指揮OEKのベートーヴェン・チクルス第1回(4月5日)の演奏会評
・ベートーヴェン:交響曲第4番他(井上道義指揮)のCD評

モーストリー・クラシック7月号
・ラ・フォル・ジュルネ金沢のレビュー記事
・ベートーヴェン:交響曲第4番他(井上道義指揮)のCD評

2009/05/24

2年目の熱狂の日:街を元気に

今日は,OEK団員による「ふだん着ティータイム・コンサート」が金沢市民芸術村で行われました。残念ながら参加できませんでしたが,例年通り和やかなムードの演奏会だったのではないかと思います。

さて,本日ですが,午後3:00~3:30に北陸放送で 「2年目の熱狂の日:街を元気に」と題して,ラ・フォル・ジュルネ金沢2009を振り返る特別番組を放送していました。まだ半月ほど前のことなのですが,とても懐かしい映像に思えました。

今後,その他のローカル局でもラ・フォル・ジュルネ金沢関係の番組が登場するかもしれませんので,注目をしたいと思います。

2009/05/23

広上淳一さん+ジョルジ・カラゼさん登場

OEKの第261回定期公演に出かけてきました。今回のプログラムは,メンデルスゾーンの交響曲第1番,ハイドンのチェロ協奏曲第1番,ハイドンの交響曲第60番「うつけ者」という非常に渋いプログラムだったのですが...非常に素晴らしい内容の公演となりました。プログラムの調性がハ長調系で統一されており,メンデルスゾーンとハイドンというメモリアル・イヤー作曲家の作品を取り上げていたのも良かったのですが,何と言っても広上さん,そしてチェロのカラゼさんです。

広上さんがOEKの定期に登場するのは今回で3回目ですが,今回もまた大変生き生きとした音楽を聞かせてくれました。後半のメインの曲がハイドンの交響曲第60番というのは,いかにもOEKらしいところですが,この演奏が最高でした。6楽章からなるちょっと変わった交響曲なのですが,最終楽章にすごい仕掛けがありました。パフォーマンス入りの交響曲といえば,ハイドンの「告別」交響曲を思い出しますが,インパクトの強さでは,今回の方がすごいと思います。詳細は後でレビューでお知らせしましょう。

今回のコンサート・マスターはシュテファン・スキバさんという白髪の男性奏者でしたが,今回のパフォーマンスの”役者”としては本当にぴったりでした。それ以外にも時折,非常にワイルドな表情を見せる演奏で,広上さんならではの演奏でした。

2曲目のハイドンのチェロ協奏曲第1番のソリストとして登場したジョジュジ・カラゼさんの演奏にも驚きました。この曲は,ものすごい難曲なのですが,その難しさを全く感じさせない,あきれるほど鮮やかな演奏でした。音色も晴れやかで,広上さんとOEKの作る音色ともぴったりでした。過去,OEKはこの曲を何回か演奏していますが,その中でも最高と言っても良い演奏だったと思います。まだ国内ではほとんど知られていないチェリストですが,お見事でした。

最初に演奏されたメンデルスゾーンの交響曲第1番もOEKにぴったりの曲でした。編成がまずぴったりです。初期ロマン派の香りのあるのもOEK向けです。広上さんの作る音楽は,とても爽やかで爆発力があり,大変聞き応えのある演奏となっていました。

全国的に新型インフルエンザが流行しつつある中での公演ということで,ちょっと心配する面もありましたが,マスクをする人の姿もそれほど目立たず,通常どおり演奏会を楽しむことができました。このことが何よりも嬉しい点でした。

2009/05/21

瀬近美津子さん死去

元アナウンサーで,コンサート・プランナーとしても活躍されていた瀬近美津子さんが亡くなられました。瀬近さんは,OEKの応援団の一人として,定期公演のプログラムでお名前を見ることがあったのですが,音楽堂のステージに登場されたことはなかったような気がします。ご自身で楽器演奏もされる方ということで,是非,OEKとの共演などを見たかったのですが,かなわぬことになってしまいました。心から哀悼の意を表したいと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000038-fsi-bus_all

2009/05/17

第8回北陸新人登竜門コンサート

今回で8回目となる北陸新人登竜門コンサートに出かけてきました。例年4月に行われていた演奏会ですが,年度初めの慌しい時期よりも,連休明けぐらいの方が落ち着いて楽しめるかもしれないですね(花見と合わせて楽しむもの良いですが)。今回は弦楽器部門でしたが,ヴァイオリニストが一人も登場しなかったのは今回が初めてだと思います。特に,コントラバスとハープのソリストが登場したのは,普通の定期公演でも珍しいことです。そういう意味で,通常の演奏会とはかなり違った雰囲気でしたが,どの方の演奏も大変立派なもので安心して楽しむことができました。

今回演奏されたのは次の3つの協奏曲でした。
クーセヴィツキー:コンチェルトop.3(岡本 潤(コントラバス,石川県出身)
ピエルネ:コンチェルトスタックop.39(平尾祐紀子(ハープ,石川県出身)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調作品33(香月圭佑(チェロ,富山県で研鑽を積む)

この中でいちばん面白いと思ったのがクーセヴィツキーの曲です。チャイコフキーやラフマニノフがコントラバスのために協奏曲を作ればこういう感じかな,という雰囲気の親しみやすい曲でした。ピエルネの曲は以前,定期公演で一度聞いたことがありますが,とても優雅で聞いている人を幸せにしてくれる曲であり演奏でした。最後のサン=サーンスは,遠藤真理さんとCD録音を行っている曲ですが,今回の演奏もスピード感たっぷりで大変ノリの良い演奏でした。

これらに先立って,ロジェ・ブトリーさんがOEKのために作曲した「URASHIMA」という曲の再演もありました。「浦島太郎」の伝説に題材をとった作品ということで,スライドと併せての演奏で,ビジュアル的にも楽しませてくれました。

今回登場した3人の方は,今後の活躍を見守りたいと思います。きっと,これから何回も音楽堂の舞台で活躍されることと思います。

2009/05/16

もっとカンタービレ第14回

OEK室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」の2009年度の第1回となる公演に出かけてきました。今回は,生誕・没後記念特集ということで,マルティヌー,ショパン,メンデルゾーンの室内楽曲が演奏されたのですが,どの曲も演奏される機会が少ない作品ばかりで,OEKのヴァイオリン奏者の坂本さんが語ったとおり,「大変マニアックなプログラム」となりました。

ただし,どの曲も楽しめる曲ばかりで,ラ・フォル・ジュルネで体験したとおり,マイナーな作品でも間近で聞く室内楽は楽しめることを実感しました。特に来年のラ・フォル・ジュルネで演奏されるかもしれないショパンのピアノ三重奏曲と,最後に演奏されたメンデルスゾーンの弦楽五重奏曲第1番は名曲と言っても良いと思いました。ショパンの作品での鶴見彩さんのピアノもとても印象的でした。

このシリーズも3年目となりますが,毎回毎回,多様な切り口で曲を聞かせてくれます。次回はチェンバロ奏者の曽根麻矢子さんがゲストで登場するということで,これもまた楽しみです。

2009/05/15

もっとカンタービレ&ふだん着ティータイムコンサート

ラ・フォル・ジュルネ金沢2009も終わり,OEKの定期公演シリーズも再開されますが,「もう一つの定期公演」と言っても良い,「もっとカンタービレ:OEK室内楽シリーズ」の2009シリーズも明日5月16日(土)を皮切りに始まります。2009年は,さらに自由な発想に満ちたプログラムが並んでいます。今年もまたまた,7回セット7000円というお得な回数券がありますので,LFJKで室内楽公演に浸ることを楽しまれた皆さんは是非このシリーズにもお出かけください。

もう一つ,こちらも恒例となっている「ふだん着ティータイムコンサート」が5月24日(日)14:00~ 金沢市民芸術村で行われます。こちらは入場無料で,OEKメンバーによる室内楽やトークを楽しむことができます。詳細は次をご覧ください。
http://topix.incl.ne.jp/gei1/index.php?flg=topics&sflg=121&ssflg=2&page=1

2009/05/14

第3回岩城宏之音楽賞は,豊永美恵さんに

今年で3回目となる「岩城宏之音楽賞」の受賞者は,福井県出身のクラリネット奏者の豊永美恵さんに決定しました。詳細は,以下のOEK公式サイトをご覧ください。

http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2009/05/post_139.html

過去2人の受賞者は,北陸新人登竜門コンサートの出演者でしたが,今回の豊永さんは,OEKと共演するのは今回が初めてのような気がします。これまでとは違ったパターンでの受賞ですが,ご自身のサイトの情報どおり,既に活発な音楽活動をされているようです。

http://klarinette.jp/
↑それにしても短いURLです。

9月にOEKと共演しますが,どういう演奏を聞かせてくれるか大変楽しみです。

布施明さん登場

ラ・フォル・ジュルネ金沢2009後の最初の定期公演は,布施明さんの登場するファンタジー・シリーズでした。この公演ですが,私は行かず,代わりに母に行ってもらいました。というわけで,レビューの方は,インタビューしながらまとめてみたいと思います。還暦を越えても,その歌唱力は全く変わらなかったとのことです。

2009/05/11

ラ・フォル・ジュルネ金沢のレビューあれこれ

ラ・フォル・ジュルネ金沢の感想については,いろいろなブログやサイトで読むことができますが,井上道義さんの公式サイトにも,簡単なコメントが掲載されていました。

http://www.michiyoshi-inoue.com/2009/04/schedule_2009may.html

非常に率直なコメントですが...実は,私の実感ともかなり一致したりしています。

金沢出身の音楽ジャーナリスト,飯尾洋一さんのブログの意見もなるほど,というものです。
http://www.classicajapan.com/wn/2009/05/080222.html

これから来月ぐらいにかけては,音楽雑誌の各誌にも,きっとレビュー記事が掲載されることでしょう。

2009/05/10

下野さんとの定期公演のFM放送

4月に行われた下野竜也さん指揮による定期公演ですが,以下のとおり5月17日(日)にNHK-FMで放送されます。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-05-17&ch=07&eid=46

アンコールの「軽騎兵」序曲も含め,全曲が放送されるようです。

2009石川県立音楽堂自主公演

ラ・フォル・ジュルネ金沢も終わり,虚脱状態という感じでもありますが,音楽堂&OEK情報誌「カデンツァ」の最新号に掲載されていた2009年の公演情報をお知らせしましょう。さりげなく,面白そうな公演が並んでいます。いくつかピックアップしてご紹介しましょう。

7月21日(火) ベルリン・フィルの12人の金管奏者たち
8月27日(木) いしかわミュージックアカデミーでの優秀者WithOEK (篠永紗也子,シン・ヒョンス,神尾真由子)
8月28~30日 井上道義による指揮講習会
9月20日(日) コルネリア・ヘルマン・ピアノ・リサイタル
10月11~12日(日~月祝) アジア音楽祭
11月3日(火祝) マルク・ミンコフスキ指揮ルーブル宮音楽隊
12月6日(日) ヘンデル没後250年 メサイア全曲演奏
12月14~15日(月・火) クルト・マズア&OEK特別公演
2月28日(日) 石川県大学オーケストラとOEKの合同公演
3月10日(水) 池辺晋一郎:オペラ「耳なし芳一」
その他,7月18日(土)には井上道義さん指揮でプッチーニの「トゥーランドット」が上演されます。

注目はクルト・マズアさんの登場でしょうか?少々意外な組み合わせですが,大きな話題を集めることと思います。

2009/05/06

東京のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンも閉幕

ラ・フォル・ジュルネ金沢は,4日に閉幕しましたが,東京のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの方は本日が最終日でした。その最終日に,昨年同様,OEKも出演しました(お疲れ様です)。その様子が,公式サイトに掲載されています。

http://www.lfj.jp/lfj_report/2009/05/post-500.php

# この金屏風というのが面白そうですね。ちょっと石川県立音楽堂の邦楽ホールのような感じにも見えます。
# 話は変わりますが,この前の「題名のない音楽会」での井上道義さんのパフォーマンスは最高でしたね。バッハのブランデンブルク協奏曲をロックのギタリストと共演したのですが...すごいことになっていました。OEKファンにとっては,井上さんの踊りは,「あたりまえ」「いつも通り」と感じたかもしれませんが,初めて見た全国の視聴者の皆さんは驚いたかもしれません。

さて,来年のことですが,北國新聞などの報道によると,「ショパン」が有力なようですね。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090505101.htm

ショパンの場合,「ピアノ・マラソン」には最適ですが,オーケストラ曲が少ないので,工夫が必要になりそうです。恐らく,「仲間たち」の交響曲をOEKが演奏したりするのかもしれません。それと,東京とテーマが同じになった場合,何か影響があるかもしれません。

いずれにしても2年続けての開催で,ラ・フォル・ジュルネ金沢にも「スタイル」でき,「ノウハウ」が蓄積されて来たと思いますので,それらを生かした,今年のような雰囲気のイベントを継続して欲しいものです。

2009/05/04

ラ・フォル・ジュルネ金沢最終日 今年も盛り上がりました

本日は,ラ・フォル・ジュルネ金沢の最終日でした。私の方は今日は家族と一緒に吹奏楽の演奏会から参加しましたので,段々,出勤時間(?)が早くなり今日は,9:45~エンディングの18:30まで音楽堂周辺にいました。これはあくまでも実感ですが,最終日のお客さんの入りがいちばん良かったような気がします。以下のとおり「完売連発」状態になっていました。やはり,口コミやマスコミの力によって,「ラ・フォル・ジュルネ」という印象的な言葉が飛び交うようになると,1,2日目には行かなかった人も「行ってみるか?」という気になるのかもしれません。

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それとやはり,市民参加のレクイエムの力が大きかったと思います。この最終公演を軸に公演を選択すると,どうしても最終日に集中すると思います。それにしてもレクイエムは良かったですね。パイプオルガンも演奏に加わったモツレクを聞いたのは初めてのような気がしますが,大変響きが充実していました。最後のステージで,石川県民が主役という形で終わったのが本当に良かったと思います。

アンコールの(実はこれは最初からの予定曲ですが)アヴェ・ヴェルム・コルプスも感動的でした。こんなに遅く,弱音で歌われるのを聞いたことがありません。祭典が終わるのを惜しむ気持ち,レクイエムを歌い上げた安堵感,それと何だかよくわからないけれども感謝をしたい気持ち...そういうものが一体になった素晴らしい演奏でした。

今回の総入場者数などは知らないのですが,3日間参加した者の実感としては,大成功と言えるのではないかと思います。昨年のような,もの凄い混雑はありませんでしたが,それを解決した上で,よりゆったりと楽しむことができるように”進化”したのではないかと思います。

井上道義さんも語っていましたが,今回もOEKが登場する公演は,初日からどの公演もどの公演も満席でした。これは井上さんにとってもOEKにとっても嬉しいことだったと思います。

それと,いろいろと音楽堂や駅周辺を歩き回ってみて,あらためてすごいイベントだと思いました。空き時間というものがなく,その辺を歩けば,常に音楽が聞こえてくるのです。参加者も多かったけれども,支えている人も多いということを実感しました。

また,何と贅沢なイベントだろうと思いました。今日は朝から①高岡商業吹奏楽部,②仲道+井上OEK,③名古屋少年少女合唱団,④オペラアリア集,⑤メイエ,戸田,コセ,仲道,⑥菊池,井上+桐朋アカデミー,⑦能舞+筝+OEKメンバー,⑧レクイエム と聞きましたが,そのどれもが充実したものでした。

#うわさの(?)名古屋少年少女合唱団ですが,素晴らしかったです。ディズニーの「アンダー・ザ・シー」の振り付けが頭から離れない感じです。

というわけで,こういう贅沢をさせてもらえたことに感謝したいと思います。是非,来年以降も続けて欲しいと思います。そのためには,まず世界的な経済事情の回復といった外部的な要因があるのかもしれませんが,私個人として,とりあえずできることは,その感謝の思いを返すことかと思います。そのためにも頑張ってレビューを書きたいと思います(詳細に書いているとどれだけでも時間が掛かりそうなので,何とか工夫したいと思います。)。

2009/05/03

ラ・フォル・ジュルネ金沢 本公演2日目に行ってきました

ラ・フォル・ジュルネ金沢の本公演2日目に出かけてきました。当初は午後から行く予定だったのですが,時間が空いたので,今日もまた朝10時から夜の9時まで音楽堂周辺にいました(今日の終演は10時近くまでやっているものもあったのですが,そこまでは行きませんでした.)。

今日は,ファニー・クラマジアンさんで始まり,ファニー・クラマジアンさんのサイン会で締める,というコースだったのですが,この若手ヴァイオリンニストは注目だと思います。コンサートホールで協奏曲を聞いた時は,すっきりとした音に思えたのですが,朝,邦楽ホールでソナタを聞いた時には力強さも感じました。これからラ・フォル・ジュルネの中心となっていくアーティストかもしれません。

それ以外では,今日もまたメイエさんのクラリネットを堪能できました。その他,井上道義指揮OEKとアンヌ・ケフェレックさんの共演によるピアノ協奏曲第27番も素晴らしい演奏でした。個人的に,この曲については,あまりにも浮き世離れした美しさがあるので,好きな曲にも関わらず,あまりCDでは聞かないようにしてるぐらいなのですが,今日の演奏は,私がこの曲に対して持っているイメージどおりの演奏でした。

会場の雰囲気も,とても良いと思います。昨年ほど混んでいないので,気分的にはゆったりできるのですが(15分間があれば,どのホール間でも慌てる必要はないとわかってきました),お祭り的な賑わいも朝から晩までずっと穏やかに続いているので,ちょっと高揚した気分にも浸れます。

あと1日となりましたが,明日もまたこういう調子で参加したいと思います。

2009/05/02

ラ・フォル・ジュルネ金沢本公演1日目に行ってきました

ラ・フォル・ジュルネ金沢の本公演がいよいよ始まりました。私は,朝10:30から夜9:00まで,モーツァルトに浸ってきました。

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1日目は,沢山のソリストたちの演奏を聞きました,ヌーブルジェさん,小曽根真さん,ケフェレックさん,菊池洋子さん,ヒジャークさんのピアノ,戸田さんのヴァイオリン,コセさんのヴィオラ,メイエさんのクラリネット...よく聞いたものです。どの演奏もレベルの高い演奏ばかりというのが凄いところです。特に最初に聞いたヌーブルジェさんは,まさに逸材というピアニストだと思います。

団体では,オーベルニュ室内管弦楽団の爽やかな弦の音,モジリアーニ弦楽四重奏団の緻密さが印象に残りました。それとやはり,ラ・フォル・ジュルネ金沢の観客は,井上さんとOEKの熱烈なファンでもあるのだな,ということを実感しました。さすがに今年はマルチパスがないこともあり,全公演満席という感じではありませんが,OEKの登場する公演の入りが特に良いような感じです。

昨年のような整理券待ちの列がなく,ゆったりとして見られるのは,少々寂しい面はありますが,これが普通のあり方だと思います。音楽堂とJR金沢駅地下との一体感も昨年よりも強くなったようで,会場全体の雰囲気はとても良いと思いました。

今回,重宝しているのがチケットホルダーです。2006年に東京のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行った時に購入したものですが(通常は定期公演のチケット保管用に使っています),これだけチケットの枚数が多いとこういものがないとこれがないと収拾がつかない感じになります。

疲れ方も昨年よりは少ないのですが,これだけ長時間となるとさすがに疲れます。というわけで,2日目に備えて早目に寝たいと思います。

PS.高校生の吹奏楽も一部聞いたのですが(天理高校の交流ホールでの公演の一部),とても上手ですね。気持ちよい響きです。毎年,3高校ずつコンサートホールに登場していますが,ラ・フォル・ジュルネ金沢の看板の一つになった気がします。全国の高校吹奏楽部の目標の一つにでもなってくれると面白いような気がします。

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ラ・フォル・ジュルネ金沢公式CD

ラ・フォル・ジュルネ金沢2009の公式CDが会場で発売されています。OEKの演奏は含まれていませんが,ルネ・マルタンさんの選曲によるCDで,1枚1000円という手頃な価格で販売されています。その内容をご紹介しましょう。

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1)ピアノ協奏曲第21番~第2楽章 ボリス・ベレゾフスキー(Pf),井上道義指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
2)ロンドイ短調K.511 アンヌ・ケフェレック(Pf)
3)クラリネット協奏曲~第2楽章 ポール・メイエ(Cl),フランソワ=グザヴィエ・ロス指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
4)レクイエム~ラクリモーザ ペーター・ノイマン指揮ケルン室内合唱団,コレギウム・カルトゥシアヌム
5)ピアノ協奏曲第27番~第2楽章 アンヌ・ケフェレック(Pf) ペーテル・チャバ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア
6)ミサ曲ハ短調K.427~世の罪を除き給う者よ ミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル,シンフォニア・ヴァルソヴィア
7)ピアノソナタハ短調K.457~アンヌ・ケフェレック(Pf)
8)レクイエム~イントロイトゥス ペーター・ノイマン指揮ケルン室内合唱団,コレギウム・カルトゥシアヌム

アンヌ・ケフェレックさん,ポール・メイエさん,シンフォニア・ヴァルソヴィアなど今回金沢で演奏を行うアーティストの演奏も含まれています。恐らく,過去のラ・フォル・ジュルネ(ナント?)の演奏などが収録されているのだと思いますが,その辺のデータが付いていないのが残念です。

ちなみに,東京で行われている「バッハとヨーロッパ」の方の公式CDの方も同様に発売されていました。

2009/05/01

モーツァルト・ピアノ・マラソンに行ってきました

3月1日に始まっていらい,石川県内各地で行われてきたモーツァルト・ピアノ・マラソンですが,昨日からはラスト・スパートに入っており,18人の大人(?)のピアニストによるモーツァルト・ピアノ全集に挑んでいます。今日,私が聞いてきたのは19:00から行われた回で,米谷昌美さんによって第8番イ短調が,酒井珠江さんによって第9番ニ長調が演奏されました。ステージはもちろん,八角形の赤いステージです。

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この2曲ですが,短調と長調の組み合わせということで,コントラストの妙を楽しむことができました。米谷さんと酒井さんの演奏も対照的で,どこか曲線的で屈折した感じのする第8番とキレ味良くストレートな明るさのある第9番を楽しむことができました。

演奏後,石川県ピアノ協会の東海林さんが,「八角形の赤いステージで演奏した気持ちは?」という質問をされていたのですが,実は結構演奏しにくいようです。「晴れの舞台に立てて...」と言われるかと思ったのですが,床が赤いので目がチラチラした,というのが正直なところのようです。いずれにしても,明日以降,この赤いステージから非日常的な演奏が生まれることを期待したいと思います。

PS.オープニングコンサートの日は,オーケストラの演奏会以外にも,能とクラシック音楽のコラボレーションのステージもあったようです。これについては,最終日の方の公演を聞きたいと思っています。

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