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2009/05/17

第8回北陸新人登竜門コンサート

今回で8回目となる北陸新人登竜門コンサートに出かけてきました。例年4月に行われていた演奏会ですが,年度初めの慌しい時期よりも,連休明けぐらいの方が落ち着いて楽しめるかもしれないですね(花見と合わせて楽しむもの良いですが)。今回は弦楽器部門でしたが,ヴァイオリニストが一人も登場しなかったのは今回が初めてだと思います。特に,コントラバスとハープのソリストが登場したのは,普通の定期公演でも珍しいことです。そういう意味で,通常の演奏会とはかなり違った雰囲気でしたが,どの方の演奏も大変立派なもので安心して楽しむことができました。

今回演奏されたのは次の3つの協奏曲でした。
クーセヴィツキー:コンチェルトop.3(岡本 潤(コントラバス,石川県出身)
ピエルネ:コンチェルトスタックop.39(平尾祐紀子(ハープ,石川県出身)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調作品33(香月圭佑(チェロ,富山県で研鑽を積む)

この中でいちばん面白いと思ったのがクーセヴィツキーの曲です。チャイコフキーやラフマニノフがコントラバスのために協奏曲を作ればこういう感じかな,という雰囲気の親しみやすい曲でした。ピエルネの曲は以前,定期公演で一度聞いたことがありますが,とても優雅で聞いている人を幸せにしてくれる曲であり演奏でした。最後のサン=サーンスは,遠藤真理さんとCD録音を行っている曲ですが,今回の演奏もスピード感たっぷりで大変ノリの良い演奏でした。

これらに先立って,ロジェ・ブトリーさんがOEKのために作曲した「URASHIMA」という曲の再演もありました。「浦島太郎」の伝説に題材をとった作品ということで,スライドと併せての演奏で,ビジュアル的にも楽しませてくれました。

今回登場した3人の方は,今後の活躍を見守りたいと思います。きっと,これから何回も音楽堂の舞台で活躍されることと思います。

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コメント

 3名とも新人とは思えない、しっかりとした演奏で満足のコンサートでした。

 余談ですが、クーセヴィツキーのコンチェルトの中で繰り返し出てきたメロディーは、久保田早紀の「異邦人」に似てましたね。

 いま、復習がてらNaxosMLで聴いていましたが、本当によく似ています。お気に入りの作品が一つ増えました。

めの・もっそさん,こんばんは。
クーセヴィツキーの曲ですが,私もどこかで聞いたことがあると思いながら聞いていたのですが,そういうば「異邦人」ですね(「子供たちが」の部分ですね)。

私の方はYouTubeで調べてみたのですが,次のような映像がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=5DGyCHW-qNY

こういう未知の作品に出会えるのも楽しいことですね。

コントラバスのソロってあまり知られてないですが、ヴァイオリンやチェロのように技巧的に走れない分、ある種、人の心の芯まで振動させるような観念的な響きで、感性に揺さぶりをかける魅力があるんですよ。これからもっといろんな曲が紹介されたらいいと思います。
今回は大きな弦楽器ばかりでしたが、長い弦の魅力3種でたいへん面白かったです。3人ともまた音楽堂で会えるといいですね。

ドルチェさん,こんばんは
登竜門コンサートの後,定期公演でもチェロの協奏曲を聞いたのですが,「長い弦」で歌われると,人間の声に近いものを感じますね。

書いているうちに,特にクーセヴィツキーの協奏曲をまた聞いてみたくなってきました。

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