モーツァルト・ピアノ・マラソンに行ってきました
3月1日に始まっていらい,石川県内各地で行われてきたモーツァルト・ピアノ・マラソンですが,昨日からはラスト・スパートに入っており,18人の大人(?)のピアニストによるモーツァルト・ピアノ全集に挑んでいます。今日,私が聞いてきたのは19:00から行われた回で,米谷昌美さんによって第8番イ短調が,酒井珠江さんによって第9番ニ長調が演奏されました。ステージはもちろん,八角形の赤いステージです。
この2曲ですが,短調と長調の組み合わせということで,コントラストの妙を楽しむことができました。米谷さんと酒井さんの演奏も対照的で,どこか曲線的で屈折した感じのする第8番とキレ味良くストレートな明るさのある第9番を楽しむことができました。
演奏後,石川県ピアノ協会の東海林さんが,「八角形の赤いステージで演奏した気持ちは?」という質問をされていたのですが,実は結構演奏しにくいようです。「晴れの舞台に立てて...」と言われるかと思ったのですが,床が赤いので目がチラチラした,というのが正直なところのようです。いずれにしても,明日以降,この赤いステージから非日常的な演奏が生まれることを期待したいと思います。
PS.オープニングコンサートの日は,オーケストラの演奏会以外にも,能とクラシック音楽のコラボレーションのステージもあったようです。これについては,最終日の方の公演を聞きたいと思っています。
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