OEKのCD

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2009/06/26

ピヒラーさんの「メタモルフォーゼン講座」

OEKの定期公演では,これまで,演奏会開始前のプレトーク,前日の「音楽堂アワー」,ゲネプロの公開といった企画を行い,定期公演をより深く楽しんでもらおうとしてきていましたが,今回の「メタモルフォーゼン講座」というのは,恐らく,初めての試みだと思います。

これは,今回,R.シュトラウスの「メタモルフォーゼン」というOEKならでは,ピヒラーさんならではの作品を取り上げるということで,出てきたアイデアだと思います。実は,予想していた内容とは少し違っていたのですが,大変聞き応えがありました。別の曲でも期待したい”講座”でした。

予想と違っていた点は,ほとんど「ゲネプロ」だった点です。最初,フロリアン・リームさんが曲の作られた時代背景などについて説明した後,ピヒラーさんがこの曲の主要なモチーフを説明しはじめました。今回の講座については,恐らく,ピヒラーさんが単独で説明し,数名の演奏家が実際に曲の一部を演奏をしてくれるのかな...ぐらいに思っていたのですが,何と本番と同じ編成のOEKの弦楽セクションが交流ホールに揃っていました。そして,その説明が終わった後,何と何と,「メタモルフォーゼン」の全曲が演奏されました。

こういう機会は滅多にないと思います。得した気分になりました。ただし,さすがにトーク+重い曲30分だと疲れました。全体で1時間15分ぐらいあったと思いますが,休憩なしで1時間程度ぐらいの長さの方が良かったと思いました。

それと,「講座」というからには,もう少し分析をしてくれるのかな,と思いました。今回は「無料」の企画だったので,贅沢は言えないのですが,(1)主要モチーフの譜面,(2)曲の大まかな流れ,(3)聞き所・ポイント,の書かれたレジュメ(スライドでも良いかも)を用意して頂ければ,さらに理解が深まったと思います。そして,(1)(2)(3)の情報を,曲の流れに合せて交流ホールの大型モニターに表示してくれるといったことができれば(曲の進行に併せてパワーポイントのスライドショーを流すとか...),「なるほど」という感じになったと思います。

そこまで手を掛けるのは,なかなか大変だと思いますが,「名曲探偵アマデウス」に出てくるような楽曲分析を実演するような「講座」に期待したいと思います。

というわけで,明日の「メタモルフォーゼン」の演奏に大いに期待したいと思います。

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コメント

今回の公演も、私も大満足でした。書きべたので、箇条書きにさせてください。

1.響敏也さんの曲目紹介ノート
  毎回大変役立ちます。今回は、演奏会の3曲が、「管→管弦打→弦」という流れになっているという指摘が、とてもよかったです。

2.R.シュトラウス ホルン協奏曲 第1番
  スピーカーの音ではなくて、ホルンの音なんだ!それにつられてか、ピヒラーさんの指揮がいいのか、他の楽器たちも(エキストラの演奏者も多かった(のでは?)にもかかわらず)、素晴らしいアンサンブルでした。
   R.ヴラトコヴィッチさんのホルンには、聴衆全員が唸らされたようでしたね。あの深くて優しい音色がホルンの一つの極致なんだと、「幸せ状態」になりました。このままの編成で、全国ツアーに出発して欲しい、などと妄想しました(笑)。

3.R.シュトラウス メタモルフォーゼン
  これは私には難解でした。ピヒラーさんの「講義」を聴くべきだったのかも。
 しかし、世俗の雑事に追われている(笑)私が、「講義」の案内メールを見たのは、 この定期公演終了後であります。

4.そして、
  ピヒラーさんが提示されたような、きっと生粋のクラシック・ファンにも楽しめる音楽と、今回のホルン協奏曲のように、万人が認めるような素晴らしい演奏が組み合わさった質の高い音楽会は、とても金沢らしいと思います。
  このところ、アンサンブル金沢の活動が、益々進化し、且つ深化しているように思い、嬉しく思います。スピーカーでは聴けない音を聴きに来る定期会員がもっと増えますように。

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