OEKのCD

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2009/07/25

安永徹さん,市野あゆみさん登場

今日は2008-2009の定期公演シリーズの最後となる,フィルハーモニーシリーズに出かけてきました。ゲストは,ヴァイオリン&リーダーの安永徹さんとピアノの市野あゆみさんでした。このお2人がこの時期にOEKに客演するのもすっかり恒例になりました。今回もまた,OEKの基本編成で演奏できる曲3曲が取り上げられました。

今回面白かったのが,ソリストも全部,OEK団員が担当していた点です。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲のピアノはもちろん市野さんですが,トランペットは藤井さんが担当しました。最後のハイドンの方は,安永さんのヴァイオリンに加え,オーボエの加納さん,チェロのカンタさん,ファゴットの柳浦さんがソリストとして登場しました。こういうプログラムを定期公演で組めるのも,団員と定期会員の距離が近い地域密着型のオーケストラだからだと思います。

安永さんが登場する公演では,いつもニュアンス豊かで集中力の高い演奏を聞かせてくれますが,今回の3曲もそのとおりでした。シューベルトの交響曲第5番はまさにOEK向きの曲です。1曲目に演奏されたこともあり,コンパクトにまとまっていましたが,どの楽器の音も生き生きしており,大変聞き映えがしました。

2曲目のショスタコーヴィチもOEKがよく演奏する曲ですが,指揮者なしというのは,大胆な試みだったと思います。特に最後の楽章などは,ピアノ,トランペット,OEKの掛け合いという感じのスリリングな演奏でした。それでも品良く,センスが良いのは市野さんらしいと思いました。

3曲目のハイドンの協奏交響曲は,ソリスト4人ということで,シリアスさよりも祝祭的な感じがあり,気軽に楽しむことができました。4人の演奏を聞きながら,「楽器のキャラクターと演奏者のキャラクターがよく合っているなぁ」とか「この4人でOEKファミリーによる携帯電話のCMとか作れそうだ」とかいろいろと音楽の以外のことを考えながら,リラックスして楽しむことができました。

これで定期公演のシーズンが終わり,手持ちのチケットがゼロになりました。梅雨が明け,夏休みが明け,そして,新シリーズ...ということで次シーズンを楽しみに待ちたいと思います。

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