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2009年8月

2009/08/31

井上音楽監督指揮講習会 リレーコンサート

8月28日から4日間をかけて,井上道義音楽監督による指揮講習会が行われていましたが,その最終日,優秀者によるリレーコンサートが行われたので聞いてきました。オーケストラは金沢大学のオーケストラで,4人の優秀者が登場し,ベートーヴェンのコリオラン序曲とブラームスの交響曲第2番の3,4楽章が演奏されました。

指揮講習会を見るのはもちろん初めてのことでしたが,そのコメントの中から井上音楽監督の「音楽観」や「指揮者観」が伝わってきて,大変興味深く聞くことができました。当初の予定では,19:30から20:30ということだったのですが,大幅に時間が伸びました。これは,井上さんが30人近くの受講生のそれぞれについて講評を述べたからです。まず,その熱意に驚きました。井上さん自身,指揮講習会の講師をするのは初めてとのことでしたが,厳しさと優しさが混ざったような率直な指導は非常に参考になったのではないかと思います。特に受講生の指揮の技術のみならず,指揮者としての生き方が語られていく様子は,メモしたくなるような名言(or迷言も?)満載という感じでした。

この講習会は,来年度以降も続きそうな雰囲気ですが,今後どう展開していくか大いに期待したいと思います。アシスタントの広上さんとのコンビも抜群だったようです。

PS. 受講生の皆さんも大変だったと思いますが,指揮者の”楽器”となった金大フィルの皆さんにとっては大変な重労働だったのではないかと思います。その分,オーケストラにとっても,とても勉強になったのではないかと思います。

2009/08/27

2009IMA音楽賞・奨励賞

今年のIMA音楽賞・奨励賞の発表がありました。結果は,以下をご覧ください。
http://ongakudoishikawa.blog14.fc2.com/blog-entry-43.html

IMA音楽賞受賞者の中では,クララユミ・カンさんと,三井静さんの演奏を昨日聞いたのですが,「予想どおり」でした。ただし,皆さん,本当にレベルの高い演奏だったので,「好みの問題」とも言えるかもしれないですね。今後の活躍に注目したいと思います。

IMA フェスティバルコンサートwith 井上道義/OEK

毎年,いしかわミュージックアカデミー(IMA)に関連していろいろな演奏会が行われていますが,今年はIMA出身のソリストとOEKが共演するフェスティバルコンサートが行われました。近年,IMA出身者の中から次々と国際的な音楽コンクールでの優勝者が登場していますが,今回は,その代表ともいえる神尾真由子(2007チャイコフスキー国際コンクール優勝)さんとシン・ヒョンス(2008ロン・ティボー国際音楽コンクール優勝)さんの2人のヴァイオリニストが登場しました。

演奏した曲は,前半メンデルスゾーン,後半チャイコフスキーということで,いわゆる「メン・チャイ」共演になりました。それぞれの奏者の個性ともよく合っており,とても楽しむことができました。神尾さんの方は,チャイコフスキーコンクール優勝ということで,この曲を演奏する機会は非常に多いと思うのですが,まさに王者の風格を漂わせたような堂々たる演奏でした。OEKの伴奏ともども大変スケールの大きな演奏でした。

シン・ヒョンスさんの演奏は,神尾さんが太陽だとすれば,月といったところがあり,ちょっと憂いのある雰囲気が魅力的でした。ところどころテンポをぐっと落とし,緊張感のある弱音を聞かせるなど,非常に説得力のある演奏でした。

また,このお2人に先立って,地元金沢出身のピアニスト,篠永紗也子さん(昨年のIMA音楽賞受賞)も登場しました。今年のラ・フォル・ジュルネ金沢のオープニングで中林理力君が演奏したのと同じロンドが演奏されましたが,非常に流れの良い,純度の高い演奏を聞かせてくれました。

今回はもう一つ,IMAの受講生選抜オーケストラとOEKメンバーの一部とによる合同演奏という新しい試みが行われました。大半はIMAの受講生でしたが,このオーケストラのサウンドの見事さには驚きました。メンデルスゾーンの弦楽のための交響曲第10番という比較的地味目な曲が,非常にゴージャスに響いていました。

これまで,井上音楽監督とIMAとは直接関係して来なかったのですが,今回の凄い演奏を聞いて,来年以降も井上監督との共演を期待したいところです。この日は,途中で,今年のIMA音楽賞の発表もあったりして,IMA全体の打ち上げ的な開放感もあった演奏会でした(井上音楽監督が発表すると,やっぱり盛り上がります)。来年も,このパターンで「IMA打ち上げガラコンサート」的な演奏会に期待したいと思います。

井上道義音楽監督による指揮者講習会

井上道義音楽監督による指揮者講習会が明日28日から行われます。この講習会ですが,以下のとおり聴講料3000円を払えば,聴講可能です。

http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2009/08/post_165.html

また,最終日31日の19:30から行われるリレーコンサートは,無料で公開されるようです。初めての試みですが,どういう講習会になるか楽しみですね。

2009/08/26

IMAマスタークラス受講生発表会

今日は,現在行われているいしかわミュージックアカデミーのマスタークラス受講生発表会を聞いてきました。平日の日中に行われているので,なかなか聞けなかったのですが,今年はたまたま休みだったこともあり,聞きにいくことにしました。

午前10:00から夕方18:30までという長丁場で,ヴァイオリン(邦楽ホール),チェロ,ピアノ、声楽(交流ホール)に会場が分かれているので,つまみ食い的に幾つかを聞いただけだったのですが(15:00頃で抜けてきました),それでも,ものすごいボリュームのある発表会でした。各受講生が,これまで勉強してきた内容を披露する場なのですが,さすがマスターコース受講生ばかりということで,聞き応えのある演奏の連続でした。この受講生の中から世界の有名コンクールでの入賞者が続々出ていますので,コンクールの予選といった雰囲気もありました。

明日は,この受講生の中からIMA音楽賞が選ばれますが,誰が選ばれるか予想しながら聞くというのも(受講生には申し訳ありませんが),音楽ファンとしては楽しみです。

午前中のチェロ部門やヴァイオリン部門の聴衆は少なかったのですが,午後からのピアノ部門の方はかなりお客さんが入っていました。今年はIMA以外に井上道義さんによる指揮講習会も行われるということで,金沢市もいろいろな点で「音楽都市」的になってきたなぁと実感しています。

演奏者・曲等は,次のリストを参照してください(ただし,全員が出席したわけではなく,各奏者の演奏時間は各15分以内程度でした)。

http://www.pref.ishikawa.jp/music/A.music/lesson_sche.htm

2009/08/23

井上道義&オーケストラ・アンサンブル金沢21世紀美術館シリーズ

オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)選抜メンバーによる21世紀美術館での恒例シリーズが次のとおり行われます。

2009年8月25日(火) 15:30 〜 17:00 (2stages)
※申し訳ありません,8月28日ではなく,25日だったようです。

金沢21世紀美術館 交流ゾーン(柿木畠口情報ラウンジ / レクチャーホール裏) 入場無料

モーツァルト / ディヴェルティメント 変ホ長調K.563より『アンダンテ』
ベートーヴェン / 弦楽三重奏曲 ニ長調作品8より『ポラッカ』
ベートーヴェン / 弦楽三重奏曲 ト長調作品9-1より『プレスト』
バッハ / ゴールドベルク変奏曲 BWV988より

上島淳子 (ヴァイオリン),石黒靖典 (ヴィオラ),大澤 明 (チェロ)

また,井上道義OEK音楽監督もナビゲーターとして出演します。会場は移転したばかりの新情報ラウンジなどです。
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=680

2009/08/22

圧巻・豪華・感動!「終わらない夏の王国」

今日は金沢歌劇座で行われた歌劇「終わらない夏の王国」を見てきました。金沢歌劇座の座付スクールとして2007年9月に開校した金沢ジュニア・オペラスクール(KJOS)の最初の公演という記念すべき公演でしたが,予想を上回る見事な公演でした。この公演のために長い期間準備してきた成果が,最良の形で発揮されたのではないかと思います。

何よりも,指揮・演出も務めた神田慶一さんの作品が感動的でした。2幕構成で,全体で2時間以上かかる本格的な作品で,セリフ的な部分も含めてすべて音楽に乗って進みます。「ヘンゼルとグレーテル」を下敷きにしたストーリーでしたが,それを日本の子供の夏休みに置き換えた発想がまず素晴らしく,「この時期にぴったり」という作品になっていました。

主役クラスの3人を含め,各登場人物のキャラが立っており,すっかりファンタジーの世界に巻き込まれました。特に各幕切れ付近の合唱やダンスを見ながら,なぜかウルウルとなってしまいました(何と言うか「夏休みの終わり」とか「夕方」とか「子供」とかそういうキーワードが絡むと,明るければ明るいほど,切なくなりますね)。お見事でした。

衣装の豪華さ,その名のとおり「森」だった合唱団,そして,子供たちを支えた大人の歌手たち....非常に登場人物の多い作品でしたが,出演者もお客さんも大満足の作品だったと思います。この作品が1回だけの上演で終わってしまうも贅沢なのですが,是非「夏の定番」として,いつか再演して欲しいものです。KJOSの皆さんに心から感謝したいと当時に,今後の活動にも注目したいと思います。ありがとうございました。

2009/08/18

いしかわミュージックアカデミー2009開幕

8月恒例のいしかわミュージックアカデミー(IMA)が始まったようです。以前のように講師陣による室内楽公演は少なくなったのですが,その代わりにIMAの受講生や修了生による公演がいろいろと行われます。また,講習の様子を見学することもできるようです。詳細は次のページをご覧ください。

http://www.pref.ishikawa.jp/music/A.music/index_j.htm

今年は井上道義音楽監督指揮OEKとIMA出身の若手奏者とが共演するコンサートが8月27日に行われますが,特に神尾真由子さんとの共演に注目したいと思います。

2009/08/16

ジョイント・コンサート 朝日親子サマースペシャル

夏休み真っ盛り...というよりも,今年の場合「やっと夏」という感じですが,真夏らしい天候の中,この時期恒例のOEKのジョイント・コンサート朝日親子サマースペシャル」を聞いてきました。この演奏会では,毎年,OEKとOEKエンジェルコーラス,石川県ジュニアオーケストラが共演し,子供を中心とした家族連れのための曲が演奏されます。

OEK単独で演奏された子供の領分(管弦楽版)やおもちゃの交響曲も楽しめましたが,今年のハイライトは何と言っても,高校1年生のピアニストの徳永雄紀君とOEK+石川県ジュニアオーケストラ(合計で100名ほど!)が共演したラプソディ・イン・ブルーでした。徳永さんの演奏を聞くのは,新人登竜門コンサート以来のことですが,その時同様,余裕たっぷりの演奏で,「大人」の演奏でした。もちろん,山下洋輔さんや小曽根真さんのようなアドリブはほとんどなかったのですが,テンポの揺れなども堂に入っており,「正統派のすがすがしいラプソディ」を楽しませてもらいました。これを受ける合同オーケストラの演奏も立派なものでした。特にずらりと並んだトランペットの爽快の響きが最高でした。真夏に聞く若々しいガーシュインという気分たっぷりの演奏でした。

エンジェルコーラスの歌ったモーツァルトの百面相は,彼らの十八番のようなものですが,歌詞の多い(そして手拍子などの振り付けなどもいろいろ付いていましたね)難しい曲をしっかり聞かせてくれました。後半,宮川彬良さんの作曲によるオーケストラと児童合唱のための曲が2曲が歌われましたが,どちらもとても良い曲でした。エンジェルコーラスのように,子供の頃から,いろいろな曲をオーケストラと共演できるというのもうらやましいなぁと思いながら聞いていました。

最後は,おなじみゴジラ松井の応援歌で締められました。この歌については,本当に使われているのが謎ではあるのですが,応援する方としては,最近調子が良いので応援のしがいがあるというものです。

2009/08/09

新シーズンのチケットが送られてきました

現在は,シーズン・オフということで,しばらくOEKの演奏会はありませんが,来シーズンの定期公演のチケットが送られてきました。定期会員の特典は,従来同様のようです。

定期公演で演奏される曲目についてですが,同封されていたチラシをよくみると,少しずつ情報が増えているようです。例えば,この前の3月に「もっとカンタービレ」シリーズで演奏された,あの(?)グルダのチェロ協奏曲が来年3月のマイスター定期で再演されるようです。コンサートホールだとどういうことになるのか,非常に楽しみです。2つの合同公演,OEKの代わりに登場する南西ドイツフィルなど,大編成の曲が多いのも特徴かもしれません。内容の詳細は次のページからご覧ください。

http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/subscription/system.html

2009/08/07

最近の雑誌から

レコード芸術8月号
キタエンコさん指揮の「シェエラザード」のCD評

音楽の友8月号
金聖響さん指揮のベートーヴェン交響曲第7番,8番が演奏された定期公演(6月13日)の評
「東京の夏」音楽祭2009のオープニングコンサート(6月29日)の評

ONTOMO MOOK 最新世界のオーケストラ名鑑387
井上音楽監督のインタビュー記事が掲載されています。

音楽現代8月号
井上道義さん指揮の「イカの哲学」他のCD評
キタエンコさん指揮の「シェエラザード」のCD評

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