ブザンソン国際指揮者コンクールで山田和樹さん優勝
小澤征爾さんが優勝したコンクールとして知られているブザンソン国際指揮者コンクールで,山田和樹さんが優勝されました。山田さんは,OEKの公演にもよく客演されている方ですので,身内が優勝したような感覚です。
山田さんがOEKの指揮をするのを初めて見たのは,2006年の4月に行われた北陸新人登竜門コンサートでのことです。このときは,最晩年の岩城宏之さんの代役として登場されたのですが,このコンサートとしては,異例なことに,山田さんの指揮でベートーヴェンの交響曲第8番の全曲が演奏されました。考えてみると,このコンサート自体が,山田さんにとっての「登竜門」になったような気がします。
今回の優勝をきっかけに,一気に指揮活動がさかんになると思いますが,是非,OEKの定期公演への登場を期待したいと思います。
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