OEKのCD

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2009/09/06

岩城宏之メモリアルコンサート

2009/2010のOEKの定期演奏会シリーズの開幕となる「岩城宏之メモリアル・コンサート」に出かけてきました。この岩城賞も3回目となり,コンポーザー・イン・レジデンスの曲と組み合わせる形も定着してきました。

まず,最初に井上/OEKが近年積極的に取り上げているハイドンの交響曲が演奏されました。今回は,後期の曲の中では比較的演奏される機会の少ない102番が取り上げられました。ところどころ翳りがあるのが魅力的な,とても良い曲でした。ハイドンの交響曲を1曲ずつ聞いていくのは,スーパーなどのポインをためて行くような(?)楽しみと通じるものがあると思っているのですが,どの曲にもウィットやアイデアが盛り込まれているのが面白いところです。

後半は管楽器のための協奏曲が2曲演奏されました。まず岩城宏之音楽賞を受賞した,クラリネットの豊永美恵さんが登場しました。この賞自体,新人に対して送るのではなく,プロの演奏家として実績を積んでいる方を表彰し応援するという趣旨の賞ですが,そのとおり,安心してモーツァルトの世界を楽しませてくれました。突き抜けるような明るさと軽やかさが特に印象的でした。最終楽章はとてもスピーディでしたが,OEKとの息の合い方もぴったりでした。

最後は,今年のコンポーザー・イン・レジデンスのロジェ・ブトリーさんによるサクソフォーン協奏曲が演奏されました。昨日の富山公演が世界初演でしたが,初演とは思えぬ完成度の高い演奏であり,曲でした。やや難解な雰囲気はありましたが,須川さんのサクソフォーンの音は,非常に押し出しが強く,表現力が豊かだったので,じっくりと作品の世界に集中できました。特に第1楽章と第3楽章の最後のスリリングなほどの高揚感が印象的でした。

今回の公演は,全曲CD録音していましたが(テレビの収録も行っていました),サクソフォーン奏者にとっては新しい協奏曲のレパートリーが加わったと言えるのではないかと思います。今シーズンもまた,OEKらしい演奏の数々が楽しめそうですね。

PS. 演奏会場に何故かNHK交響楽団のコンサートマスターの篠崎さんがいらっしゃいました。やはり,存在感のある方でした。そのうち,OEKとの共演でも期待できそう?

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