外来オーケストラ来日公演あれこれ
本日は石川県立音楽堂で,西本智実指揮ロイヤル・フィルの演奏会が行われましたが(この公演には行けませんでしたが),今シーズンは,これ以外にもあれこれ来日オーケストラの公演が金沢で行われますので,ご紹介しましょう。
11月3日
マルク・ミンコフスキ指揮 ルーブル宮音楽隊
http://ongakudoishikawa.blog14.fc2.com/blog-entry-52.html
11月6日
レオシュ・スワロフスキー指揮チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
http://www.geibunkyo.or.jp/perform/2009/brno.html
3月1日
サカリ・オラモ指揮ロイヤル・ストックホルム管弦楽団
http://www.fujitv.co.jp/events/t-gc/tgc_kanazawa.html
この中で,個人的にいちばんの注目しているのは,初来日となるマルク・ミンコフスキ指揮 ルーブル宮音楽隊の公演です。音楽堂のブログから,YouTubeにリンクが張られていますが,なかなか不思議な雰囲気がありますね。
その他の2つは,いずれも「新世界」交響曲を演奏するようですが,むしろ独奏者の方が注目だと思います。東芝グランド・コンサートの方には,お馴染みのアリス=紗良・オットさんが再度登場します。今度は,チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏します。
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団の方は,ベン・キムさんがソリストとして登場します。日本ではまだ知名度は高くありませんが,ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝者ということですので,相当の実力者だと思います。こちらの方は,ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏します(赤羽ホールだとホールが小さすぎる気もするのですが...)。
今年は超メジャー・オーケストラの公演はないの,それぞれに注目の公演ですね。
PS. 本日のロイヤル・フィルの公演ですが,OEKのコンサートマスターとしてもお馴染みのサイモン・ブレンディスさんがコンサートマスターとして登場されたようです。こういうのもなかなか面白いですね。
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一晩に2つ目のコメント、すみません。
海外オケの金沢公演の情報、ありがとうございました。今日はロイヤルフィルだったのですね。
すでにルーブル宮のチケットは入手して、楽しみに待っております。
ピリオド系オケということでは、数年前、ハーディング指揮のマーラーチェンバーの金沢公演を聴いた際の、とても新鮮な感動が記憶に残っています。
11月のルーブル宮ですが、CDや、ご紹介いただいた動画サイトを通じて、オケの名称からするイメージとは違って、古典を新しい装いで表現してくれそうで、期待しています。
他の2つのオケについては、聴きに行く予定は、目下ありません。
なぜ2つとも「新世界」なんでしょうかねえ。あまり大掛かりな作品を好まない私としては、プログラムを主体に選ぶとすると、本日のロイヤルフィルも含め、躊躇してしまう事が多いのです。
投稿: めの・もっそ | 2009/09/24 23:26
外来オーケストラによる「新世界」というのは,非常に多いですね。この東芝グランド・コンサートだけでも何回も演奏されているような気がします。
「いわゆる名曲」だけに頼る傾向については,そろそろ見直した方が良いような気がします。
個人的には,R.シュトラウスの交響詩,ストラヴィンスキーのバレエ音楽,バルトークの管弦楽のための協奏曲辺りを生で聞いてみたいと思っているのですが,なかなか金沢では実現しないですね。
投稿: 管理人hs | 2009/09/25 23:10