ミステリアス・メンデルスゾーン第1夜:コンサート&シンポジウム
12月14日と15日の2日間は,今年生誕200年となるメンデルスゾーンにちなんだ「ミステリアス・メンデルスゾーン」というイベントが行われます。その1日目は,コンサート&シンポジウムということで,前半に声楽,合唱,器楽,室内楽の演奏が行われた後,指揮者のクルト・マズアさん,井上道義さんとドイツやイギリスから来られた音楽学者2名を交えてのシンポジウムが行われました。
まずは,何と言っても,名指揮者のクルト・マズアさんを間近で見られるということで出かけて来たのですが(2日目のコンサートのチケットがあれば,1日目も無料だった,ということもありますが),前半のコンサートも楽しめました。特に,「世界最古の弦楽四重奏団=ゲヴァントハウス弦楽四重奏団」によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏は,緻密さと緊迫感のある見事な演奏でした(この曲ですが,プログラムに書いてあった曲と実際演奏された曲が違うような気がしました。どうみても変ホ長調の曲ではなかった気がするのですが...)。
後半のシンポジウムの方は,井上道義さんが,あれこれ盛り上げようとしていたのですが,やはり通訳を介してのやり取りということで,丁々発止という感じにはならず,予想以上に時間がかかってしまいました。それとやはり,少々内容的に堅かったかもしれません。終了時刻が9:30近くになったこともあり,結構疲れてしまいました。
というわけで,明日のマズアさん指揮OEKという夢の組み合わせに期待したいと思います。
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