金聖響さん,OEKアーティスティック・パートナーに就任
OEK公式サイトのニュースによると,今週土曜日の定期公演に登場する金聖響さんがOEKアーティスティック・パートナーに就任されたとのことです。あまり聞いたことのない肩書きですが,今後いっそうOEKとのつながりが深くなることになります。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2009/12/post_194.html
聖響さんは,インタビューの中で「今後,シューベルトやシューマンを取り上げていきたい」と語っていますが,個人的には,OEKがほとんど取り上げてこなかったシューマンの交響曲に特に期待したいと思います。「アイデアはたくさんあります」と語っているのも頼もしいですね。
来年のラ・フォル・ジュルネはショパン+αということで,もしかしたらこの時に金聖響さん指揮OEKのシューマンというのも期待できるかもしれないですね。金聖響さんが常任指揮者を務める神奈川フィルとの合同公演というのもあるかもしれません。いろいろと期待が広がります。
聖響さんのブログには,今度の定期公演に向けてのメッセージが書かれていますので,併せてご覧ください。
http://seikyo.eplus2.jp/article/135087964.html
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管理人さま、体調はいかがでしょうか。
さてさて、この土曜日の第九直前、嬉しいニュースでしたね。
聖響さんですが、新しいことをやろうとする意欲やアイデアに溢れていて、それを確実に実現していく行動力があって、しかも正統性?を大切にしながら、ちゃんと自己主張もしている。この方、相当に頭のよい人だなと思っています。
著書「ロマン派の交響曲」にある通り、ロマン派でもやりたい事を沢山お持ちのようですね。特にシューマン全集はぜひ聴かせていただきたい。
古典ではベートーヴェンを一巡したところで、やはりハイドンやモーツァルトに取り組んでもらいたいです。
投稿: めの・もっそ | 2009/12/10 08:59