OEKのCD

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2009年3月15日 - 2009年3月21日

2009/03/21

イギリス音楽の系譜

今年になってからのOEKの定期公演は,ヴァレーズさんが登場した2月末の「フランス近代音楽特集」の公演をはじめとして,これまで定期公演で取り上げられてこなかったような曲が演奏される機会が多いのですが,この日の尾高忠明さん指揮のフィルハーモニー定期もテーマ性のあるもので,「イギリス音楽の系譜」と題して,イギリスに関係する曲が集められていました。この日のコンサートマスターは,英国出身のマイケル・ダウスでしたが,尾高さんと共に,非常に温厚な雰囲気のある音楽を作っていました。

メインのハイドンの「ロンドン」交響曲が何よりも味わい深い演奏でした。非常に室内オーケストラらしい雰囲気のある演奏で,力ずくで押すことなく,充実した音楽がホールに染み渡っていました。

前半に登場した,ピアノの小菅優さんも素晴らしいピアノを聞かせてくれました。モーツァルトのロンドは,曲名を見ただけでは分からなかったのですが,聞いてみれば「ああ,この曲か」という曲でした。尾高さん指揮のOEKともどども,微笑みがこぼれてくるような演奏でした。

続く,ブリテンの「若きアポロ」というのは,弦楽四重奏とピアノがと弦楽オーケストラのための曲で,編成的には,バロック時代の合奏協奏曲のような感じなのですが,ピアノのパートに華やかな技巧がちりばめられており,最初の一音を聞いただけで,ステージから光がパッと放射されてくるような不思議な明るさがありました。初めて聞く曲でしたが,オリジナリティ溢れる名作だと感じました。

この日の公演もCD録音をしていましたが,是非,この曲をもう一度聞いてみたいと思います。

PS.アンコールの曲としてグリーグの「過ぎた春」が演奏されました。この曲とイギリスのつながりについては,後でまた紹介したいと思いますが...この曲の最後の静かな部分でケイタイの呼び出し音がなってしまいました。これは最悪のタイミングでした。この時,流れてきた音楽がホルストの「木星」の中間部..「.考えてみるとこれもイギリスの曲だなぁ」と変なところで感心しました。皮肉なものです。

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