OEKのCD

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2009年4月19日 - 2009年4月25日

2009/04/25

OEKの新譜は金沢土産にぴったりです。

今回で7回目となるオーケストラ・アンサンブル21シリーズの第1弾が発売されたので早速購入しました。内容は,昨年7月26日の「ヨーロッパ公演壮行会公演」のライブ録音なのですが,何よりも目につくのがそのジャケットです。

Dsc00459_2

ベートーヴェンと全く関係なく,兼六園のことじ灯篭の写真が写っています。恐らく,これがラ・フォル・ジュルネ金沢のショップにも並ぶことになると思いますが,県外から来られたお客さんは,思わず手に取って「金沢の観光記念に1枚買っていくか」という感じになると思います。CDの表面にも,ことじ灯篭のようなロゴマークが入っていました。

このシリーズですが,CDによっては,演奏会が全部入っている長時間のものがあったり(ラルフ・ゴトーニさん指揮のものなど),今回のように1曲だけ足りないものがあったり(この時はハイドンの交響曲第96番も演奏されていました),統一が取れていないようです。

できれば,演奏会を全部収録してあると嬉しいのですが,例えば,今回のハイドンの場合,96番と100番のセットにするような可能性もあるのかもしれないですね。

というわけで,「兼六園のジャケット」を見つけたら,是非,手に取ってご覧になってください。

PS.我が家に「兼六園のジグソーパズル」があったのですが,ほとんど同じような写真でした。面白いので一緒に撮影してみました。ちなみに次回のベートーヴェンの交響曲第1番のデザインは,「東茶屋街」のようです。

PS.次のシリーズは,是非,21世紀美術館シリーズにして欲しいと思います。とても写真うつりが良いので,格好良いものになると思います。内容もそれに併せられるともっと良いと思います。

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Dsc00454

最近の雑誌から

レコード芸術5月号
-OEK21シリーズ2009年度第1回発売のベートーヴェン:交響曲第4番他の紹介記事

CDジャーナル5月号
-OEK21シリーズ2009年度第1回発売のベートーヴェン:交響曲第4番他が推薦盤になっていました。

音楽の友5月号
-3月6日に行われた257回定期公演の評
-金沢ジュニアオペラスクール(KJOS)が,2009年8月22日にOEKとの共演で行う,神田慶一音楽監督の作曲の歌劇「終わらない夏の王国」についての記事

モーストリークラシック6月号
-金沢ジュニアオペラスクール(KJOS)が,2009年8月22日にOEKとの共演で行う,神田慶一音楽監督の作曲の歌劇「終わらない夏の王国」についての記事

(参考)以下がプレス・リリースの様子です。
http://blog.goo.ne.jp/kanazawa-opera-c-c/e/85347991fb2a786694cf7c9dc5f13fe2

2009/04/23

2009年のワーナー「OEK21シリーズ」のラインナップ

毎年,5枚ずつ発売されているワーナー・ミュージック・ジャパンのOEK21シリーズですが,2009年は次のようなラインナップで発売されます(4月の定期公演パンフレットに掲載されていた情報です)。価格は各1500円。

第1回(4月22日発売)WPCS-12291
堀内貴晃:小編成管弦楽のためのカプリッチョ,アウエルバッハ:憂鬱な海のためのセレナード,ベートーヴェン:交響曲第4番(井上道義指揮)
#以下から購入できます。ただし...Amazonのジャケットは間違い!です。
http://astore.amazon.co.jp/onc0d-22?_encoding=UTF8&node=1
#と書いているうちに,ジャケットのイメージが消えましたので,差し替えになるようです。

第2回(5月27日発売)WPCS-12292
三枝成彰:イカの哲学,ベートーヴェン:交響曲第1番(井上道義指揮)


第3回(6月24日発売)WPCS-12293

リムスキーーコルサコフ:シェエラザート,スペイン奇想曲(ドミトリ・キタエンコ指揮)

第4回(7月22日発売)WPCS-12294
メシアン:異国の鳥たち,一柳慧:インタースペース,武満徹:地平線のドーリア 他(岩城宏之指揮)
#岩城さんが定期公演等で過去に取り上げた現代曲で未発売のものを集めたような感じです。

第5回(8月26日発売)WPCS-12295
シャブリエ:田園組曲,サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番,デュパルク:星たちへ,グノー:交響曲第2番(ジャン=ピエール・ヴァレーズ指揮,吉本奈津子(ヴァイオリン))

2009/04/21

プログラミングの妙:下野竜也指揮OEK定期公演

ラ・フォル・ジュルネ金沢開催直前の定期公演に出かけてきました。今回の指揮者は下野竜也さんだったのですが,珍しいことにソリストなしでした。OEKの場合,ソリストなしの定期公演と言えば,モーツァルトの3大交響曲であるとか,ブラームスの交響曲を2曲組み合わせるといったことが考えられるのですが,今回は,前半がバッハ/ウェーベルンとシェーンベルク,後半がスッペ,という大胆な構成でした。ウィーンという場所によって統一感が取られているのですが,下野さんに対する信頼感があって初めて成り立つプログラムだと思いました。

この選曲ですが,大成功でした。何と言うか「下野さんはただ者ではない!」と思わせる構成であり,演奏でした。前半ではオーケストラを抑制し,音の密度の高さを聞かせ,後半では一気にそれを解き放つような爽快さがありました。どの曲もオーケストラの音がしっかり鳴っているのが素晴らしく,神経質でピリピリした感じを予想していたシェーンベルクについても,血の通った温かみのようなものを感じました。

さらに嬉しい誤算だったのが,後半のスッペです。スッペ→「軽騎兵」序曲→通俗作曲家,といった連想が働くのですが,序曲を4つ並べることで,多彩で充実したサウンドが連続し,一瞬も退屈する間がありませんでした。ウィーンの作曲家といえば,ヨハン・シュトラウスを思い浮かべますが,スッペについても同等に演奏されるべきではないか,と思いました。

ここでも下野さんの指揮ぶりが見事で,どの曲もビシっと引き締まった音を聞かせてくれました。スッペの曲については,盛り上げ方はどこか似たパターンではあるのですが,そこに至るまでのプロセスが4曲ともバラエティに富んでおり,下野さんの意図どおり,「4曲まとめて交響曲」的な構成感も感じました。

ソリストなしの公演といえば,カラヤン,ベームといった往年の巨匠指揮者の来日公演などを思い出します。そういう観点からすると,下野さんにとっては大変名誉なことだと思いますが,その期待どおりの充実した内容でした。下野さんには,是非,再度,OEKに客演して欲しいと思います。

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