OEKのCD

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2009年5月17日 - 2009年5月23日

2009/05/23

広上淳一さん+ジョルジ・カラゼさん登場

OEKの第261回定期公演に出かけてきました。今回のプログラムは,メンデルスゾーンの交響曲第1番,ハイドンのチェロ協奏曲第1番,ハイドンの交響曲第60番「うつけ者」という非常に渋いプログラムだったのですが...非常に素晴らしい内容の公演となりました。プログラムの調性がハ長調系で統一されており,メンデルスゾーンとハイドンというメモリアル・イヤー作曲家の作品を取り上げていたのも良かったのですが,何と言っても広上さん,そしてチェロのカラゼさんです。

広上さんがOEKの定期に登場するのは今回で3回目ですが,今回もまた大変生き生きとした音楽を聞かせてくれました。後半のメインの曲がハイドンの交響曲第60番というのは,いかにもOEKらしいところですが,この演奏が最高でした。6楽章からなるちょっと変わった交響曲なのですが,最終楽章にすごい仕掛けがありました。パフォーマンス入りの交響曲といえば,ハイドンの「告別」交響曲を思い出しますが,インパクトの強さでは,今回の方がすごいと思います。詳細は後でレビューでお知らせしましょう。

今回のコンサート・マスターはシュテファン・スキバさんという白髪の男性奏者でしたが,今回のパフォーマンスの”役者”としては本当にぴったりでした。それ以外にも時折,非常にワイルドな表情を見せる演奏で,広上さんならではの演奏でした。

2曲目のハイドンのチェロ協奏曲第1番のソリストとして登場したジョジュジ・カラゼさんの演奏にも驚きました。この曲は,ものすごい難曲なのですが,その難しさを全く感じさせない,あきれるほど鮮やかな演奏でした。音色も晴れやかで,広上さんとOEKの作る音色ともぴったりでした。過去,OEKはこの曲を何回か演奏していますが,その中でも最高と言っても良い演奏だったと思います。まだ国内ではほとんど知られていないチェリストですが,お見事でした。

最初に演奏されたメンデルスゾーンの交響曲第1番もOEKにぴったりの曲でした。編成がまずぴったりです。初期ロマン派の香りのあるのもOEK向けです。広上さんの作る音楽は,とても爽やかで爆発力があり,大変聞き応えのある演奏となっていました。

全国的に新型インフルエンザが流行しつつある中での公演ということで,ちょっと心配する面もありましたが,マスクをする人の姿もそれほど目立たず,通常どおり演奏会を楽しむことができました。このことが何よりも嬉しい点でした。

2009/05/21

瀬近美津子さん死去

元アナウンサーで,コンサート・プランナーとしても活躍されていた瀬近美津子さんが亡くなられました。瀬近さんは,OEKの応援団の一人として,定期公演のプログラムでお名前を見ることがあったのですが,音楽堂のステージに登場されたことはなかったような気がします。ご自身で楽器演奏もされる方ということで,是非,OEKとの共演などを見たかったのですが,かなわぬことになってしまいました。心から哀悼の意を表したいと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000038-fsi-bus_all

2009/05/17

第8回北陸新人登竜門コンサート

今回で8回目となる北陸新人登竜門コンサートに出かけてきました。例年4月に行われていた演奏会ですが,年度初めの慌しい時期よりも,連休明けぐらいの方が落ち着いて楽しめるかもしれないですね(花見と合わせて楽しむもの良いですが)。今回は弦楽器部門でしたが,ヴァイオリニストが一人も登場しなかったのは今回が初めてだと思います。特に,コントラバスとハープのソリストが登場したのは,普通の定期公演でも珍しいことです。そういう意味で,通常の演奏会とはかなり違った雰囲気でしたが,どの方の演奏も大変立派なもので安心して楽しむことができました。

今回演奏されたのは次の3つの協奏曲でした。
クーセヴィツキー:コンチェルトop.3(岡本 潤(コントラバス,石川県出身)
ピエルネ:コンチェルトスタックop.39(平尾祐紀子(ハープ,石川県出身)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調作品33(香月圭佑(チェロ,富山県で研鑽を積む)

この中でいちばん面白いと思ったのがクーセヴィツキーの曲です。チャイコフキーやラフマニノフがコントラバスのために協奏曲を作ればこういう感じかな,という雰囲気の親しみやすい曲でした。ピエルネの曲は以前,定期公演で一度聞いたことがありますが,とても優雅で聞いている人を幸せにしてくれる曲であり演奏でした。最後のサン=サーンスは,遠藤真理さんとCD録音を行っている曲ですが,今回の演奏もスピード感たっぷりで大変ノリの良い演奏でした。

これらに先立って,ロジェ・ブトリーさんがOEKのために作曲した「URASHIMA」という曲の再演もありました。「浦島太郎」の伝説に題材をとった作品ということで,スライドと併せての演奏で,ビジュアル的にも楽しませてくれました。

今回登場した3人の方は,今後の活躍を見守りたいと思います。きっと,これから何回も音楽堂の舞台で活躍されることと思います。

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