OEKのCD

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2009年7月12日 - 2009年7月18日

2009/07/18

トゥーランドットを堪能

今日は金沢歌劇座で行われたオペラ「トゥーランドット」を見てきました。今回は,セミステージ形式ということでセットは,かなり簡素でしたが,その分を見事な照明で補っていました。それと,何と言ってもプッチーニの音楽が素晴らしく,3幕それぞれが大きく盛り上がる,豪華三段重ね中華・和風折衷弁当といった感じの見ごたえがありました。

音楽の面では,井上道義さん指揮OEKの作る堂々たる音楽(今回はかなり大勢のエキストラが入っていました)の上に繰り広げられた,主役2人の声のバトルが何と言っても聞きものでした。今回は茂山千之丞さんの演出で,主役2人は白塗りになっていましたが,オーケストラの大音量を突き抜けて聞こえてくる声のすごさを実感できました。トゥーランドットと逆のキャラクターのリュー役を歌った小林沙羅さんの瑞々しい声も大変印象的でした。

その他,至る所に聞き所,突っ込み所満載で,全く退屈することなく全編を楽しむことができました。書き出すとキリがなくなりそうです。

今回の公演も,井上道義さんだからこそ実現した企画だと思いますが,このペースで「北陸初演」オペラを取り上げていって欲しいと思います。今回のような簡素でセンスの良いステージならば,ほとんどどういうオペラでも対応可能ではないかと思います。この日は,ほぼ満席でしたが,こういう大規模なオペラ上演への期待を反映しているのかな,と思いました。

2009/07/15

トゥーランドット+鳥のカタログ

いよいよ,井上道義/OEKによる「トゥーランドット」公演が近づいてきましたが,この公演が行われる同じ18日に,金沢歌劇座のお隣の金沢21世紀美術館でも次のようなコンサートorイベントが行われます。

http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=614

メシアンの「鳥のカタログ」というピアノ独奏曲の全曲(!)を展示室の中で演奏しよう,というものです。「トゥーランドット」の前にふらりと聞いてくるというのも面白いと思います。ちなみに,その翌日にも公演があり,こちらの方はジョン・ケージのピアノ曲が演奏されるようです。

さて,「トゥーランドット」ですが,このオペラは,本当にわかりやすいオペラです。

主要な登場人物は,トゥーランドット姫と求婚者の王子カラフですが,そこに王子に片思いのリューが絡みます。ほとんどこの3人だけの話です。それ以外にピン,ポン,パンという3人の大臣が出てきますが,狂言回しです。カラフの父親のティムールとトゥーランドットの父親の皇帝アルトゥムも脇役ですね(実は,この皇帝アルトゥムに注目しています。皇帝といえば威厳たっぷりというイメージなのですが,このオペラでは,全く正反対のキャラクターなのです)。

音楽の方も非常に単純です。「やーまのお寺の鐘が鳴る」としか聞こえないメロディと「誰も寝ては鳴らぬ」の中のイナバウアーをしている部分のメロディを覚えておけば楽しめると思います。その他,トゥーランドットに挑戦するときに銅鑼が派手になったり,かと思えば,リューによる叙情的な泣かせる”プッチーニ節”が出てきたり,トゥーランドット姫の強烈な”ワーグナー的アリア”が延々と続いたり,退屈する間がありませんん。

OEK公式ホームページでは,その記者会見の様子も掲載されていますが,土曜日が非常に楽しみです。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/index.html

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