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2010/03/10

耳なし芳一 を観て来ました

実は今日は,名古屋まで日帰りで出かけてきたのですが,ギリギリ19:00に金沢に戻ることができましたので,そのまま池辺さん作曲のオペラ「耳なし芳一」を観て来ました。開演ギリギリに到着したこともあるのですが,驚くほどの超満席でした。補助席を沢山だしていましたが,ラ・フォル・ジュルネの一年目以来のことかもしれません(ただし,オーケストラピットとして,客席の前方を取り払っていました)。

作品の方ですが,アリアが出て来るオーソドックスなオペラというよりは,ドラマに近いオペラという感じでした。仲代達矢さんのナレーションで始まった後,「怪談」の世界に入っていきますが,琵琶とオーケストラとの絡み合い,芳一役の中鉢さんによる大変美しい高音が印象的な和風の歌いぶり,意外にコミカルな雰囲気も持った脇役たち,など飽きずに楽しむことができました。音楽の雰囲気としては,琵琶が登場する部分など,武満徹さんの音楽を思わせる部分もありましたが,チェンバロの音を使っていた辺りでは,黒澤明の映画「用心棒」にも通じるところがある気がしました。

邦楽ホールは,コンサートホールに比べると残響は少ないのですが,そのこともあり言葉がはっきり聞こえました。オーケストラの編成もそれほど大きくなく,オーケストラの音で歌が消されることもありませんでした。日本語のオペラを小編成で上演するには,この邦楽ホールは打ってつけだと思いました。

舞台や照明効果も印象的でした。美しい着物を着ていた平家の亡霊たちが,スッとスクリーンの後ろに現れたり,月明かりに輝く海をすっきりと表現したり,シンプルながら素晴らしい効果を上げていました。

このオペラは,金沢の後,新湊と横浜でも上演されます。さすが池辺さんという作品ですので,是非ご覧になってください。

PS.それにしても金沢駅から音楽堂へのアクセスの良さにはあきれるほどです。18:50に金沢駅に到着したのですが,傘を開くことなく,余裕で19:00の開演に間に合いました。東京の有楽町駅から東京国際フォーラムまでのアクセスも良いのですが,金沢はそれを上回っていると思います。この「交通至便」というのもLFJKの成功要因の一つだと実感した次第です。


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