OEKのCD

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2010年7月

2010/07/31

Favo Kanazawa(フリーマガジン)の最新号はOEK特集

石川県内のいろいろなお店の店頭に置いてあることのある「Favo」といフリーマガジンですが,その最新号の巻頭特集がOEKになっています。表紙は井上道義さんの写真です。

eBook版でも全文が読めるので,ご覧になってください。
http://www.favo-net.jp/issue/favo_kz.html

井上さんや団員に対するインタビューに加え,フリーマガジンらしく,関連するお店の紹介もあり,なかなか読み応えのある内容になっています。

2010/07/25

激戦!石川県吹奏楽コンクール(最終日)を聞いてきました。

今日は,石川県立音楽堂で石川県吹奏楽コンクールを聞いてきました。実は,子供が出演するということもあり,気合を入れて高等学校A部門を全部聞いてきました。午前中の職場一般部門と併せると合計22団体の演奏を聞いたことになります。ラ・フォル・ジュルネ金沢で長時間音楽堂に居ることには慣れていますが,さすがに真剣勝負の演奏の連続で,聞いているだけでかなり疲れました。

結果は,石川県吹奏楽連盟のサイトで正式発表されると思いますが,金賞受賞団体(北陸大会出場団体は○)は,次のとおりでした。

■大学部門
○金沢大学

■職場・一般部門
○小松市民吹奏楽団
 かほく市吹奏楽団
○百萬石ウインドオーケストラ

■高等学校A部門
○金沢市立工業高等学校
○金沢錦丘高等学校
○小松市立高等学校
○小松明峰高等学校
 寺井高等学校
○小松高等学校
○金沢桜丘高等学校

「自分が審査員なら...」というつもりで聞いていたのですが,各団体の差は少なかったと思います。特に銀賞以上の団体については,審査員の好みであるとか選曲による面も大きかったと思います。全般にしっかりと音を鳴らしてくる団体が上位になったような気がしましたが,「金にしてあげたい!」という団体が,上記以外にもいくつもありました。

今度は8月上旬に行われる北陸大会ということになりますが,さらに熱い夏は続きそうです。

http://www.ajba.or.jp/ishikawa/

PS. それにしても大掛かりな大会です。すべての団体が,わずかな時間で楽器を搬入し,搬出するのは観ているだけでも大変そうでした。音楽堂周辺は運送会社のトラックで一日賑わっていたようです。

2010/07/24

サラ・ブライトマンとOEKが共演 10月15日

読者の方から教えていただいた情報なのですが,歌手のサラ・ブライトマンとOEKが次のとおり共演します。会場は,いしかわ総合スポーツセンターということでPAを使った公演になると思いますが,全国的にも話題の公演になりそうです。

金沢公演 演奏:オーケストラ・アンサンブル金沢
2010年10月15日(金) いしかわ総合スポーツセンター 18:00 open/19:00 start
【料金】S¥15,000 A¥14,000 B¥13,000(座席指定/税込)

その他,全国各地でも公演が行われます。
http://udo.jp/Artist/SarahBrightman/index.html

2010/07/23

OEK室内オペラシリーズ オペラ「注文の多い料理店」他を聞いてきました

今日は,石川県立音楽堂の邦楽ホールで行われたOEK室内オペラシリーズ オペラ「注文の多い料理店」他を聞いてきました。今日は夏休みに入ったばかりの金曜の夜ということで,会場は子供連れのお客さんが目立ちましたが,そのとおりリラックスして楽しむことができました。

前半最初に上演された「河童譚」は,雰囲気が,少々子供っぽ過ぎるかな,と感じましたが,「注文の多い料理店」の方は,童話ならではの親しみやすさと宮沢賢治の原作の持つちょっとシュールでブラックな雰囲気をうまく伝えており,見ごたえがありました。3人(匹?)の山猫(メス)がナレーター役となり,森の中の屋敷に導いていくあたり,「魔笛」などと通じるメルヘンも感じました。

この山猫役の3人の女声と「不思議な料理店」にどんどんはまり込んでいく2人の男声のアンサンブルも大変楽しいものでした。何よりも,この室内オペラシリーズによって,地元の歌手が生き生きと活躍することができるのはとても良いことだと思います。

OEKの方は各パート1名ほどのこじんまりとした編成でした。金管楽器が入らない分,響きがとても柔らかでメルヘン的ムードにはよく合っていました。

前半の最後には,宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」が元NHKアナウンサーの青木さんによって朗読されました。チェロの大澤さんがゴーシュ役ということで,ところどころチェロを聞かせてくれました。この”マルチメディア朗読”もとても味わい深いものでした。

PS.21日に行われた「日本・コソボ国交樹立記念文化交流特別演奏会「平和への祈り」 コソボ・フィルハーモニー交響楽団&オーケストラ・アンサンブル金沢合同公演」の方は残念ながら行くことができませんでした。

2010/07/18

菅原洋一+奥田晶子+OEK「パリで出逢う:タンゴ,シャンソン 愛の響き」大人の味わいを堪能できました。

今日は,菅原洋一さんと奥田晶子さんをゲストに招いてのOEKファンタジー公演を聴いてきました。「パリで出逢う:タンゴ,シャンソン 愛の響き」というサブタイトルどおり,タンゴとシャンソンを中心とした「大人向け」の音楽の数々を楽しむことができました。

私にとって,菅原さんは「今日でお別れ」で有名な懐かしの歌謡曲の歌手というイメージだったのですが,今日の歌声を聞いて,「日本を代表するポピュラー音楽歌手だ」と認識を新たにしました。全く無理も無駄もない発声から豊かな声が広がり,会場の空気をゆったりとした気分に変えてくれました。声を張り上げなくてもしっかりと味が伝わるのは,若い歌手には真似できないことだと思います。

もう一人のゲスト,シャンソン歌手・奥田晶子さんの歌もまた聴き応えがありました。芯のある凛とした声を聴いているうちに,前向きな気分になりました。実は,本格的なシャンソンを実演で聴いたことは,ほとんどないのですが,言葉が本当によく伝わって来るなぁと感心しました。

菅原さんがタンゴ担当,奥田さんがシャンソン担当という組み合わせも,変化に富んでいました。指揮者の鈴木織衛さんとのトークも大変楽しいものでした。

この日のもう一人の主役はバンドネオンと編曲を担当した啼鵬(ていほう)さんでした。どの曲のアレンジも,菅原さん,奥田さん,OEKの組み合わせに最適化されており,演奏会全体をとてもまとまりの良いものにしていました。啼鵬さんのバンドネオンを聞くのは,「もっとカンタービレ」以来,今年2回目ですが,タンゴの気分をしっかりと盛り上げていました。特にリベルタンゴのスピード感は,お見事でした。

最後にアンコールで,菅原さんのヒット曲が歌われ,お開きとなりましたが,大変充実した内容のファンタジー公演だったと思います。

2010/07/15

ヴェンツェル・フックスと仲間たち 

今日は,金沢でもお馴染みの,ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスを中心とした室内楽の演奏会を聴いてきました。奥様の今永靖子さんのフルートとのデュオ,プーランクのクラリネット・ソナタ,ダンツィの木管五重奏,そして,最後にモーツァルトのクラリネット五重奏曲と非常に変化に富んだ構成でクラリネットという楽器のいろいろな魅力を引き出すプログラムを楽しむことができました。

フックスさんのクラリネットの音は,とてもまろやかで深みがあります。演奏の語り口も上手く,普通のソナタでも,ドラマを見ているように楽しむことができました。非常にデリケートな弱音も特徴で,モーツァルトのクラリネット五重奏曲の第2楽章などでは,弱音に耳をすましているうちに,曲の深さに引き込まれるような凄味がありました。

その分,他のメンバーの演奏が大味に感じられるようなところもありましたが,「ヴェンツェル・フックスと仲間たち」のサブタイトルに相応しく,アットホームな気分を楽しむことができる演奏会でした。

2010/07/10

金沢21世紀美術館友の会スペシャルコンサート2010 シューマンからメシアンへ/吉本奈津子(Vn)&木村かをり(Pf)

今日は,金沢21世紀美術館友の会スペシャルコンサート2010 : SUMMER CONCERTANTE ~シューマンからメシアンへ~を聴いてきました。金沢出身のヴァイオリニスト吉本奈津子さんと現代ピアノ曲のスペシャリスト木村かをりさんとがっぷり四つに組んだ,大変豪華な内容のコンサートとなりました。

21世紀美術館のシアター21は,音楽用ホールではなく,残響が全然ないので,特にヴァイオリン奏者にとっては弾きにくかったと思うのですが,吉本さんの演奏は大変正確で,かえって近現代の曲の面白さがくっきりと伝わってきた気がします。どれも一筋縄では行かない,サティ,ストラヴィンスキー,ラヴェル,シューマン,メシアンという多彩な作曲家の作品が並んでいましたが,間近で聴いたこともあり迫力満点でした。

中で特に印象に残ったのはラヴェルのヴァイオリン・ソナタとシューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番でした。ラヴェルのブルース風の2楽章は大変濃厚でした。シューマンの方は,晩年の作品ということですが,若々しいリズム感が気持ちよく,大変爽快に聴くことができました。木村かをりさんのピアノでは,やはりメシアンの曲が見事でした。途中,木村さんの演奏する力強い和音が入ってくると,光が差してくるように空気が変わったような気がしました。

この演奏会は,友の会員については,入場料500円(しかもドリンク付き(紙コップではなくグラスに入ったシャンパンが出てきました。素晴らしい。))ということで,まさにスペシャルなイベントでした。是非,OEKメンバーとのコラボなども含め,シリーズ化して欲しい企画です。

2010/07/09

高関健指揮OEK定期公演 ハイドンの交響曲第90番「3度目の正直」は大受け。渡辺玲子さんの多彩なヴァイオリンも見事

前回のラルフ・ゴトーニさん指揮の定期公演に続き,今回の高関健さん指揮によるOEKの定期公演もまた,なかなか渋いプログラムとなりました。ハイドンの交響曲第90番で締め,というのは分かる人には分かるのですが,大胆と言っても良い選曲です。

このところ,私自身,ハイドンの交響曲を実演で聞く時間がいちばん楽しい時間です。前回の83番に続いて今回は90番。ベートーヴェンやモーツァルトの交響曲を繰り返し聞くのも良いのですが,宝探しのようにハイドンの交響曲を聞くのは,また別の面白さがあります。この90番は何と言っても最終楽章に仕掛けが聞き所です。一旦終わると見せかけて,「まだ続きます」というフェイントが2回もあります。お客さんはその度に「してやられた」という感じになります。今回はレコーディングを行っていましたが,私の方は,こうなったらCDに自分の拍手を刻み込んでやろうと思い,みずから騙されて盛大に拍手をしてみました。曲全体としてもとても健康的で親しみやすく,さすがハイドンという逸品だと思います。

最初に演奏されたワイルの交響曲第2番の方は,さらにマニアックな作品ですが,高関さんはいつもどおり,ビシっと締めてくれました。2曲目のバーンスタインのセレナードは,OEKが比較的よく演奏している作品です。今回は渡辺玲子さんが独奏でしたが,曲の冒頭部のソロから聴き応え十分でした。楽章ごとに性格が違うのですが,渡辺さんのヴァイオリンの方もそれに応じて,非常に多彩な表現を聞かせてくれました。OEKと共演するのは久しぶりのことですが,私にとっては,今でも「信頼度No1」と言っても良いヴァイオリニストです。そのことを再認識できました。

打楽器が6人も入り,弦楽器の作るしなやかさに硬質なくさびを打ち込むような独特の色彩感が面白い作品です。高関さんの明確な指揮ぶりにもぴったりでした。

これで,2009~2010年のOEKの定期公演シリーズは(ファンタジー公演を除くと)おしまいです。シーズンの締めに相応しい,OEKらしい公演になったと思います。

2010/07/06

ファジル・サイ ピアノ・リサイタル 異色!強靭!超絶技巧のジャズピアニスト

今日はトルコ出身のピアニスト,ファジル・サイのリサイタルを聞いてきました。ラ・フォル・ジュルネ金沢を除くと,金沢で,外国の有名ピアニストのリサイタルが行われる機会は少ないのですが,今回のファジル・サイの演奏会は,まさに痛快そのものでした。

まず,ヤナーチェク,ベートーヴェンのテンペスト,プロコフィエフの第7ソナタ,展覧会の絵というプログラムは,サイの技巧の冴えと魅力を最大限に引き出してくる,聴き応えたっぷりのものでした。サイのピアノのタッチは,硬質・強靭で,冷たい狂気を感じさせるような凄味がありました。さすがにベートーヴェンのテンペストについては,かなり違和感を感じましたが,それでも実演ならではのスリリングな魅力がありました。

前半の最後に演奏されたプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番は,実演で一度聴いてみたかった曲ですが,サイの感性とピタリと合っていました。最終楽章など,ほとんどフリー・ジャズという演奏で,クラシック音楽の枠組みを越えたような演奏だったと思います。

後半の展覧会の絵は,冒頭のプロムナードから大変力強い演奏でした。サイは,グレン・グールドばりに,鼻歌まじりで演奏するのですが,「古い城」での鼻歌は,意外に(?)良い味になっていました。少々一本調子かなと思える部分もあったのですが,最後の「キエフの大門」のスケール感は圧巻でした。

「バーバヤガー」のような曲では,裏拍を強調するような感じで,ジャズ・ピアノに通じるものがあるなぁと思っていたらアンコールでは,本当にジャズの曲が演奏されました。サイの自由自在の演奏と先日聞いた守屋純子さんのジャズ講座を思い出しながら,ジャズとクラシックは区別する必要はなさそうだ,と改めて実感しました。

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