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2010年10月

2010/10/31

2010年全日本吹奏楽コンクール 石川県勢の結果

OEKとは関係ない話題ですが、全日本吹奏楽コンクールが、本日の高校の部で終了しました。その中の石川県のバンドの結果をお知らせしましょう。情報限は、全日本吹奏楽連盟のサイトです。

■中学校の部
11 銅 北陸 石川県 能美市立根上中学校
10 銀 北陸 石川県 金沢市立額中学校

■高校の部
9 銀 北陸 石川県 石川県立小松明峰高等学校

■大学の部
10 銅 北陸 石川県  金沢大学吹奏楽団

■職場・一般の部
8 銀 北陸 石川県  百萬石ウィンドオーケストラ

金賞がなかったのは、各団体にとっては、残念だったと思いますが、何よりも全部門に石川県のバンドが出場したということは、すごいことだったと思います。夏の暑い時期からの、長い長い戦いは、各バンドのメンバーにとっては、非常に大きなプレッシャーだったと思いますが、その分、何ものにも代え難い自信と思い出になったことでしょう。

それにしても、本日、小松明峰高校が演奏したディオニソスの祭ですが、これは、パリ・ギャルドが初演した曲なんですね。コンクールと同じ時間帯にギャルドを聞いていたものとしては、不思議な因縁を感じてしまいました。

パリ・ギャルド吹奏楽団金沢公演。「ローマの松」の素晴らしいハーモニー!明快なボレロ...気持ちの良い時間を過ごしました。会場は,地元吹奏楽部の生徒でいっぱい!

今日は,全日本吹奏楽コンクールの高校の部が,東京の普門館で行われたはずですが,金沢では,パリの名門,ギャルド吹奏楽団の演奏が行われました。この吹奏楽団は,本当は,「ギャルド・レピュブリケーヌ」という舌を噛みそうな名前で,その印象的な名前のせいで私自身が中学生の頃から名前だけは知っていた団体です。今日は,吹奏楽部に入っている子供を連れて家族揃って聞いてきたのですが(非常に良心的な価格設定!),音楽堂に行ってみると,開場前なのに1階の通路はラ・フォル・ジュルネ状態になっていました。SABのランク指定はあったのですが,基本的に自由だったので,こういうことになったようです(S席ぐらいは指定席でも良かったかも)。

演奏の方は,フランスの吹奏楽団らしさ一杯の大変明るいサウンドを満喫できました。最初に演奏された,キャンディード序曲は,いつも聞いている演奏とは,ニュアンスが微妙に違うような感じで,「パリのアメリカ人」風キャンディードという印象でした。次のハチャトゥリアンも,荒々しさの対極にある演奏で,”ギャルドならでは”と感じました。

続く「ローマの松」一度生で聞いてみたかった曲です。この曲は最後の「アッピア街道の松」の大音量になる部分が有名ですが,ギャルドの演奏はそれだけではなく,各部分ごとの表情がきっちりと描き分けられており,大変聴き応えがありました。もちろん最後の部分も見事でした。ただし,音量で圧倒するというのではなく,美しいハーモニーをホール一杯に響かせる,という音楽的な演奏でした。

後半は行進曲が2曲演奏された後,ボレロが演奏されました。管弦楽を吹奏楽に編曲したものということで,冗長になるのかなとも思ったのですが,そういう所はなく,各ソロ楽器が,しっかりと自己主張しながら,しかし全体としてみるととてもまとまり良いという見事な演奏でした。

今回はフランソワ・ブーランジェさんの指揮でした。どの曲も奇を衒ったようなところはなく,ここぞという見せ場で,ギュッと引き締めるような見事な指揮ぶりでした。

予想どおり(後半の演奏時間が短かったこともあり),アンコールは3曲も演奏されました。熊蜂の飛行,カルメン前奏曲とお馴染みの曲が続いた後,ニーノ・ロータの映画「8 1/2」の音楽で締められました。この最後の曲が何とも粋でした。もう一度聞いてみたい曲です。

というわけで,「熱演」といった汗臭い形容詞が全く相応しくない,プロの演奏の連続でした。我が家の子供もしっかりと楽しめたようです。

PS. この日のお客さんは,制服を着た中高校生の姿が目立ちました。改めて吹奏楽人口の多さを実感しました。今年の全日本吹奏楽コンクールには,各部門に石川県代表が出場しているのですが(これだけで結構すごいと思います),近年,着実に石川県の吹奏楽人気が高まっている気がします。

2010/10/30

OEK定期会員向け割引情報各種 小曽根真,MOZART!,東芝グランドコンサート

OEK定期会員向け割引情報のお知らせが郵送で送られてきました。

小曽根真Road to Chopin 11月6日(土)19:00 北國新聞赤羽ホール 1000円引き
東宝ミュージカル「MOZART!」 2011年1月29日(土) 16:00- /1月30日(日)12:00- / 16:00- 金沢歌劇座 1000円引き
東芝グランドコンサート 2011年3月16日(水)19:00 石川県立音楽堂コンサートホール チョン・ミョンフン指揮チェコ・フィル,庄司紗矢香(ヴァイオリン) SS,Sのみ2000円引き

この中では,東宝ミュージカルの「Mozart!」に関心があります。金沢歌劇座の方は,ここ数年改装ばかりしていますが,一体どう変わったのか見てみたいものです。生のオーケストラも入るのか気になります。今年の東芝グランドコンサートの方は,金額がかなり高いですね。庄司さんが登場するのですが,演奏曲目が,またまたまたチャイコフスキー...ということでどうしようか迷うところです。

第290回定期公演ファンタジー・シリーズ 《アキラさんのOEK POPS》

今日は,午後から 《アキラさんのOEK POPS》ということで,宮川彬良さんの指揮・編曲によるファンタジー定期公演が行われています。私の方は出かけていないのですが,行かれた方は感想をお聞かせください。次のような曲が演奏される予定になっています。

宮川彬良/The 55~OEKポップスのテーマ
ボッケリーニ/秋色のメヌエット
マンシーニ/ひまわり
ビートルズ/イエロー・サブマリン
中山晋平/中山晋平物語~歌よ命に届け
ベートーヴェン、プラド/シンフォニック・マンボNo.5≪運命≫ 
ホフマン、リヴィングストン/ビビディ・バビディ・ブー ほか

私の方は,明日行われる,ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の公演に出かける予定にしています。

2010/10/28

ラ・フォル・ジュルネ金沢2011始動。恒例のピアノ・オーディションの募集も始まりました。今回もオリジナル年賀状 発売されます。

いよいよ,ラ・フォル・ジュルネ金沢2011の情報提供が公式サイトから始まりました。デザインは「ショパン」のままですが,ピアノ・オーディションの参加者募集と年賀状発売のお知らせが次のとおり掲載されています。

http://lfjk.jp/news_2010/topics.cgi?action=201010211837

http://lfjk.jp/news_2010/topics.cgi?action=201010281821

年賀状のデザインには,スニーカーを履いたシューベルトの絵がデザインされています。数年前の東京で行われたときと同様のデザインになるのかもしれないですね。

2010/10/24

日本音楽コンクール:ヴァイオリン部門 いしかわミュージックアカデミー IMA音楽賞受賞者が上位独占

今年の日本音楽コンクール:ヴァイオリン部門の結果が次のとおり発表されました。

http://mainichi.jp/enta/art/news/20101024k0000m040049000c.html

第1位 山根一仁=横浜市立豊田中3年
第2位 城戸かれん=東京芸大付高1年
第3位 毛利文香=神奈川県・洗足学園高1年
入選 新井貴盛(19)=東京芸大2年
岩谷賞(聴衆賞) 山根一仁

この顔ぶれですが,今年のIMA音楽賞の顔ぶれと見事に重なり合っています。
http://ishikawa-ma.jp/news/topics.cgi?action=201008261721

これをきっかけに,IMAへの注目度も高まるのではないかと思います。それにしても,中学3年生と高校1年生で上位独占というのもすごいですね。

2010/10/23

金聖響さん指揮OEKのベートーヴェン:交響曲第1&9番のCDが発売されました。

書くのを忘れていましたが,金聖響さん指揮OEKのベートーヴェン:交響曲第1&9番のCDがAvexから発売されました。
http://astore.amazon.co.jp/onc0d-22/detail/B003YANSZ2

昨年の定期演奏会のライブ録音の音源が使われているはずですが,どのように収録されているのか楽しみに聞いてみようと思います。聖響さんによるベートーヴェンの全集も,あとは4番と8番だけですね。

10月22日のOEKアフタヌーン・スペシャルコンサート:ホテルランチと共に楽しむ午後の音楽会は,いかがだったでしょうか?

平日の午後に,ホテルのランチとクラシック音楽とを共に楽しむ「「アフタヌーン・スペシャルコンサート」という新しい企画が10月22日から始まりました。さすがに私の方は行けませんでしたが,なかなか優雅な雰囲気の演奏会ですね。行かれた方は感想などをお聞かせ下さい。ランチを食べた後だと,日常的にも,ウトウトしてしまいそうですが...それもまた一興でしょうか。

10月22日(金)14:00開演(13:30開場) 石川県立音楽堂コンサートホール
アフタヌーン・スペシャルコンサート:ホテルランチと共に楽しむ午後の音楽会
指揮:ヨンミン・パク, 歌:米良美一, ピアノ:田島睦子, コンサートソムリエ:朝岡聡

* モーツァルト/交響曲第40番より
* ショパン/ピアノ協奏曲第1番より
* ヘンデル/「メサイア」より
* モーツァルト/歌劇「アルバのアスカーニオ」より
* シューベルト/交響曲第8番「未完成」

2010/10/20

OEK定期公演にナッセンさん登場。キラキラとしたサウンドとパズルを解くような面白さを楽しめる掌の音楽集。終演後は,何と指揮者室でサイン会

今回のOEKの定期公演Mには,イギリスの作曲家・指揮者のオリバー・ナッセンさんが登場しました。ステージに登場したナッセンさんを見た瞬間,時節柄,最近金沢市の里山を脅かしている,”あの動物”を思い出してしまいましたが,演奏の方は,荒々しい野生的な世界とは正反対でした。どの曲についても,精密にできた玩具であるとか,大切にしまってあった宝物を,大きな手のひらで優しく包み込むように扱っているような緻密さと不思議な心地良さがありました。

今回のプログラムは,大半のお客さんにとって,1回も聞いたことがないような曲ばかりだったと思います。次のとおりです。

* マデルナ:「フィッツウィリアム・ヴァージナルブック」による陽気な音楽(1969)
* 武満 徹:群島S.-21人の奏者のための(1993)
* ナッセン:人形の宮廷のための音楽
* レスピーギ:ボッティチェッリの3枚の絵~「春」「東方三博士の礼拝」「ヴィーナスの誕生」

この選曲もまたお見事でした。マデルナとレスピーギが擬古典的な気分で共通し,武満さんとナッセンさんの作品が,オーケストラの編成の面白さで,好対照をなしていました。ナッセンさんの作品の中に含まれている曲に「パズル」という曲がありましたが,何もかもがきっちりと組み合わさっている,パズルを思わせるプログラムだったとおもいます。

武満さんの作品は,室内オーケストラを3つの群(=島)と2つの離れ小島に分け,ステージ+音楽堂全体に配置させるという面白い作品でした。音が色々な方向から飛び交う,実演でないと楽しめない曲でした。まさに浸るための曲でした。

ナッセンさん自身の作品は,弦楽器と管楽器の位置関係が反対で,しかもオーケストラを2つのグループに分けて,掛け合いをするという独特の作品でした。この曲もまた,精密なおもちゃを思わせるところがあるのですが,OEKがナッセンさんの手のひらの上でもてあそばれているような趣きがありました。

マデルナとレスピーギの作品も,大変聴きやすい作品でした。特にレスピーギの作品は,「これはレスピーギのサウンドだな」と思わせる,輝くような明るさが随所に出てきて,演奏会全体を気持ちよくまとめてくれました。ナッセンさんは,以前,OEKに客演したときには,ラヴェルのマ・メール・ロアを指揮されましたが,心底,こういうおとぎ話的な世界を愛しているのだな,と感じました。

今回のプログラムは,演奏時間的にもかなり軽めでしたが,ナッセンさんの好みがしっかりと貫かれていましたので,物足りない感じはしませんでした。ナッセンさんならではの「音による絵本集」といっても良い世界を楽しめた公演でした。

PS.今回もサイン会が行われましたが,いつものロビーではなく,何とステージ裏の指揮者室で行われました(やはり,移動されるのが大変なのです)。思わぬバックステージツァーを楽しむことができ,「へぇ,こうなっているのか」と得した気分になりました。

2010/10/16

PFU創業50周年クリスマスチャリティコンサート(12月11日(土))のプレスリリース

OEKの設立当初から,OEKの活動を支援しているPFU主催のチャリティコンサートが今年も次のとおり行われます。今回は,「PFU創業50周年」ということで,中村紘子さんが出演し,大変豪華な内容となっています。

2010年12月11日(土曜日) 開場 14時、開演 15時
場所 石川県立音楽堂 コンサートホール
管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮者 船橋 洋介
独奏者 ピアノ 中村 紘子

プログラム
<中村 紘子 ピアノ・ソロ>
チャイコフスキー :「四季」より11月「トロイカ」
ラフマニノフ :幻想的小品集 Op.3より
ラフマニノフ :第2番 嬰ハ短調 前奏曲「モスクワの鐘」
ガーシュイン :3つの前奏曲より第1番変ロ長調

<オーケストラ・アンサンブル金沢>
ベートーヴェン :交響曲 第5番 ハ短調Op.67「運命」

<中村 紘子&オーケストラ・アンサンブル金沢>
ショパン :ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

[応募先]
入場は無料ですが,入場整理券が必要です。詳細は次のサイトをご覧下さい。
http://www.pfu.fujitsu.com/news/2010/new101015.html

2010/10/15

サラ・ブライトマンinコンサート2010 金沢公演 with オーケストラ・アンサンブル金沢

今日は,いしかわ総合スポーツセンター・メインアリーナで「サラ・ブライトマンinコンサート2010 金沢公演 with オーケストラ・アンサンブル金沢」が行われたようです。私は(チケットが高額だったこともあり)聞きに行っていませんが,5000人も入るホールでの演奏というのは,どういうものか聞いてみたかった気もします。行かれた方がありましたら,感想をお聞かせください。今回の会場は,かなり郊外にありますが,これからこういう形で使われる機会が多くなるのかもしれませんね。

2010/10/06

ケン・シエ指揮OEK定期公演。後味爽やか!ビゼーの交響曲

今日は,ケン・シェさん指揮のOEKの定期公演を聞いてきました。この方のお名前は,OEKが伴奏する協奏曲のCD録音で聞いたことはありますが,定期公演に登場するのは初めてだと思います。ケン・シェさんは,恐らく,最も若い世代に属する指揮者だと思いますが,その指揮ぶりは自信に満ちており,曲の魅力をしっかりと伝えてくれる,素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

特に最後に演奏されたビゼーの交響曲が見事でした。OEKの設立当初から繰り返し演奏されてきたOEKファンにとっては,お馴染みの曲ですが,冒頭からびしっと引き締まり,全曲を通じて,さらりとした感触のある爽やかな音楽を聞かせてくれました。この日はアンコールは演奏されなかったのですが,これも正解でした。ビゼーの曲の爽やかさのみが演奏後にもしっかりと残り,「よくわかっているな」と感心しました。

前半は,吉田恭子さんのヴァイオリンとの共演で,チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲などが演奏されました。吉田さんは,大変しっかりとした音を聞かせてくれましたが,さすがにこの曲については,いろいろな名手による演奏を何回も聞いてきましたので,求めるレベルが高くなってしまいます。今回の吉田さんの演奏も,悪くはなかったのですが...「おお!」と思わせるような演奏の冴えや,演奏の密度の高さ,熱い歌...とった点では,ちょっと物足りなさを感じました。この辺は,超名曲を演奏する難しさと言えるのかもしれません。

むしろここでも,ケン・シェさん指揮OEKのエネルギーに満ちた音楽が素晴らしく,若い指揮者のチャイコフスキーは良いなぁと思いました。

ケン・シェさんについては,機会があれば,フル編成のオーケストラを指揮するのも聞いてみたいと思いました。きっとダイナミックな演奏を聞かせてくれるのではないかと思います。大変楽しみな指揮者だと思います。

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