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2010/10/31

パリ・ギャルド吹奏楽団金沢公演。「ローマの松」の素晴らしいハーモニー!明快なボレロ...気持ちの良い時間を過ごしました。会場は,地元吹奏楽部の生徒でいっぱい!

今日は,全日本吹奏楽コンクールの高校の部が,東京の普門館で行われたはずですが,金沢では,パリの名門,ギャルド吹奏楽団の演奏が行われました。この吹奏楽団は,本当は,「ギャルド・レピュブリケーヌ」という舌を噛みそうな名前で,その印象的な名前のせいで私自身が中学生の頃から名前だけは知っていた団体です。今日は,吹奏楽部に入っている子供を連れて家族揃って聞いてきたのですが(非常に良心的な価格設定!),音楽堂に行ってみると,開場前なのに1階の通路はラ・フォル・ジュルネ状態になっていました。SABのランク指定はあったのですが,基本的に自由だったので,こういうことになったようです(S席ぐらいは指定席でも良かったかも)。

演奏の方は,フランスの吹奏楽団らしさ一杯の大変明るいサウンドを満喫できました。最初に演奏された,キャンディード序曲は,いつも聞いている演奏とは,ニュアンスが微妙に違うような感じで,「パリのアメリカ人」風キャンディードという印象でした。次のハチャトゥリアンも,荒々しさの対極にある演奏で,”ギャルドならでは”と感じました。

続く「ローマの松」一度生で聞いてみたかった曲です。この曲は最後の「アッピア街道の松」の大音量になる部分が有名ですが,ギャルドの演奏はそれだけではなく,各部分ごとの表情がきっちりと描き分けられており,大変聴き応えがありました。もちろん最後の部分も見事でした。ただし,音量で圧倒するというのではなく,美しいハーモニーをホール一杯に響かせる,という音楽的な演奏でした。

後半は行進曲が2曲演奏された後,ボレロが演奏されました。管弦楽を吹奏楽に編曲したものということで,冗長になるのかなとも思ったのですが,そういう所はなく,各ソロ楽器が,しっかりと自己主張しながら,しかし全体としてみるととてもまとまり良いという見事な演奏でした。

今回はフランソワ・ブーランジェさんの指揮でした。どの曲も奇を衒ったようなところはなく,ここぞという見せ場で,ギュッと引き締めるような見事な指揮ぶりでした。

予想どおり(後半の演奏時間が短かったこともあり),アンコールは3曲も演奏されました。熊蜂の飛行,カルメン前奏曲とお馴染みの曲が続いた後,ニーノ・ロータの映画「8 1/2」の音楽で締められました。この最後の曲が何とも粋でした。もう一度聞いてみたい曲です。

というわけで,「熱演」といった汗臭い形容詞が全く相応しくない,プロの演奏の連続でした。我が家の子供もしっかりと楽しめたようです。

PS. この日のお客さんは,制服を着た中高校生の姿が目立ちました。改めて吹奏楽人口の多さを実感しました。今年の全日本吹奏楽コンクールには,各部門に石川県代表が出場しているのですが(これだけで結構すごいと思います),近年,着実に石川県の吹奏楽人気が高まっている気がします。

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コメント

おはようございます。
昨日のパリ・ギャルドを聴いたせいか、けさは目覚めも良く、何だか楽しく一日お仕事できそうな気持ちです。
よく言われるところですが、やはり「音楽は音を楽しむもの!」昨日は改めてそんな事を感じて来ました。
そういえば、ルーブル宮のオケを聴いた日も、同じことを思いました。
それにしても、何と洗練された美しいハーモニーだったのでしょうか。叫ばない「ローマの松」のコーダは鮮やかさの極みだったですね。
ラテン系の楽団の方は、わりと自然に振舞っているのですが、彼ら/彼女ら自身が音楽を楽しんでいるから、あんなに余裕のある、粋な音が出てくるのかなーなんて思いました。
余談ですが、サンブル・エ・ミューズ連隊行進曲が、懐かしかったです。小学生の頃に演奏した記憶が鮮やかに蘇りました。

meno mossoさん,こんばんは。大変レスポンスが遅くなったのですが,ギャルドの演奏は良かったですね。

「ローマの松」では,照明の演出を使っていましたが,今年のOEKと兵庫PACオーケストラとの合同演奏などを思い出してしまいました。今度は是非,井上道義さんの指揮で聞いてみたい曲です。

ギャルドについては,25年ほど前,FMで放送された日本公演の演奏のことを覚えています。演奏が終わった後,「ブラボー」ではなく,「よかったぞー」と叫んでいる人の声が放送されたことがあります。いまだに,こういう掛け声を聞いたのは,この時だけです。

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