OEKのCD

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2010年8月22日 - 2010年8月28日

2010/08/26

いしかわミュージックアカデミー日本海交流コンサートwithOEK 何とも豪華なヴァイオリンの競演!IMA音楽賞も発表

いしかわミュージックアカデミー関連のイベントのトリとなる「日本海交流コンサートwithOEK」を聞いてきました。昨年はフェスティバルコンサートという名称でしたが,今年は,「日本海」という名称を入れ,韓国と日本の若手ヴァイオリン奏者とOEKの競演という特徴を強く打ち出していました。

最初にIMAオーケストラとOEKの弦楽セクションの競演で大変ゴージャスな響きのバルトークが演奏された後,前半は正戸里佳さんとクララ=ジュミ・カンさんが登場しました。演奏された曲は,ツィガーヌ,序奏とロンド・カプリツィオーソ,ツィゴイネル・ワイゼンということで,ヴァイオリンの技巧的な定番曲を3つ並べるという大変豪華な内容でした。お二方とも,唖然とするほど,見事に聞かせてくれましたが,特にクララ=ジュミ・カンさんの堂々たる演奏は圧倒的でした。数日前に交流ホールで聞いたばかりでしたが,コンサートホールでさらにスケールの大きな演奏を聞かせてくれるあたり,ただ者ではないと思いました。

後半は,マウラーという作曲家の4本のヴァイオリンのための協奏交響曲という珍しい作品が演奏されました。登場したのが,鈴木愛理さん、青木尚佳さん、 松本紘佳さん,インモ・ヤンさんの4人でした。古典派風のシンプルな曲で,オペラの四重奏を聴くような,楽しさのある曲でした。それぞれが競うようにソロパートを演奏したり,大変華やかで楽しい演奏でした。

演奏会の最後は,ヒョンス・シンさんの独奏で,モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番が演奏されました。シンさんは,鮮やかなコバルト・ブルーのドレスで登場しましたが,その印象どおりの,洗練された素敵な演奏を聞かせてくれました。

今回のIMAは,いろいろと新しい試みが行われましたが,しっかりと金沢に定着してきた気がします。韓国からの受講者がさらに増え,今回の演奏会のタイトルどおり,日本海地域のアカデミーとして発展して行くことを期待したいと思います。

なお,今年のIMA音楽賞ですが,次のとおり公式サイトで発表されていました。
http://ishikawa-ma.jp/news/topics.cgi?action=201008261721

この中から,来年のIMAで行われる各種コンサートに出演される方が出てくることでしょう。今後の活躍に期待したいと思います。

2010/08/22

今回の「もっとカンタービレ」は,いしかわミュージックアカデミー講師陣とOEKメンバーとのジョイントコンサート

今回の「もっとカンタービレ」は,現在開催中のいしかわミュージックアカデミー(IMA)にちなんで,神尾真由子さんをはじめとした,IMAの講師とOEKとの共演となりました。神尾真由子さんが登場するとあって,会場の交流ホールはこのシリーズ始まって以来の大入りとなりました。

最初に神尾さんの独奏でパガニーニのカプリースの抜粋が演奏されました。神尾さんは全く神経質になることなく,平然と”技のデパート”といっても良い曲の数々を一気に聞かせてくれました。ただし,今回あまりにもお客さんの数が多く,屋根の下のような後方の座席になったこともあり,やや音が通らない感じがあったのは残念でした。

2曲目のブラームスのクラリネット五重奏曲は,OEKとIMAの混成チームでした。遠藤さんのクラリネットは,相変わらず高音から低音まで大変安定しており,お見事でした。IMAの原田さんを中心とした弦楽四重奏の方も大変柔らかな響きでした。何よりも5人の音のまとまりが素晴らしいと思いました。

後半に演奏されたドヴォルザークのピアノ五重奏曲は,IMA講師陣のみの室内楽でした。パスキエさんが第1ヴァイオリン,神尾さんが第2ヴァイオリンというIMAならではの豪華室内楽でしたが,聴いている方にも室内楽演奏の楽しさが伝わって来るような演奏でした。恐らく,それほど練習時間は取れなかったと思うのですが,その一発勝負的なアンサンブルを逆に楽しんでいるような余裕が感じられました。

「もっとカンタービレ」とIMAのコラボレーションというのは,今回初めての試みでしたが,会場は非常に盛り上がっていましたがので,IMAを盛り上げるには最適の企画と言えそうです。ただし,会場の方は,コンサートホールとまでは行かなくても,特別に邦楽ホールで行っても良かったかなと思いました。

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