OEKのCD

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2010年8月29日 - 2010年9月4日

2010/09/04

ドミトリ・キタエンコさん,OEKのプリンシパル・ゲストコンダクターを退任

本日行われた定期公演のパンフレットの情報によると,ドミトリ・キタエンコさんがOEKのプリンシパル・ゲスト・コンダクターを8月で退任されたとのことです。残念ですが,キタエンコさんについては,非常に出番が少なかったので,多忙でいらっしゃったのかもしれませんね。今シーズンは,登場の機会はなさそうですが,機会があれば,客演を期待したいと思います。

2010-2011OEK定期公演シリーズ開幕 カンタさん,岩城宏之音楽賞受賞おめでとう&加古隆さんの新曲も大変楽しめました。

2010-2011年のOEKの定期公演シリーズが開幕しました。毎年,開幕公演は,岩城宏之音楽賞受賞者のお披露目と,新曲の発表が行われるのですが,今年の公演は特に華やいだ雰囲気があったと思いました。

岩城賞の記念式典に続いて,まず最初にハイドンの交響曲第103番「太鼓連打」が演奏されました。最初の「連打」の部分ですが,昨年,来日してハイドンを聞かせてくれたミンコフスキーさんの解釈を彷彿とさせるような,カラりとした祝祭的な連打で始まりました。その後は,いつもどおり,流れ良く,ほど良いユーモアをもった「ミッキーのハイドン」を聞かせてくれました。

その後,今年の岩城賞を受賞した,おなじみのOEKの首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタさんが登場しました。カンタさんは,OEKといろいろなチェロ協奏曲を演奏してきましたが,今回のサン=サーンスは初めてかもしれません。いつもながら,平然とノーブルな音楽を聞かせてくれ,サン=サーンスの音楽の雰囲気にぴったりでした。

演奏後の拍手は,大変暖かく,盛大でした。カンタさんがOEKの定期会員から,非常に深いレベルで愛されていることを強く実感できました。

後半は加古隆さんの曲が演奏されました。既存の曲を加古さんのピアノを交えて3曲演奏された後,新曲の「ヴァーミリオン・スケープ」が演奏されました。公演前の記者会見でのコメントから,「いわゆる現代音楽っぽくない曲」という情報はあったのですが,映画音楽ほどには,甘い感じはなく,オーケストラの定期公演のトリで演奏されるのに相応しい構成感・多様性・スケール感を持った曲でした。どこかフランス音楽を思わせる,色彩的な響きも随所に出てきて,「これは良い曲が出来たなぁ」と演奏後は盛大な拍手が起こりました。

なお,この日の公演は,北陸朝日放送でテレビ中継されるようです。また,CD録音も行っていましたので,そのうちに加古さんの作品も発売されることでしょう。

2010/08/30

ミッキーの未来の指揮者たち 第2回井上道義による指揮者講習会優秀者によるリレーコンサートが行われました

昨年から、突如(?)、指揮を教えることに目覚めた井上道義さんによる指揮者講習会が今年も8月末に石川県立音楽堂で行われました。その最終日、優秀者によるリレーコンサートが音楽堂コンサートホールで行われたので聞いて来ました。このコンサートは昨年も行われたのですが、その時は交流ホールでしたので、指揮者を目指す人たちにとっては夢のステージということになります。

昨年と違うのは、練習相手のオーケストラが、金沢大学フィルだけではなく、OEKと石川ミュージックアカデミーの受講生オーケストラが加わったことです。これは恵まれているように見えますが、受講生にとっては、一筋縄では行かない3種類のオーケストラを相手にすることになり、かなり大変だったのではないかと思います。逆にいうと、非常に実践的でタメになる講習会と言えます。

今回演奏されたのは、4人の受講生指揮と金沢大学フィルによるドヴォルザークの交響曲第8番と別の4人の受講生とOEKによるモーツァルトの交響曲第39番でした。ドヴォルザークの8番も良かったのですが、こうやって比較して聞くと、(金大フィルには申し訳ないのですが)OEKのレベルの高さが際立ちました。後半演奏されたモーツァルトは、指揮者の個性というよりは、OEKの特徴がよく表れていたとも言えますが、その上に各受講生の味付けや独特のテンションが加わっていたのが面白いところでした。

それにしても井上さんとアシスタントの広上淳一さんは名コンビです。井上さんがピンクのTシャツを着た広上さんに「おい相棒」とか「そこのピンクの人」と呼びかけたり、何とも楽しい凸凹コンビぶりで会場を盛り上げてくれました。

受講生の方では、2年連続という方が多かったのが興味深い点でした。昨年よほど強いインパクトを受けた方が多かったのか、よほど悔しかったのかのどちらかでしょう。演奏後には、指揮をしたことを証明する「証」を渡す授与式が行われましたが、受講生の中に共にミッキーと戦った同志のような一体感が生まれているのを見て「いいなぁ」と思いました。この講習会は来年も開催されると思いますが、独特の熱さを持った金沢ならではのイベントになりつつあるようです。

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