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2010年10月31日 - 2010年11月6日

2010/11/04

昨晩の日本テレビ「笑ってコラえて:吹奏楽の旅2010完結編」を見て思いついたのですが...

昨晩の日本テレビ「笑ってコラえて:吹奏楽の旅2010完結編」は,全日本吹奏楽コンクール高校の部に挑む,鹿児島県・鹿児島情報高校,千葉県船橋市立・船橋高等学校,東京都・東海大学付属高輪台高校のドキュメントでした。何というか,「ものすごく熱い」世界でなのですが,その中でも番組の最後に登場した,鹿児島情報高校については,指揮の屋比久先生のキャラクターとともに強い印象を残してくれました。

http://www.ntv.co.jp/warakora/next/next.html

昨晩,OEKのアーティスティック・パートナーでもある,金聖響さんがゲストで登場していましたが,聖響さんも,この鹿児島情報高校の演奏に大変感動されたようです。

# 聖響さんのTwitter

というわけで,これは思いつきなのですが,来年のラ・フォル・ジュルネ金沢に鹿児島情報高校吹奏楽部を招待し,屋比久先生だけではなく,金聖響さんにも1曲ぐらい指揮をもらうというのはどうでしょうか?特に鹿児島情報高校による,ワーグナーの「ローエングリン」の「エルザの聖堂への入場」は,生で聞いてみたいですね。

OEKと「ひこね市文化プラザ」が文化創造提携

本日の新聞記事によると,OEKと「ひこね市文化プラザ」(滋賀県彦根市野瀬町)が文化創造提携を結んだとのことです。

OEKは今後3年間、彦根文化プラザでクラシックコンサートを開催することになります。OEKには室内オーケストラならではのフットワークの軽さがあると同時に、井上道義音楽監督という「お客さんを喜ばせる達人」が居ます。OEKの個々の団員にもスターが揃っていますので,双方にとってメリットがあるのではないかと思います。

「OEKサポーターズクラブinひこね」というものが発足するということですので,ファンレベルでの交流が進むと良いですね。OEKfanからもリンクを張ろうかなと思います。

ちなみに ひこね市文化プラザの位置は次のとおりです。
http://bunpla.jp/access/

JRを使えば,次のルートで2時間少しで着くようです。

JR特急しらさぎ → 米原 → JR東海道本線快速・大阪行 →  彦根

これぐらいの距離ならば,広上淳一さんのいる京都市交響楽団定期公演とセットで,「金沢から追っかけツァー」というのも面白いかもしれないですね。


朝日新聞2010年11月4日号

2010/11/03

アジア民族音楽フェスティバルと五嶋みどり&井上道義OEKをハシゴ。どちらも素晴らしい演奏。みどりさんの方は驚きのアンコール曲。サイン会は,秋の園遊会のような感じで大賑わい

文化の日の今日は,アジア民族音楽フェスティバル→OEKの公演と半日ほど石川県立音楽堂に浸っていました。

まず,12:30から昨年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行さんと優勝を分け合った,中国の若手ピアニスト,ハオチェン・チャンさんの演奏を聴きました。ラ・フォル・ジュルネ並み長さのプログラムだったのですが,演奏された曲の方もラ・フォル・ジュルネを思い出させるショパンの24の前奏曲でした。

チャンさんのピアノは,非常に素直で,ラ・フォル・ジュルネで聞いたエル・バシャさんの時のような,背筋がピンとなるような凄さはなかったのですが,テクニックが素晴らしい上に,曲の流れが素晴らしく,非常に気持ちよく24曲を聞きとおすことができました。有名な雨だれなど,文字通り,瑞々しい演奏で,自然に詩情が溢れて来るようでした。

もう一つ演奏されたヒナステラのピアノ・ソナタ第1番は初めて聞く曲でしたが,バルトーク,プロコフィエフなどを思わせる,打楽器的なピアノで,ショパンの時とは違った面を見せてくれました。それでも冷たい感じを与えないあたりに,チェンさんの「筋の良さ」のようなものを感じました。

演奏後,筝の演奏を聴きながら,ジャワ・カレーを食べた後(すごいミスマッチでしたが,この音楽祭ならではです),今度はコンサートホールに移り,五嶋みどりさんと井上道義指揮OEKによる特別演奏会を聴きました。チケットは完売とのことでした(気のせいかずっと立見で聞いている方がいらっしゃった気もします)。

みどりさんがオーケストラと共演するのを聞くのは,2回目ですが,今回も,弱音を主体としたピンと緊張感が張り詰めたような独特のチャイコフスキーを聞かせてくれました。もはや,テクニックを見せるという次元ではなく,自分の思う音楽だけをやるという大家の演奏でした。曲に没入するよる迫力が凄まじく,井上さんとOEKは,それにピタリと付けていました。

みどりさんのヴァイオリンは,音量的は元々それほど大きくないのですが,曲の見せ場になるとさらに音量を絞り,満員のお客さんをそれに集中させるようなところがありました。2楽章のじっくりと聞かせる音楽,3楽章の切れ味の鋭い音楽など,みどりさんの個性を存分に発揮されていました。

基本的にアンコールを演奏しないみどりさんなのですが,「そこを何とか」ということで,驚きのアンコール曲(というか,これは追加の1曲と言った方が良いでしょう)が演奏されました。これについては,レビューの方で触れることにしましょう。

前半のチャイコフスキーのバレエ音楽集も聴き応えがありました。井上さんは,どの曲も非常にじっくりとしたテンポで聞かせてくれました。しかも,かなり抑制した表現で,大人向けの音楽といったスタンスで演奏されていたような気がしました。各曲で活躍した奏者を立たせるために,1曲ごとに拍手を入れるように仕向けていたのも,会場の雰囲気をリラックスするのに役立っていたと思います。というわけで,後から考えると,みどりさんのヴァイオリンの雰囲気にピタリとあった,前半のプログラムでした。

終演後ですが,何とサイン会が行われました。みどりさんがサイン会をすれば,ものすごい列になるのは間違いない...と思ったのですが,やはりその通りで,かつてない長い列が出来ていました。私のところにサインの番が回ってきたときには,既にみどりさんは自分の方から立ち上がっており,にこやかな表情でお客さんと握手をしてまわっていました。この光景を見ながら,皇室の方が園遊会か何かで一般の人々と交流を行っている風景と似ているなぁと感じました。そういう点でも,みどりさんは,他に比較する人がいない,ヴァイオリニストになられた感じがします。

2010/11/02

明日11月3日はアジア民族音楽フェスティバル。米良美一さん,ハオチェン・チャンさんなど日中韓台からのゲスト!カンタさんが空手の型を見せてくれる?

明日,11月3日,石川県立音楽堂では,アジア民族音楽フェスティバルということで,丸一日,アジアの音楽を楽しむことができます。お馴染みの米良美一さんの歌,昨年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで,辻井伸行さんと同時優勝を果たした中国のハオチェン・チャンさんのピアノなど多彩なプログラムが並んでいます。

コンサートホールでは,午後から五嶋みどりさんとOEKとの共演が行われますので,それとセットで楽しむという手もあります。1日パス ¥3000, 学生\1500, / 1回券 邦楽ホール\1500, 交流ホール\500 ということで,ラ・フォル・ジュルネ金沢気分で楽しむことのできるイベントになっています。

それと,これは,音楽堂の方から「耳より情報」として教えてもらったことなのですが,9:45からの「二胡とチェロ:アジアの調べ」の時に,OEKのチェロ奏者のカンタさんが空手の型を見せてくれるとのことです。これは,OEKファン,カンタさんファンには,必見かもしれません。

詳細は次をご覧下さい。
http://www.ongakudo.pref.ishikawa.jp/cgi-bin/topicviw.cgi?id=1287886850

2010/10/31

2010年全日本吹奏楽コンクール 石川県勢の結果

OEKとは関係ない話題ですが、全日本吹奏楽コンクールが、本日の高校の部で終了しました。その中の石川県のバンドの結果をお知らせしましょう。情報限は、全日本吹奏楽連盟のサイトです。

■中学校の部
11 銅 北陸 石川県 能美市立根上中学校
10 銀 北陸 石川県 金沢市立額中学校

■高校の部
9 銀 北陸 石川県 石川県立小松明峰高等学校

■大学の部
10 銅 北陸 石川県  金沢大学吹奏楽団

■職場・一般の部
8 銀 北陸 石川県  百萬石ウィンドオーケストラ

金賞がなかったのは、各団体にとっては、残念だったと思いますが、何よりも全部門に石川県のバンドが出場したということは、すごいことだったと思います。夏の暑い時期からの、長い長い戦いは、各バンドのメンバーにとっては、非常に大きなプレッシャーだったと思いますが、その分、何ものにも代え難い自信と思い出になったことでしょう。

それにしても、本日、小松明峰高校が演奏したディオニソスの祭ですが、これは、パリ・ギャルドが初演した曲なんですね。コンクールと同じ時間帯にギャルドを聞いていたものとしては、不思議な因縁を感じてしまいました。

パリ・ギャルド吹奏楽団金沢公演。「ローマの松」の素晴らしいハーモニー!明快なボレロ...気持ちの良い時間を過ごしました。会場は,地元吹奏楽部の生徒でいっぱい!

今日は,全日本吹奏楽コンクールの高校の部が,東京の普門館で行われたはずですが,金沢では,パリの名門,ギャルド吹奏楽団の演奏が行われました。この吹奏楽団は,本当は,「ギャルド・レピュブリケーヌ」という舌を噛みそうな名前で,その印象的な名前のせいで私自身が中学生の頃から名前だけは知っていた団体です。今日は,吹奏楽部に入っている子供を連れて家族揃って聞いてきたのですが(非常に良心的な価格設定!),音楽堂に行ってみると,開場前なのに1階の通路はラ・フォル・ジュルネ状態になっていました。SABのランク指定はあったのですが,基本的に自由だったので,こういうことになったようです(S席ぐらいは指定席でも良かったかも)。

演奏の方は,フランスの吹奏楽団らしさ一杯の大変明るいサウンドを満喫できました。最初に演奏された,キャンディード序曲は,いつも聞いている演奏とは,ニュアンスが微妙に違うような感じで,「パリのアメリカ人」風キャンディードという印象でした。次のハチャトゥリアンも,荒々しさの対極にある演奏で,”ギャルドならでは”と感じました。

続く「ローマの松」一度生で聞いてみたかった曲です。この曲は最後の「アッピア街道の松」の大音量になる部分が有名ですが,ギャルドの演奏はそれだけではなく,各部分ごとの表情がきっちりと描き分けられており,大変聴き応えがありました。もちろん最後の部分も見事でした。ただし,音量で圧倒するというのではなく,美しいハーモニーをホール一杯に響かせる,という音楽的な演奏でした。

後半は行進曲が2曲演奏された後,ボレロが演奏されました。管弦楽を吹奏楽に編曲したものということで,冗長になるのかなとも思ったのですが,そういう所はなく,各ソロ楽器が,しっかりと自己主張しながら,しかし全体としてみるととてもまとまり良いという見事な演奏でした。

今回はフランソワ・ブーランジェさんの指揮でした。どの曲も奇を衒ったようなところはなく,ここぞという見せ場で,ギュッと引き締めるような見事な指揮ぶりでした。

予想どおり(後半の演奏時間が短かったこともあり),アンコールは3曲も演奏されました。熊蜂の飛行,カルメン前奏曲とお馴染みの曲が続いた後,ニーノ・ロータの映画「8 1/2」の音楽で締められました。この最後の曲が何とも粋でした。もう一度聞いてみたい曲です。

というわけで,「熱演」といった汗臭い形容詞が全く相応しくない,プロの演奏の連続でした。我が家の子供もしっかりと楽しめたようです。

PS. この日のお客さんは,制服を着た中高校生の姿が目立ちました。改めて吹奏楽人口の多さを実感しました。今年の全日本吹奏楽コンクールには,各部門に石川県代表が出場しているのですが(これだけで結構すごいと思います),近年,着実に石川県の吹奏楽人気が高まっている気がします。

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