OEKのCD

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2011/03/31

「オーケストラの日2011@石川県立音楽堂」は,金聖響さん指揮OEKのベートーヴェン交響曲ア・ラ・カルト。なかなか面白い試み。子供たちも大学生も頑張っていました。

3月31日は「オーケストラの日」ということで,石川県立音楽堂では,OEK定期会員ご招待のファン感謝デー的な演奏会が行われました。昨年までと違うのは,いしかわ邦楽アンサンブルが登場した点です。半年前に活動を始めたばかりの団体ということで,結構ハラハラする部分もありましたが,石川県ジュニアオーケストラと対を成すアンサンブルということで,今後に期待したいと思います。

その後,石川県ジュニアオーケストラのステージになりました。いつもは鈴木織衛さんが指揮をされていましたが,今回は金聖響さんの指揮でした。聖響さんのトークによると,「指揮者はオーケストラを乗せるのが仕事」ということで,のびのびとした音楽を聞かせてくれました。ルロイ・アンダーソンの曲のキラキラした雰囲気が特に印象的でした。

休憩時間は通常の倍の時間取られており,その間,飲みものの無料サービスがありました。邦楽器や弦楽器のお試し演奏コーナーがあったり,カフェコンチェルト前で金沢大フィルのメンバーによる室内楽演奏があったり,ちょっとしたお祭り気分を味わえました。私は,子供たちが演奏していた,小鼓を「ポポポポン(ACではありませんが)」と叩いてみたのですが...あまり冴えた音は出ませんでした。女の子に叩き方を尋ねてみると「真ん中を叩いてください」と言われました。叩いているつもりなのですが...どこが悪いのか...なかなか奥が深いものです。

後半は,金聖響さん指揮OEKでベートーヴェンの4つの交響曲の4つの楽章を組み合わせ,1つの交響曲のように再構成した「ア・ラ・カルト」が演奏されました。演奏されたのは,次の曲です。

第1楽章 第5番の第1楽章
第2楽章 第7番の第2楽章
第3楽章 第8番の第3楽章
第4楽章 第4番の第4楽章

通常の交響曲の場合,楽章間の調性に統一感がありますので,いつもと雰囲気は少し違いましたが,さすが,ベートーヴェン。意外に違和感なく,新しい交響曲のような新鮮さを楽しむことができました。聖響さんの作る音楽は,CD同様,古楽奏法を意識したもので,全般にすっきりとした流れの良さとニュアンスの豊かさが同居していました。第3楽章をはじめとして,表現力豊かなホルンの演奏が特に見事でした。その他の管楽器の音も大変鮮やかで,第4楽章など,「春間近」といった沸き立つ気分いっぱいでした。5月には,聖響さん指揮OEKによる第4番と第8番を組み合わせた新譜CDが発売されますので,その絶好の「プロモーション」になっていました。

アンコールでは,大河ドラマ「利家とまつ」の中から「永遠の愛」が演奏されました。コンサートミストレスのアビゲイル・ヤングさんのしっかり熱く歌うソロを中心とした演奏だったのですが,聞いているうちに,ハリウッドでも活躍したコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲のように響いていたのが面白いと思いました。

この日,全国でどのくらいオーケストラの演奏会が行われたのかは分かりませんが,そのエネルギーを大震災の復興のためのエネルギーにしていって欲しいものです。


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