OEKのCD

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2011年3月20日 - 2011年3月26日

2011/03/26

2011年度OEK+石川県立音楽堂のカレンダーから。オペラ公演が増えてきているようです。 

2011~2012年のOEKの定期公演に加え,その他の公演の情報も書かれていましたので,今回,初めて情報が出てきたものを中心にご紹介しましょう。

・今年度の「池辺晋一郎の音楽堂アワー」は,石川県立音楽堂のカフェ・コンチェルトで開催
・06/28 アフタヌーン・スペシャルコンサート 森麻季さんと仲道郁代さんが登場
・もっとカンタービレシリーズは次のとおり
 06/29 OEKメンバー
08/23 いしかわミュージックアカデミー講師とのジョイントコンサート
10/24 マイケル・ダウスを迎えて
12/17 打楽器奏者菅原淳さんと共に
02/01 ラルフ・ゴトーニを中心とした室内楽
03/04 OEKメンバー
・池辺晋一郎さんのオペラ「高野聖」を12/09に金沢歌劇座で演奏。その後,数箇所で演奏。
・12/23-24 フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」を演奏(23日は定期公演として)。指揮は佐藤正浩
・02/17 メノッティのオペラ「泥棒とオールドミス」を邦楽ホールで上演。中島啓江さんが登場。
・03/04 OEK東京の日比谷公会堂で演奏
・音楽堂開館10周年イベント
 09/10 県民開放デーということで,石川県立音楽堂の舞台裏などを開放するイベントを行うようです。昨年9月に金沢21世紀美術館を開放するイベントが行われましたが,それの音楽堂版のようで,「音楽堂発マラソンコンサート」という企画も考えているようです。
 09/11 秋川雅史さんをゲスト審査員に向かえ,オーケストラと夢の共演。どういう内容かまだよく分かりませんが,「題名のない音楽会」あたりでやりそうな企画かもしれないですね。
 09/11 開館10周年記念ガラコンサート 音楽堂と縁のあるアーティストたちを迎えてのガラコンサート
・09/29 ウラディミール&ヴァフカ・アシュケナージ ピアノ・デュオリサイタル 

その他,ランチタイムコンサートもいろいろ趣向が凝らされているようです。特に9月の10周年企画が楽しそうです。

OEK2011-2012シーズン定期公演の概要が発表されました。ハーディングとミンコフスキが登場するようです。

本日,石川県立音楽堂&OEK情報誌「CADENZA」が送られてきました。その中に2011年9月以降の定期公演の情報が書かれていましたので,ご紹介しましょう。

2011年
09/08 井上道義 イワキメモリアルコンサート 望月京の新作+新世界から+岩城賞受賞者
09/17 井上道義 ヘンデル・ガラコンサート 西村雅彦(語り),シュレヅヴィヒ=ホルシュタイン合唱団
10/06 ポール・メイエ(クラリネットと指揮)
10/14 金聖響 山本貴志(ピアノ) シューマン特集 交響曲第1番「春」他
11/04 バレエ「ラ・シルフィード」をエッセン市立歌劇場バレエ団と@金沢歌劇座
11/28 ギュンター・ピヒラー 高木綾子(フルート),吉野直子(ハープ)
12/23 フンパーディング/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」(室内オケ版)@邦楽ホール

2012年
01/08 山田和樹 モナ=飛鳥・オット(ピアノ) 
01/28 ラルフ・ゴトーニ(ピアノと指揮) シューベルト/交響曲第6番他
02/05 ラルフ・ゴトーニ(ピアノと指揮)  シューベルトのミサ曲をOEK合唱団と
03/03 井上道義 ショスタコ/交響曲第14番 他
03/10 宮川彬良のOEK POPS 第5弾
03/23 井上道義 バンベルク交響楽団メンバーと共演
04/13 広上淳一 シューベルト/交響曲第2番 他
05/13 井上道義「大人の音楽教室」(一体どういう企画?)
05/23 下野竜也 カボール・タルケヴィ(トランペット)
06/22 ジョアン・ファレッタ アメリカの作曲家の曲
06/29 企画中
07/13 ダニエル・ハーディング ベートーヴェン/交響曲第5番 他
07/26 マルク・ミンコフスキ ラヴェル/マ・メール・ロア全曲 他

一部,未定の部分はありますが,楽しみなプログラムが並んでいます。2012年にハーディングとミンコフスキが登場するのが特に注目です。それと,12/23に邦楽ホールを使った定期公演が行われるのも初めての試みだと思います。

2011/03/21

郷古廉君の生命力と気力みなぎるスペイン交響曲!忘れえぬ演奏会になりました。 #oek

不幸にして起こってしまった東北関東大震災から10日。OEKの定期公演に今回の地震で大きな被害を受けた宮城県多賀城市出身のヴァイオリニスト郷古廉君が登場しました。災害後の混乱の中,金沢に来るだけで立派なのですが,気力みなぎる堂々たるスペイン交響曲を聞かせてくれました。第1楽章から,演奏全体に高揚感がありました。井上さんとにらみ合うように演奏するシーンもあり,オーケストラとヴァイオリンの間に火花を散らすような緊張感がありました。一瞬も聞き逃せない演奏でした。その一方,静かな部分でじっくり聞かせる優しい表現も魅力的で,「本当に17歳?」と思わせるような表現力の豊かさと余裕がありました。本当に度胸のあるヴァイオリニストです。

今回の演奏については,どうしても”震災直後”という意識で聞いてしまいます。第3楽章の最後の一音の暴力的なまでの迫力。続く第4楽章の最初のトロンボーンの和音の深さ。その後に続く,郷古君のヴァイオリンの美しさ。災害で亡くなられた方を悼むレクイエムのように聞いてしまいました。最後の第5楽章は,それを吹っ切るようなスムーズで伸びやかな演奏でした。

井上音楽監督は,郷古君に対して,「本当に来てくれた良かった」と語っていました。誰もがそう思ったのではないかと思います。震災後の復興には想像を絶する大変さがあると思いますが,郷古君の演奏からは「希望」を感じることができました。

今回の演奏会では,前半の最初に井上音楽監督による挨拶があった後,オーケストラメンバーとお客さんの全員で黙祷を行いました。その後,一旦仕切りなおし,通常どおりの演奏会が始まりました。特に曲目を変更することなく,ロッシーニの明るい曲を演奏してくれたのが本当に良かったと思います。「普通にオーケストラの生演奏を聞けることがいちばん」と感じさせてくれました。その後演奏されたドビュッシーとルーセルの作品には,いつくしむような優しさといかにもフランス音楽らしい,品の良さがありました。

前半の後の休憩時間,井上音楽監督と池辺晋一郎さんをはじめ,OEKメンバーが客席に降りて,募金活動を行いました。故岩城宏之音楽監督以来のバケツ募金です。その結果,100万円以上の義援金を集めることができたとのことです。このお金については,郷古君を通じて,多賀城市に寄付されるとのことです。

今回の演奏会は,お客さんにとっても演奏者にとっても忘れようにも忘れられないような演奏会になったのではないかと思います。

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