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2011年4月17日 - 2011年4月23日

2011/04/22

安永徹さんの弾き振りによるOEK定期。ハイドンの「オックスフォード」はOEKらしさ溢れる見事な演奏。 #oek

ラ・フォル・ジュルネ金沢の開幕を1週間前にした,OEKの定期公演には,お馴染みの安永徹さんが弾き振りで登場しました。

安永さんといえば,市野あゆみさんですが,今回はまず,市野さんに加え,神永睦子さん独奏者に迎えて,モーツァルトの2台のピアノのための協奏曲が演奏されました。独奏者が2人必要なこともあり,実演ではあまり演奏されない曲ですが,「のだめカンタービレ」で人気の出た,2台のピアノのためのソナタを協奏曲にグレードアップしたようなところがあり,2人のピアノとオーケストラとの楽しい対話を楽しむことができました。この日のティンパニは,バロック・ティンパニを使っていましたが,そのカラリとした音も効果的でした。

# 前半はこの1曲だけでしたが,後半はかなり長くなったのでちょっとバランスが悪いかな,と感じました。

後半は,ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲で始まりました。ヴァイオリン4人がソロという曲は滅多にありませんが,お馴染みのOEKのヴァイオリン奏者の皆さんが,丁々発止とやり取りをする姿を見るのは,大変楽しいものでした。

続く,ウェーベルンの弦楽四重奏曲からの緩徐楽章は,比較的近年に発見された曲とのことですが,大変聞きやすい作品です。緩徐楽章というほどには,テンポは遅くはなく,むしろ緩急自在という感じでした。最初の方は比較的サラリとした感じでしたが,次第に後期ロマン派の曲らしく,熱く盛り上がっていきました。ウェーベルンの曲に,どういう曲があるのか,よく知りませんが,もしかしたら,彼の作品の中で,いちばん分かりやすいのがこの曲かもしれません。隠れた逸品という感じの作品でした。

演奏会の最後は,ハイドンの「オックスフォード」交響曲で締められました。私自身,実演で聞くのは,初めて(だと思います)でしたが,OEKのキャラクターにぴったりの,生き生きとした演奏を聞かせてくれました。安永さんがOEKのリーダーを務めるときは,毎回,密度の高さとニュアンスの豊かさを持った集中力抜群の音楽を聞かせてくれますが,今回も同様でした。基本的にビシっと締まった演奏なのですが,随所に豊かなニュアンスの変化があり,充実感満点でした。終楽章のスピード感は,さすがOEKといった爽快さでした。

最後にメンデルスゾーンの弦楽のための交響曲第10番がアンコールで演奏されて演奏会は終わりましたが(この曲もまたとても良い曲です),久しぶりに震災のことを忘れて,純粋に音楽だけに浸ることができた気がしました。OEKの素の魅力をしっかり感じることのできた演奏会でした。

ラ・フォル・ジュルネ金沢2011 出演者変更情報が発表されたようです。

震災の影響による,ラ・フォル・ジュルネ金沢2011の出演者変更について昨日発表を行ったと今日の北國新聞に書かれていました(オンライン情報はないようです)。詳細は不明ですが,次のような変更になるようです。

イザイ弦楽四重奏団 → ライプツィヒ弦楽四重奏団
ヴュルテンベルク管弦楽団 → シンフォニア・ヴァルソヴィア

どちらもLFJではお馴染みの団体ですね。さらに,ピアニストの方も次のとおり変更になるようです。

ジャン=クロード・ペヌティエ → アンヌ・ケフェレック
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ → ミシェル・ダルベルト
アルフォンス・スマン → アンドレイ・コロベイニコフ

こちらの方も実力のあるピアニストばかりですので,個人的には「ノー・プロブレム」です。その他,古楽アンサンブル「リチェルカール・コンソート」も変更の方向で調整されているとのことです。

「自分の買ったチケットで,一体誰が出てくるのだろう?」という感じですが,後でじっくり確認したいと思います。恐らく,曲目変更もあるのだと思います。

詳細な情報は,公式サイトからお知らせがあると思いますので,そちらでご確認ください。

2011/04/19

昨日の「大震災からの復興支援コンサート」の報道のまとめ #oek

昨日の復興支援コンサートの余韻にまだ浸っている状況です。この演奏会については,地方紙を中心として次のように報道されていました。北陸中日新聞の大きな写真は,団員の表情も分かり,良い写真ですね。

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201104180120.html

北陸中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/photo/CK2011041902000141.html

北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110419101.htm

その他,北陸放送の夜のニュースでも10分ほどの特集が組まれていました。

もちろん,OEK公式サイト方でも次のとおり紹介されています。
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/news/2011/04/photo_3.html

2011/04/18

大震災からの復興支援コンサート@石川県立音楽堂。フル編成の仙台フィル,金沢で復活!驚きと感動のスタンディングオベーション。そして,金沢と仙台の堅い絆が残りました。 #oek

急遽,仙台フィルを招いて石川県立音楽堂で行われることになった「大震災からの復興支援コンサート」を聞いてきました。

仙台フィルとOEKの合同演奏による「新世界から」は,音の力に溢れていました。井上道義さんらしい,スケールの大きな表現も良かったけれども,すべての音を大切に大切に演奏するような,かみしめるような歌も心にしみました。第2楽章は,すっきりとしたテンポの中に悲しみが滲んでいました。透き通るような美しさと同時に,涙がこぼれないように...という気丈さを感じました。第3楽章から第4楽章に掛けての音楽の流れの良さも感動的でした。第4楽章の最後の方などは,だんだんと「終わって欲しくないなぁ」という気持ちになりながら,聞いてしまいました。

拍手もそういう感じだったのですが,段々と大きくなり,いかにもOEK好み(?)の「ご当地アンコール」が2曲演奏されました。以前,仙台フィルとOEKが合同公演を行ったときも,岩城宏之さんと外山雄三さんとでアンコール合戦のような企画がありましたが,今回は,「利家とまつ」と「独眼竜政宗」の大河ドラマのテーマ曲の組み合わせによるアンコール合戦でした。

このアンコールで会場はさらに盛り上がり,金沢では非常に珍しい,スタンディングオベーションになりました。恐らく,「メサイア」の「ハレルヤ・コーラス」の時以上に,立っている人は多かったと思います。その後も拍手は,止まず,団員を全員見送った後,井上道義さんと山下一史さんに先導されて,仙台フィルのメンバー全員がステージに呼び戻されました。こういう光景を見るのも初めてのことです。

前半は,まずバッハのアリアが,安永徹さんのリードにより,大編成の弦楽合奏で演奏された後,仙台フィルの復帰を祝福するように,炎のような「ルスランとリュドミラ」序曲が演奏されました。仙台フィル単独で演奏した「ロザムンデ」の音楽は,本当に普通の演奏でした。仙台フィルの皆さんにとっては,そのことがいちばん嬉しかったのではないかと思います。

前半最後は,仙台フィル単独で「フィンランディア」が演奏されました。この曲については,どうしても,震災と重ね合わせて聞いてしまいます。何より冒頭の金管の音が非常にシリアスに響いていました。それに立ち向かう後半部は,圧倒的な力とまではいかないけれども,それにしっかり立ち向かうような演奏で,感動的でした。

今回の演奏の入場料は,諸経費を除いた全額が仙台フィルに寄託されるとのことです。フル編成の仙台フィルがステージで演奏するのは,震災後は,今回が初めてとのことですが,こういう演奏会が金沢で行われたことが誇りに思えます。仙台市で普通にオーケストラを楽しめるようになるには,まだまだ時間が掛かりそうですが,そのためのエネルギーを仙台フィルの皆さんにプレゼントすると同時に,私たち自身の中にもエネルギーが沸いてきたような気がします。金沢のお客さんは,こんなに熱かったんだ,ということに気付かされた,演奏会でした。

PS. 「独眼竜政宗」のテーマ曲ですが,調べてみると,池辺晋一郎さん(今回の発起人の1人です)作曲だと分かりました。しかも,大河ドラマでの演奏は岩城宏之さんでした。みんな,つながっていたんですねぇ。

PS.終演後の会場です。写真撮影禁止だとは思いますが...滅多にない光景なので撮影してしまいました。

110418


2011/04/17

ラ・フォル・ジュルネ金沢2011公式ガイドブックを入手(無料配布) #lfjk

P1000438ラ・フォル・ジュルネ金沢2011の公式ガイドブックを本日のエキコンなどで配布をしていました。その他、石川県立音楽堂内やタワーレコードなどでも見かけました。

ただし、無料コンサートの詳細などはまだわかりません。この辺の情報は、開幕直前のチラシで発表されるのではないかと思います。

... と書いたのですが、無料コンサートについては、別のリーフレットがあるとの情報を頂きました。今度、チェックしてみたいと思います。

一足早く、ラ・フォル・ジュルネ状態。エキコン2回+新人登竜門コンサートを聞いて、花見も駆け足でしてきました。 #lfjk #oek

今日はかなり長い時間、JR金沢駅~石川県立音楽堂周辺に居ました。

まずは、石川県立桜丘高校吹奏楽部の登場する11:30~のエキコンを聞きました。花見の時期に桜丘の演奏というのも、出来すぎている感じですが、一足早くラ・フォル・ジュルネ金沢のテーマとなるウィーン・ファンファーレをはじめ、明るい曲を楽しませてくれました。さすが桜丘という演奏でした。嵐とAKB48の曲が登場するのは、いまどきの吹奏楽のコンサートの定番ですね。

P1000469_213:00から始まる第2ステージで時間があったので、少々駆け足になりましたが、自転車で金沢市中心部まで移動し、石川門周辺の桜をしっかり見てきました。

13:00に再度、JR金沢駅に戻り、今度は仙台フィルのメンバーによる弦楽四重奏のステージを聞きました。最初に追悼の意をこめて、バッハのアリアが演奏された後、モーツァルトのディヴェルティメントK.136などを楽しませてくれました。震災後の仙台の状況などが報告されましたが、とりあえずは、明日18日に、存分にフル編成で演奏していって欲しいと思います。

その後、食事を取り、フォーラスの中の店を眺めた後、石川県立音楽堂に向かい、新人登竜門コンサートを聞いてきました。今回は、大野 真理子さん、前垣内美帆さん、相良容子さんの3人の女性(いずれも石川県出身)が登場し、大変充実した演奏を聞かせてくれました。それぞれの皆さんのドレスも華やかで、ホール内にも晴れやかさがありました。

指揮者の井上道義さんも語っていましたが、今回の3人の方の演奏は、皆さん素晴らしく、完成度の高い演奏ばかりでした。大野さんによる、シューマン/ピアノ協奏曲、前垣内さんによるモーツァルト/ピアノ協奏曲 第25番も聞きごたえがありましたが、今回特に印象的だったのは、後半に演奏された、プーランク/2台のピアノと管弦楽のための協奏曲でした。このコンサートで2人のピアノのための協奏曲が取り上げられたのは初めてのことですが、いかにも井上さんのキャラクターにぴったりの明るく、キラキラした曲で、相良さんと田島さん(ゲストピアニスト)以上に、井上さんが楽しんでいたようにも見えました。

というわけで、一足早く、ラ・フォル・ジュルネ的に駅とホールの間を往復し、それに加え、無理やり花見もする、という欲張りな日曜の午後でした。

P1000488_2
PS.今回の演奏会ですが、ロビーに仙台フィルの皆さんへのメッセージを寄せ書きするための大きなボードが置いてありました。恐らく、明日のコンサートの時にも出てくると思います。私も一言メッセージを書いてきました。明日行かれる方は、是非、何かお書きになってください。

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