OEKのCD

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2011年5月22日 - 2011年5月28日

2011/05/26

今年度から「音楽堂アワー」by池辺晋一郎は,会場をカフェ・コンチェルトに移して行われます。毎回限定50名様。カクテルも楽しめます。#oekjp

石川県立音楽堂洋楽監督の池辺晋一郎さんがホスト役になって,定期的に行われている「音楽堂アワー」ですが,今年度から会場をカフェ・コンチェルトに移して行われます。人数も50名に限定し,「カクテルを味わい,夜景とトークを満喫する大人のための贅沢な企画」として生まれ変わります。

その出演者情報の書かれたチラシがありましたので,内容を紹介しましょう。

6月14日(火)19:00~ ゲスト:仲代達矢
9月7日(水)19:00~ ゲスト:寺田農
1月27日(金)19:00~ ゲスト:池内紀
3月2日(金)19:00~ ゲスト:山田太一

毎回,1ドリンク付き(お酒のサービスあり)とのことです。そのお酒ですが,「片町の名店ペッシュ倫敦屋の戸田マスターの絶妙なシェイクによるオリジナルカクテルを味わえます」とのことです。

チケット代は毎回¥3000です。お得な4回セット¥10.000もあります。カフェ・コンチェルトがどういう雰囲気に変わるのか,ちょっと行ってみたい気がします。

2011年度OEK室内楽シリーズ もっとカンタービレの内容発表 #oekjp

2011年度のオーケストラ・アンサンブル金沢室内楽シリーズ「もっとカンタービレ」の内容が書かれたチラシが置いてありましたので,内容をご紹介しましょう。IMAのジョイントコンサートだけ,邦楽ホールで行われます。昨年度の盛況ぶりをみると,きっと邦楽ホールでも満席になると思います。3月の「エグモント」というのも意表を突く選曲ですね。

6月29日(水)19:00 交流ホール
これぞ室内楽の王道!

コダーイ:セレナーデop.12
トゥイレ:木管六重奏曲op.6
バルトーク:弦楽四重奏曲第3番Sz.85
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番へ短調op.95「セリオーソ」
●演奏
江原千恵,上島淳子(ヴァイオリン),柳浦慎史(ファゴット),大澤明(チェロ)他

8月23日(火)19:00 邦楽ホール
IMA&OEKジョイントコンサート

サラサーテ:ナバーラop.33(神尾さんとホァンさんの共演)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲
ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番ト長調op.77
●演奏
原田幸一郎,神尾真由子,ホァン・モンラ,レジス・パスキエ,ナムユン・キム,クシシトフ・ヴェグジン(ヴァイオリン),毛利伯郎(チェロ),文屋充徳(コントラバス)他

10月24日(月)19:00 交流ホール
マイケル・ダウスを迎えて

モーツァルト:弦楽五重奏曲ハ長調K.515
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調op.20
●演奏
マイケル・ダウス他

12月17日(土)14:00 コンサートホール 
クリスマス・パーカッション:菅原淳&OEK

ジョン・ベック:ティンパニと打楽器アンサンブルのためのコンチェルト
ビゼー(菅原淳編曲):カルメンより
クリスマス・メドレー

菅原淳(打楽器) 他
 
2月1日(水)19:00 交流ホール
ラルフ・ゴトーニ室内楽

モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲ト短調op.57
●演奏
ラルフ・ゴトーニ(ピアノ)他

3月4日(日)14:00 交流ホール
劇音楽「エグモント」

ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」から
コッサルト:ハープと管楽器のための組曲op.19
●演奏
OEK管楽器メンバーと第七劇場+阿竹花子 とのコラボレーション
構成・演出:鳴海康平

全席自由 2000円
オトクな回数券もあります。4回5000円,6回6000円

※次のような目安で購入すればよいかと思います。
1~2回行く人:バラ売りで購入
3~4回行く人:4回券
5~6回行く人:6回券

2011/05/25

アレクサンダー・リープライヒ指揮OEK定期公演は,充実の「追悼の音楽」集。ただし,後半のルトスワフスキとハルトマンはさすがに疲れました #oekjp

5月はラ・フォル・ジュルネに加え,3種類の定期公演があります(その他,岡本真夜さんとの公演もあります。これだけ忙しい月も珍しいのではないでしょうか。)。そのうち,2回は行けなかったので,個人的には久しぶりの定期公演ということになります。今回の定期公演には,ドイツの指揮者アレクサンダー・リープライヒさんが登場しました。OEKを指揮するのは初めてのことです。

演奏された曲は,弦楽合奏によるペルト,ルトスワフスキ,ハルトマンの作品とハイドンの交響曲を組み合わせた,かなり渋い選曲でした。このプログラムに共通するのは,どれも「追悼の音楽」だということです。「ハイドンの交響曲第98番だけは別?」と一瞬思うのですが,調べてみると,この曲もモーツァルトを追悼して作った可能性がある曲とのことです。このハイドンの回りを弦楽合奏の曲で囲むという独特の(しかしよく考えてみると室内オーケストラならではの)構成でした。

弦楽合奏の曲の中では,最初に演奏されたペルトの曲の静謐さ,バルトークの曲を思わせる構成感と激しさをもったルトスワフスキが特に印象的でした。最後に演奏されたハルトマンの交響曲も非常に聞きごたえがあったのですが,ルトスワフスキを聞いた後だと,さすがに重~く感じました。

ハイドンの交響曲は,どれも大好きなのですが,今回の第98番も「さすがハイドン」という作品でした。第2楽章はモーツァルトの「ジュピター」の第2楽章を思わせるような深さを持っていました。ところどころで「間」があるのが,寂しさを強調しているようでした。その他の楽章は,いつもながらのハイドンなのです。リープライヒさん指揮のOEKは,古楽奏法を意識した演奏でした。どちらかというと寒色系で,非常に知的な感じがしました。

リープライヒさんは長身の方で,しかも大きく棒を振っていましたので,スケールの大きさを感じましたが,出てくる音は大変緻密でした。現代性な感性に溢れたハイドンだったと思います。最終楽章に,仕掛けのあることの多いハイドンですが,この曲でも,コンサートミストレスのアビゲイル・ヤングさんがソリストのように活躍したり,最後の最後の部分で,チェンバロが登場したり,やはり一ひねりありました。この辺の雰囲気が,のどかというよりは,「知的な遊戯」といった感じになっていたのが,リープライヒさんらしさだと思います。

今回の演奏会は,小編成にも関わらず重い曲が多かったのですが,ハイドンの曲というのは,意外に何とでも合うところがあり,全体的には良いバランスになっていたと思います。リープライヒさんは,金聖響さんなどと同世代の指揮者ということで,これからも是非,OEKの定期公演に登場してもらいたいと思います。リープライヒさんが芸術監督を務めるミュンヘン室内管弦楽団の金沢公演も実現しないかな,と思ったりしました。

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