OEKのCD

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2011年9月4日 - 2011年9月10日

2011/09/10

石川県立音楽堂開館10周年記念イベントが始まりました。音楽堂バックステージツァーに参加して,邦楽ホールとコンサートホールの裏を見学。

石川県立音楽堂も開館10周年ということで,今日と明日,多彩なイベントが行われます。今日の午前中は,滅多に見られない石川県立音楽堂の舞台裏を見学してきました。

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邦楽ホールでは奈落の底から一気にステージにせり上がったり,回り舞台に乗ったり,いろいろと体験をした後,緞帳や幕についての説明を受けました。

コンサートホールでは,パイプオルガンのステージに登り,至近距離でパイプオルガンを見ることができました。ステージから客席を見ることは滅多にないのですが,お客さんの顔も意外に良く見える感じです。いろいろな角度から取り囲まれている感じがとても良い雰囲気です。

今日の午後~夜のイベントには参加できないのですが,明日のスペシャルコンサートは聞きに行こうと思っています。

2011/09/08

OEK定期PH岩城宏之メモリアルコンサート。望月京さんの新曲の斬新な響き,2011岩城宏之音楽賞,ソプラノの濱真奈美さんの声のドラマ,見せ場の連続の「新世界から」 #oekjp

今日は,2011-2012の定期公演シリーズの実質的な開幕となる第306回定期公演フィルハーモニー・シリーズ 岩城宏之メモリアルコンサートを聞いてきました。(1)新曲を演奏し,(2)岩城宏之音楽賞受賞者と共演し,(3)交響曲を演奏するという内容で,充実した内容&大変盛り上がりました。

岩城宏之音楽賞の表彰式が演奏会に先だって行われた後,まず,OEKのコンポーザー・オブ・ザ・イヤーの望月京さんの新曲「三千世界」が演奏されました。OEKは岩城さん時代から,数多くの現代曲を演奏してきましたが,今回の望月さんの作品はその中でも特に斬新な響きを持った作品でした。冒頭部から打楽器の特殊奏法を多様したり,チューブのようなものをブンブン回して風のような音を出したり,「オーケストラからこんな音が出るんだ」という驚きの連続でした。メロディはほとんど出てこないのですが(途中,少しクラシック音楽の断片のようなものが管楽器などに出てきていましたが),個人的には,全く退屈しませんでした。最後の方で「指揮者のカデンツァ」という部分があり,そこもまた面白かったのですが(作曲者としては複雑な気分?),このことは,後日レビューの方で紹介しましょう。

次のコーナーでは,金沢市出身の濱真奈美さんが登場しました。3曲歌われましたが,どの曲でも,濱さんの声の持つドラマの力に圧倒されました。ラフマニノフのヴォカリーズの後,お得意の「蝶々夫人」の「ある晴れた日に」が歌われたのですが,一気に声の雰囲気がロシアからイタリアに変わったのが鮮やかでした。「運命の力」の中のアリアの方も声自体にドラマティックな迫力が備わっており,曲が進むにつれて白熱していくのがライブならではです。夜になると石川門付近にはカラスが沢山集まっていますが,濱さんの声を聞きながら「石川のカラスだ」と呼びたくなりました(もっと良い,キャッチフレーズないでしょうか?)。

後半はOEK単独で定期公演で演奏することが少ない,ドヴォルザークの「新世界から」が演奏されました。この曲を聞くのは,4月に東北大震災後のチャリティーコンサートで聞いて以来ですが,定期公演となると,かなり以前に,ルドヴィーク・モルローさん指揮で聞いて以来かもしれません。

というわけで,OEKにとって「新世界から」は,新鮮な気分で演奏できる名曲です。これはありがたいことだと思います。そのことが演奏にも表れており,水谷さんによるイングリッシュホルンをはじめとして,「各パートの見せ場の連続!」という生き生きとした演奏でした。気分を高揚されるようなトランペットやホルンの響き,楽しげに戯れる木管楽器の響き...名曲の素晴らしさをストレートに楽しませてくれる演奏でした。演奏後の井上さんの様子を見ていると「大満足」という雰囲気でしたが,お客さんの方も「大満足」でした。交響曲を実演で聞くのは,随分久しぶりですが,「やっぱり交響曲はいいなぁ」と思ったお客さんも多かったと思います。

今回の公演は,北陸朝日放送がテレビ収録しており,CD収録も行っていました。このとおり,とても多彩な内容でしたので,放送とCDの方にも期待したいと思います。

2011/09/05

定期公演に続き,中嶋彰子&マティアス・フレイ デュオ・リサイタルへ。中嶋さんの声の魅力とオールマイティぶりを堪能。

土曜日のOEK定期公演Fに登場したソプラノの中嶋彰子さんとテノールのマティアス・フレイさんですが,今度は邦楽ホールに場所を移し,デュオ・リサイタルが行われました。中嶋さんの「恋はやさし」にすっかり感動してしまいましたので,半分,「恋はやさし」のCDを買うために今日のリサイタルに出かけてきました。ピアノ伴奏は,定期公演の時に指揮をされていたニルス・ムースさんでした。

演奏会は,中嶋さんとムースさんのトークを交えて行われたのですが,大変多彩なプログラムでした。シューベルトの歌曲,後期ロマン派の歌曲,イタリアの歌曲,お得意のウィーンの音楽,そして,何と「トリスタンとイゾルデ」の中のイゾルデの「愛の死」まで入っていました。テノールとのデュオによる「日本初演」の作品などもあり,歌曲のデパートに入ったような楽しい内容の演奏会となりました。

特に中嶋さんは,どの曲についても完成度の高い歌唱を聞かせてくれました。中嶋さんの声は,高音だけではなく,中低音も大変魅力的で,聞いていて安心感がありました。プログラムの最後に歌われた,「メリーウィドウ・ワルツ」は,定期公演のアンコールで出てくるかなと思っていたのですが,今日の最後にようやく出てきました。「待ってました」という感じでした。フレイさんの初々しさと中嶋さんの成熟した歌は絶妙の取り合わせでした。このコンビで「メリー・ウィドウ」の全曲など見てみたいものです(金沢歌劇座でいかがでしょうか?)。

フレイさんの歌は,まだまだ勉強中という感じではありましたが(フニクリ・フニクラは,繰り返しを間違えた?ムースさんが機転を聞かせて見事なカバー。イタリア語でなかったようです。),「セヴィリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵のアリアなど,声質にぴったりだと思いました。古き良き時代のミュージカルにも合いそうな声でした。「マイ・フェアレディ」とか「南太平洋」とかでは,テノールは準主役的キャラクターですが,その辺にぴったりな気がします(古典的なミュージカルを金沢歌劇座でOEKの演奏で上演というのもあり?)。

ピアノのムースさんも,「1曲飛ばしてすみません」とかアンコールの時に「譜面はどこ?」と探しに戻ったり,良い味を出していました。

終演後,今日もサイン会をやっていました。今回は購入したCDを持って参加してきました。フレイさんに「また来ました」と言ったところ,「I remember you」などとおっしゃっていました。というわけで,フレイさんには妙に親近感を持ってしまいました。今回が日本デビューということですが,今後の活躍を見守りたいと思います。

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