OEKのCD

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2011年10月9日 - 2011年10月15日

2011/10/15

PFUクリスマスチャリティコンサート(12月3日)の情報が掲載されていました。#oekjp

毎年恒例の「PFUクリスマスチャリティコンサート」の情報が発表になりました。

今年は次のとおり開催されます。
実施日 2011年12月3日(土曜日) 開場 14時、開演 15時
場所 石川県立音楽堂 コンサートホール
主催 株式会社PFU
管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢
指揮者 ギュンター・ピヒラー
独奏者 ピアノ 菊池 洋子
プログラム <ウィーン楽壇の寵児たち>
ロッシーニ : 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
モーツァルト : ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
              交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」

入場無料ですが、整理券が必要です。応募方法の詳細は次のページをご覧ください。
http://www.pfu.fujitsu.com/news/2011/new111014.html

2011/10/14

金聖響/OEKの定期はシューマン特集。大変鮮やかな演奏。まだ頭の中でシンコペーションが踊っています。山本貴志さん独奏のピアノ協奏曲は,タダ者ではない凄い演奏。#oekjp

金聖響さんとOEKは,ここ数年,毎年シリーズものの演奏会を行っていますが,今年は「ロマン派の交響曲」シリーズということで,今回の定期演奏会ではOEKとしては珍しいレパートリーである,シューマンの交響曲第1番「春」がメインで演奏されました。

シューマンという作曲家については,内面にいろいろと思い溜めこんだ鬱々とした感じの作風という印象があるのですが,さすがに今回演奏された交響曲第1番「春」は,タイトル通りの作品です。聖響さんとOEKにぴったりの曲であり,演奏でした。

冒頭のファンファーレから非常に鮮やかで,高解像度で撮影された田園風景を眺めるような美しさがありました。全体にすっきりした感じではあるのですが,テンポは落ち着いており,隅々までくっきり,伸びやかに表現されていました。随所に出てくる管楽器のソリスティックな活躍も聞きものでした。最終楽章のコーダ部分のスピード感は,このコンビならではで,実に格好良いエンディングになっていました。この曲では,シンコペーションのリズムが何回も繰り返し出てくるのですが,とても鮮やかに演奏されていたので,今でも頭の中に「ターンタタタ,タタタタ...」リズムが残っています。気持ちの良いシューマンでした。

2曲目に演奏された,シューマンのピアノ協奏曲は,「凄い演奏」でした。山本貴志さんの演奏を実演で聞くのは初めてのことでしたが,「タダ者ではない」と強く思いました。冒頭,強いけれでもとてもマイルド音で始まった後,一気に,シューマンの世界...というよりは,山本さんとシューマンが渾然一体になったような,曲への熱い思いが溢れ出てくるような世界に入って行きました(上を見上げたり,下を向いたり,かなり大きな演奏動作でした)。何よりもピアノのタッチが美しく,特に弱音の表現力には思わず引き込まれてしまいました。音は小さくなっても,内容がいっぱい詰まっているような感じで,一瞬も聞き逃したくないという感じの演奏でした。

OEKの演奏も,この山本さんのオーラを強く受けていたようで,第2楽章の途中で出てくるチェロの歌・歌・歌...など,ピアノにぴったりの雰囲気でした。第3楽章のエンディングもスリリングでした。山本さんのテンポ感はかなりラプソディックでしたので,合わせるのは大変そうでしたが,聖響さんは,山本さんの方をじっと見ながら「ピタリと付けてやるぞ!」という気迫十分の指揮ぶりでした。この部分では,ライブならではの面白さを堪能できました。

最初に演奏されたマンフレッド序曲の印象は,少々飛んでしまったところはありましたが,どこをとっても充実という,シューマン特集でした。というわけで,金聖響/OEKには,シューマンの2番と4番も是非,取り上げて欲しいものです。山本さんについても,是非,再演を期待したいと思います。一度,リサイタルも聞いてみたいですね。

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