ラ・フォル・ジュルネ金沢2012有料プログラム発表。今年はフルオーケストラが沢山登場。そしてイーヴォ・ポゴレリッチが登場 #lfjk
ラ・フォル・ジュルネ金沢2012の有料プログラムが本日発表されました。
http://lfjk.jp/news_2010/topics.cgi?action=201202221120
2月23日~27日まではLFJ金沢フレンズ会員向け先行予約期間、その後、一般発売が3月9日(金)からスタートするとのことです。
今年の有料プログラムをザッと見た感じでは、大規模なオーケストラが多いことが注目です。やはり、ロシア音楽ならではでしょうか?次のようなオーケストラが登場します。
・ドミトリー・リス;井上道義指揮ウラル・フィル
・西本智実;ドリアン・ウィルソン指揮台北市立交響楽団
・現田茂夫指揮同志社交響楽団
・大友直人指揮京都市交響楽団
5つも大編成オーケストラが登場します。そしてももちろんOEKも登場します。OEKを指揮するのは、井上道義さん、山田和樹さんに加え、大友直人さんです。
この大友直人さんが指揮するのが、ストラヴィンスキーの「火の鳥」(1919年版)です。OEKが演奏するのは初めて曲なので、大変楽しみです。京都から、同じ日に2つオーケストラが来るのも注目ですね。
オーケストラの曲では、チャイコフスキーの後期3大交響曲、弦楽セレナード、展覧会の絵など定番曲に加え、井上道義さん指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第12番といった曲が含まれています。
その他、オープニングコンサーでは、神尾真由子さんが登場し、井上OEKとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏します。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」が演奏されない(多分)のは残念ですが、よく見ると「4手ピアノ版」で演奏されるようです。これも注目ですね。
器楽曲や室内楽曲も充実していますが、ロシア音楽の室内楽や器楽曲はオーケストラ作品に比べると知名度が低い曲が多いので、例年よりはマニアックな印象があります。その中でまず注目なのは、イーヴォ・ポゴレリッチです。5月4日の午後にラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番などを演奏します。
金沢恒例の「高校吹奏楽」ですが、本公演では、小松明峰高校だけのようですね(昨年の市立柏高校が強烈すぎた?)。恐らく、「吹奏楽の日」の方が「一日吹奏楽」になるのではないかと思います。
恐らく、郵便でも公演情報が送られてくると思いますので、週末にかけて、じっくりと検討してみたいと思います。
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