OEKのCD

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2012年3月

2012/03/23

井上道義指揮OEK定期公演。バンベルク交響楽団メンバーとの共演。今回は残念ながら行けず。それでもプレコンサートだけ聞いてきました。 #oekjp

本日のOEKの定期公演は、OEKのメンバーとバンベルク交響楽団の管楽器メンバーがソリストとして登場し、ハイドンとモーツァルトの協奏交響曲を演奏するという、独特の構成の演奏会でした。ただし...この時期、送別会のシーズンということで残念ながら行けませんでした。

とりあえず、JR金沢駅周辺で宴会があったので、プレコンサートだけは聞いてきました。第2ヴァイオリンの大村さんが3月末で定年のため退団されるということで、今回の演奏会が最後の定期公演ということになります。プレコンサートは、この大村さんを含む弦楽四重奏で、4曲ほど演奏していました。最後にルロイ・アンダーソンの「ブルー・タンゴ」を演奏していました。たっぷりと歌った、別れの季節に相応しい情緒たっぷりの演奏でした。

というわけで、演奏会の方を聞かれた方は是非、感想をお聞かせください。ハイドンではどういうサプライズがあったでしょうか?

2012/03/22

OEK&石川県立音楽堂2012年度の予定発表。ハーディング、ミンコフスキに続いて、エンリコ・オノフリがOEKを指揮。オペラ、バレエ...非常に多彩です #oekjp

本日、石川県立音楽堂&OEK情報誌「CADENZA」が定期会員に送られてきました。2012年度のスケジュールが発表されていましたので、今回初めて発表される下半期の情報を中心にご紹介しましょう。

10月18日 定期PH 高関健指揮、ハオチェン・チャン(Pf)
11月3日 定期PH エミール・タバコフ指揮 マルガリータ・カルチェヴァ(Cb)
11月6日 アフタヌーン・スペシャルコンサート 西本智実指揮OEK
11月21日 定期M オペラ「カルメン」 ミリヤーナ・ニコリッチ(S)、佐藤正浩指揮
11月24日 クリスチャン・ツィメルマン(Pf)リサイタル
12月2日 クリスマス・メサイア公演 北陸聖歌合唱団、三河正典指揮
12月5日 夢幻能 シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」 中島彰子(S)、渡邊荀之助、OEKメンバー
12月14-15日 バレエ「白鳥の湖」 鈴木織衛指揮 エッセン市立歌劇場バレエ団
12月24日 子供のための「小さな魔笛」
1月7日 ニューイヤーコンサート 井上道義指揮、中島彰子(S)
1月18日 オペラ「天守物語」(予定) 金沢歌劇座) 山下一史指揮
2月26日 定期PH マルク・ミンコフスキ指揮ルーブル宮音楽隊(OEKは登場しません)
3月3日 カレッジコンサート OEKと石川県学生オーケストラ合同公演
3月6日 定期M エンリコ・オノフリ指揮
3月13日 定期PH 井上道義指揮、ボリス・ベルキン(Vn)
3月31日 オーケストラの日コンサート

その他、OEK室内楽シリーズもっとカンタービレは次のとおりです。
5月中旬 エキサイティング・バロック 北谷直樹(Cem)
8月下旬 IMA講師+OEKジョイントコンサート
9月上旬 木管シリーズ
10月中旬 兵士の物語(ゲスト:風李一成(語り、悪魔)
2月下旬 室内楽版バレエ組曲「くるみ割り人形」
3月4日 超絶のバロックヴァイオリン エンリコ・オノフリ(Vn)

個人的には、やはり、エンリコ・オノフリさんが楽しみです。クリスチャン・ツィメルマンにも期待したいと思います。OEKならではの室内オペラ公演も定着してきているようですね。

2012/03/03

井上道義指揮OEK定期公演は、ラ・フォル・ジュルネを先取りする「こだわりのロシア音楽」。ショスタコーヴィチの交響曲第14番では2人の歌手の圧倒的な声の力で「死」の世界を徹底的に描写 #oekjp

今年のラ・フォル・ジュルネは、世界的にロシア音楽がテーマですが、今回のOEK定期公演では、それを先取りするような「こだわりのロシア音楽」が取り上げられました。

メインで演奏されたショスタコーヴィチの交響曲第14番は、一癖も二癖もあるショスタコーヴィチの交響曲の中でも特に変わった作品です。楽章数が11、弦楽器と複数の打楽器という編成、ソプラノ歌手とバス歌手が各楽章で登場し、「死」をモチーフとした曲を次々と歌う―ということで、マーラーの大地の歌と通じる部分もあるのですが、さらに晦渋さがあります。

私自身、生で聞くのはもちろん初めてですが、この曲の”胆”と言ってもよい二人のロシア人歌手の声の力が素晴らしく、有無を言わさぬ迫力をもった演奏となっていました。バス歌手は、井上さんの信頼の厚いセルゲイ・アレクサーシキンさんからニコライ・ディデンコさんに変更になったので、ちょっと心配でしたが、プログラムに書かれた井上さんのコメントどおり、「勝るとも劣らない」歌でした。ソプラノのアンナ・シャファジンスカヤともども、声量が豊かで、ロシア音楽にふさわしいスケール感をありました。声質もほの暗い感じで、「死」をテーマにした作品によく合っていました。

OEKの演奏も集中力十分でした。コントラバスやチェロが2人の歌手と絡む部分が随所に出てきましたが、室内オーケストラならではの親密さを持っていました。狂気をはらんだような弦楽合奏が出てきたり、3曲に1曲ぐらい打楽器が活躍する曲が出てきたり、よく考えられた構成になっているのもショスタコーヴィチらしいと思いました。

前半は、OEKの十八番、ビゼー-シチェドリン/カルメン組曲が演奏されました(一部カットを行っていました)。この曲はOEKファンにはおなじみの曲ですが、今回は、これまでに見たことのないような楽器配置で演奏していました。打楽器奏者5人を前方に、弦楽合奏を通常管楽器が座っている雛壇に配置していました。

そのせいか、いつもと音の響き方が違っていました。気のせいか、弦楽器の音が上の方に抜けて行っている気がして、ちょっと落ち着かなかったのですが、演奏の方は井上/OEKならではのこなれたもので、しっかり楽しむことができました。

この日のプログラムは、どちらも管楽器が出てこないロシア音楽ということで、うまくまとまっていたと思います。その変わり、明日の「もっとカンタービレ」公演で、管楽器だけの室内楽が演奏される、というのもうまくできています。弦楽器+打楽器組は、明日は東京の日比谷公会堂で、今回と同じ曲を演奏しますので、「2つのOEK」が、ほぼ同じ時間帯に別行動をしていることになります。これは、OEKならではの非常に面白いスタイルですね。

明日の日比谷公会堂での公演は、井上さんの思い入れの強さで実現したものだと思います。OEKがこのホールでどういう音を出すのか聞いてみたい気もします。

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