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2012年4月

2012/04/30

ラ・フォル・ジュルネ金沢2012。今日は絶好の吹奏楽日和。「吹奏楽の日」参加10団体中7つを聞いてしまいました。音楽堂のチャリティコンサートもレベルの高い演奏の連続 #lfjk

今日はやや曇り気味の1日でしたが、野外で演奏を聞くという点からすると、これ以上はない絶好の天候でした。午後からはかなり暑くなりましたが、朝10:00から夕方16;00過ぎまで、中座した1時間30分ほどをのぞき、ずっとしいのき迎賓館裏の芝生の上で、「吹奏楽の日」を楽しみむことができました。

今回は、金沢桜丘、金沢市立額中学校、富山県立新湊高校、百萬石ウィンドオーケストラ、長野県上田高校、NOTOマーチングバンド、石川県立小松高校、福井県立武生商業高校、金沢市立工業高校、金沢大学吹奏楽団の10団体が登場し、それぞれ30分程度の持ち時間の中で、ロシア風味を入れつつ、それぞれ趣向を凝らした演奏を聞かせてくれました。

お客さんもとてもよく入っていました。次の写真は朝10時過ぎの状態ですが、ほぼ一日、これぐらいの人は入っていました。
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家族や友人が聞きに来ていたケースも多いと思いますが、それほどお客さんの動きが多くなかったので、「1日野外で吹奏楽三昧」という人が結構いたような気がしました。この日は、飛び入りで山田和樹さんが何回か指揮をされていましたが、この熱心さには驚いていたようです。ラ・フォル・ジュルネ同様、「吹奏楽の日」もしっかりと定着してきている気がします。

演奏の方は、MCや衣装も含め、各団体の個性を比較で来たのが楽しかったですね。吹奏楽の定番曲の「宝島」が2回演奏されましたが、それぞれに楽しい演奏を聞かせてくれました(午後からのNOTO、小松、武生は聞けなかったので、さらに演奏されていたかもしれませんが)。県外から参加した富山県の新湊高校の「ソーラン・ファンク」であるとか、長野県上田高校の「オーメンズ・オブ・ラブ」とか、それぞれに盛り上げてくれました。

中座していた90分ですが、この時間を利用して、石川県立音楽堂で行われていたチャリティコンサートの第2部に顔を出してきました。さすがに野外でずっと過ごした疲れが出て、一部ウトウトしてしまったのですが、オーディションで選ばれた地元ピアニストのレベルの高さには驚きました。ラフマニノフとかプロコフィエフのピアノ曲を(弾くだけですごいと思うのですが)、全く破たんなく聞かせてくれました。

それと音楽堂の音響の良さを改めて実感しました。いつもと違い1階席で聞いてみたのですが、ピアノの音が本当にしっかりとバランス良く聞こえてきました。途中、登場した伊勢加奈子さんの透明感のあるボーカルも素晴らしく、全体として大変充実した内容だったと思います。司会の青島さんは、「大きな拍手をどうぞ」とか、音楽を聞くマナーをしっかり伝えていましたが、これも良いことだと思いました。それにしても見事なピアノの連続でした。

2012/04/29

ラ・フォル・ジュルネ金沢2012 オープニングコンサート。大人の女性の魅力たっぷりの神尾真由子さんのヴァイオリンを楽しめました。その後、小松明峰吹奏楽部を金沢駅で聞いた後、「バレエの日」へ。本公演を待たず既にハシゴしています。#lfjk

毎年、多くのお客さんが集まる、ラ・フォル・ジュルネ金沢のオープニングコンサートですが、今年も大勢のお客さんが入っていました。こうやって、ゆったりと休みの日の午後に音楽を楽しめることは本当にありがたいことです。

今年のオープニングコンサートでは、カバレフスキーの組曲「道化師」の抜粋が生き生きと演奏されました。有名なギャロップでは、井上さんは手をグルグル回して、競馬のゴール前で鞭を入れるようでした。それと、シロフォンの強い音が冴えていました。

続くチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ここ数年、OEKの演奏で毎年のように聞いている曲ですが、今回の神尾真由子さんとの演奏は、基本的に余裕たっぷりにゆったりとしたテンポを取りながら、要所要所で濃い表現を聞かせる、大人の演奏でした。五嶋みどりさんの時のように、遠い別世界で演奏しているような感じではなく、井上+OEKと神尾さんによる、対話のように思えてくるような演奏でした。最初は、そっけなかった神尾さんが段々と井上さんの誘いに乗ってきて、濃い表現を聞かせる...といったドラマを感じました。

全体的に神経質な部分はなく、迷いなく感情を表現しているのも気持ち良く感じました。最終楽章の最後の方で、エンジンを全開にするように、強くスピーディーに音楽が盛り上がるのもさすがでした。

その後、JR金沢駅コンコースに向かい、小松明峰高校吹奏楽部の演奏を聞きました。明峰の皆さんの演奏は、もはや、ラ・フォル・ジュルネ金沢に、なくてはならない存在となりつつあります。今回もロシア音楽を、「定番レパートリー」を交えて、楽しいステージを聞かせてくれました(ただし、締めの曲は、「宝島」ではなく、「オーメンズ・オブ・ラブ」でした。)。気づいてみると、駅のコンコースは物凄い人だかりになっていましたが、この雰囲気も「金沢オリジナル」ですね。
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さらに、まだ元気が残っていたので、自転車で本多の森ホールまで移動しました。ラ・フォル・ジュルネ金沢でバレエを上演するのは、今回が初めてです。これは要チェックということで、第3部の「白鳥の湖」のハイライトを見てきました。演奏は、天沼裕子さん指揮の大阪交響楽団(前の名前は大阪シンフォニカー)でした。
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公演の長さは、「ラ・フォル・ジュルネ」標準の45分程度で、次から次へと色々な踊りが出てきますので、誰が見ても、全く退屈しなかったのではないかと思います。黒鳥による32回転のフェッテなど、大いに盛り上がりました。地元のバレエ団の群舞などもそれぞれに楽しめました。ただし、今回のハイライトは、黒鳥が中心になっていたこともあり、一般的に白っぽいイメージのある「白鳥の湖」とちょっとイメージが違ったかもしれません。4羽の白鳥の踊りとか、オデットと王子のグラン・パ・ド・ドゥとか、それとフィナーレなども見たかった(そうなると全曲になってしまうのですが...)。

とういわけで、バレエ版のラ・フォル・ジュルネも楽しいなと思いました。明日は、街中では、一日「吹奏楽の日」、音楽堂では「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」です。お天気の方は、やや曇り気味のようですが、晴れ過ぎない方がかえって良いかもしれないですね。

ラ・フォル・ジュルネ金沢2012開幕。オープニング・ファンファーレをJR金沢駅で聞いてきました。 #lfjk

金沢発のバスが今日の早朝に群馬県で事故を起こし、死傷者が多数出ている、という気になるニュースが入ってきて、落ち着かない状況になってしまったのですが、その中、ラ・フォル・ジュルネ金沢2012が開幕しました。これから1週間、金沢市内はホールを中心に「ロシア音楽漬け」になります。

金沢駅に行ってみると、例年通り多くのお客さんが詰めかけており、金沢大学フィルのみなさんがハチャトゥリアンの仮面舞踏会のワルツをダイナミックに演奏していました。
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その後、11:00からファンファーレが演奏されました。ロシア音楽のファンファーレといえば、「展覧会の絵」ということで、この曲を中心としたテーマ曲が金管十重奏で演奏されました。

このステージでは、カバレフスキーの「道化師」の抜粋が演奏された後、チャイコフスキーの「花のワルツ」でお開きとなりました。ロシア音楽には聞き映えのする、オーケストラ作品が多いので、例年以上に盛り上がるのではないかと思います。

その後、石川県立音楽堂の様子も見てきました。こちらも着々と準備が進んでいました。
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グッズの方も準備が進んでいました。
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というわけで、午後からは神尾真由子さんの登場するオープニングコンサートを聞いてこようと思います。今年の場合、「バレエの日」というイベントも行っていますので、さっそくあれこれ迷ってしまいます。元気があれば、バレエの方も見に行ってみたいと思います。

2012/04/28

ピロシキの看板。どういうピロシキなのか気になります。#lfjk

ラ・フォル・ジュルネ金沢には直接関係ありませんが、「ロシア」には関連するということで、ムードを盛り上げるため(?)に通りがかりに見つけた看板をご紹介いたしましょう。

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一見、おでんを売っている雰囲気なのですが、「ピロシキ」という手書きの看板が出ています。説明を読んでみると、

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日々改良を重ねているようで、食べてみたくなります。ラ・フォル・ジュルネ金沢では、次のピロシキに期待しましょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120424-00000044-minkei-l17

茶菓工房たろうさんの創作菓子の方は、今日はまだ売っていなかったようですが、次のものが販売されるようです。
http://twitter.com/#!/LFJkanazawa/status/195710336433782785/photo/1

明日のオープニングは、この辺もチェックですね。

ラ・フォル・ジュルネ金沢、まちなかでのプレイベント開始。快晴の中、長町武家屋敷前ではSax四重奏。実にいい感じでした。#lfjk

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今日の金沢は、これ以上ない快晴。気温も25度ぐらいはあったようです。その中、今年のラ・フォル・ジュルネ金沢が開幕しました。音楽祭前半は、金沢市内でのプレイベントということで、今日は午後から自転車で長町武家屋敷方面にふらふらと出かけてきました。

15:00から行われたエリア・イベントは、サクソフォンカルテットボンテVのみなさんによるサクソフォン四重奏でした(リーダーは、金沢ではおなじみのサクソフォーン奏者、筒井裕朗さんです。)。場所は、武家屋敷の野村家に隣接してある茶菓工房たろうの店舗前スペースでした。用水に隣接した場所でのどかなムードたっぷりでした。お客さんも音に釣られて丁度よい具合の賑わいがありました。

私は途中から聞き始めたのですが、行った時に演奏されていたのは、チャイコフスキーのバレエ音楽の中の曲をアレンジしたものでした(私が行った時は「白鳥の湖」のナポリの踊りだったと思います。その後、「くるみ割り人形」のトレパックを演奏していました。)。続いて、ショスタコーヴィチのジャズ組曲の中のワルツが演奏されました。俗っぽさと哀愁が絶妙のブレンドを聞かせる曲で、店舗の前で演奏していたこともあり、「店の呼び込み」風に響いていました。
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その後は、ロシア音楽を離れ、オードリー・ヘップバーン主演の名画の中で使われた曲3曲が演奏されました(魅惑のワルツ、ムーンリバー、踊りあかそう)。サクソフォーン四重奏は、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと人間の声に対応するような声部からなるアンサンブルということで、とてもバランス良い音楽を楽しめました。サクソフォーンは音量も大きいので野外演奏にもぴったりだと思います。

演奏後は、”入場料がわり”に茶菓工房たろうさんで「ようかん」を買って帰りました。例のOEKどら焼きを作っている店ということで、期待して食べてみたいと思います。
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2012/04/27

OEK2012-2013の定期公演のプログラム紹介 #oekjp

本日、定期会員宛てに、OEK2012-2013の定期公演の案内が送られてきました。これまで発表されてこなかった情報もありますので、簡単にご紹介しましょう。

■フィルハーモニーシリーズ
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/philharmonic/
9月8日 井上道義、山田和樹、天沼裕子の3人の指揮者による岩城宏之メモリアルコンサート。西村朗さんの「ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲」という曲が気になりますが、これは晩年、ベートーヴェンの交響曲演奏に燃えていた、岩城さんへのオマージュでしょうか。

10月18日 高関健指揮、ピアノのハオチェン・チャン(ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井伸行と優勝を分け合った方です)との共演が楽しみ。

11月1日 ブルガリア放送交響楽団の首席指揮者エミール・タバコフが登場。OEKの客演のコントラバス奏者としてもおなじみのマルガリータ・カルチェヴァさんがソリストとして登場

1月7日 ニューイヤーコンサートは井上道義さんとソプラノの中嶋彰子さんの共演

2月26日 マルク・ミンコフスキが再登場。今度はOEKとの共演ではなく、ルーブル宮音楽隊との共演です(OEKが登場しない定期公演です)。

3月13日 井上道義さんとヴァイオリンのボリス・ベルキンさんが共演。プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番他

4月10日 金聖響指揮OEK+ベルギー・フランダース交響楽団。OEK恒例の合同公演は、金聖響さんの手兵のベルギー・フランダース交響楽団との共演。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、外山啓介さんがソリストとして登場

5月31日 安永徹さんの弾き振りです。もちろんピアノの市野あゆみさんも登場します。

6月13日 大ベテラン・ピアニストのレオン・フライシャーさんが弾きぶりで登場。

7月18日 井上道義指揮。メンデルスゾーンのイタリア&スコットランド

■マイスターシリーズ
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/meister/
9月20日 井上道義指揮。ソプラノの森麻季さんとの共演。ベートーヴェンの「田園」他

11月21日 ミリヤーナ・ニコリッチ主役によるビゼーの「カルメン」

3月6日 エンリコ・オノフリが指揮&ヴァイオリンで登場。バッハ特集です。

4月4日 チェコ室内フィルの首席客演指揮者、ダグラス・ボストック指揮。ドヴォルザークのセレナード2曲の組み合わせ

6月29日 シュテファン・ヴラダーによるピアノ弾き振り。ベートーヴェンの「皇帝」他。

# こうやってみると、このシーズンはは、弾き振りが非常に目立ちます。

■ファンタスティック・クラシカルコンサート ※ファンタジーシリーズから名称変更
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert/fantastic/
10月3日 ゲーム音楽で有名な植松伸夫指揮による異色の演奏会

12月15日 鈴木織衛指揮 「白鳥の湖」。エッセン市立歌劇場バレエ団との共演

1月31日 秋川雅史さんとの共演 指揮は鈴木織衛さん。

5月15日 宮川彬良指揮によるOEK POPS第6弾

7月10日 ジャズ・トランペットの日野皓正との共演

すべて石川県立音楽堂コンサートホールで行われます。

2012/04/22

第11回北陸新人登竜門コンサート:弦楽器部門。山徳理紗さんのハープは宝石のような美しさ。OEKヴィオラの丸山萌音揮さんのヒンデミットは非常に聞かせる堂々たる演奏。金沢的スター誕生? #oekjp

やわらかい春の雨の中、第11回北陸新人登竜門コンサートを聞いてきました。今年は弦楽器部門でしたが、オーディションの合格者はハープの山徳理紗さん一人だけでした。その代わりに、OEKの弦楽メンバーなどがソリストとして登場し、合計4曲が演奏されました。

最初の シュニトケのモーツ-アルト・ア・ラ・ハイドンは、数年前に聞いたことがありますが、井上さん自身が、「指揮者を演じている」ような指揮ぶりで、お得意のパフォーマンスを楽しませてくれました。OEKメンバーによる「指揮者の指示に従わない」演奏も楽しめました。

2曲目は、ユジョン・イさんという昨年の夏,OEKが韓国で演奏会を行ったときにOEKと共演した若い女性チェリストとの再共演で、チャイコフスキーのロココ変奏曲が演奏されました。曲は、井上さんとOEKによって憧れに満ちた表情たっぷりでしっとりと始まりました(この日は、前の方の座席で聞いていたので、指揮者の表情がとてもよく見えました)。イさんの演奏は、それに応えるにしては、ちょっと若いかな、という感じで、ちょっとバリバリ弾きすぎている印象がありましたが、しっかりと聞かせてくれる演奏でした。

井上さんは、トークで、これからは「韓国でOEKの定期演奏会を行いたい」といったことをおっしゃられていました。実現すると面白いなと思いました。

後半は、まずOEKのヴィオラ奏者の丸山萌音揮さんがソリストとして登場し、ヒンデミットの「白鳥を焼く男」を演奏しまいした。あまりなじみのない曲なのですが、実演で聞くと大変面白い曲でした。中世ヨーロッパの放浪する楽人を描いた曲ということですが、丸山さんの演奏姿がそのキャラクターにしっかりと重なって聞こえました。ヴィオラといえば、「地味」という印象があるのですが、丸山さんの音は、とても朗々と明るく響き、聞きごたえがありました。

演奏後、井上さんをはじめ、OEKメンバーはとても嬉しそうな表情をされていました。「あっぱれ」というシールを貼ってあげてくなるような、熱の入った演奏で、会場はとても良い雰囲気になりました。井上さんは、その後のトークで、さらにフォローをされていましたが、その髪型や個性的なお名前に含め、今回の独奏で、金沢の聴衆の間で、一気に存在感を増したのではないかと思います。

OEK団員でキャラが立っている方といえば、何といっても(?)チェロの大澤さんだと思いますが、機会があれば、このお二人でリヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」などを聞かせて欲しいものです。

さて、この日の主役の山徳さんですが、いちばん最後に登場しました。今回は、サン=サーンスの演奏会用小品という曲を演奏しました。とても気持ちの良い、ハープ小協奏曲で、音がキラキラと繊細に輝いていました。サン=サーンスの最晩年の作品ということですが、瑞々しさたっぷりの曲であり演奏で、会場をしあわせな気分につつんでくれました。

終演後、登場したソリストが全員ステージに登場したのですが、拍手をボーっと受けているだけで、井上さんに促されるまで、「ごあいさつ」をしなかったのが、なかなか初々しかったのですが、きっと皆さん夢見心地だったのかもしれません。

というようなわけで、例年とはかなり違った構成の登竜門コンサートになりましたが、特に丸山さんの頑張りもあり、大変、良い雰囲気の演奏会になりました。

2012/04/21

そろそろ,石川県立音楽堂はラ・フォル・ジュルネモードに。公式ガイド&リーフレットなどもいろいろ出始めています。 #lfjk

桜のシーズンも終わり,次は連休=ラ・フォル・ジュルネが近づいてきました。職場の歓送迎会の途中,石川県立音楽堂に立ち寄ってみたのですが,館内には赤じゅうたんが敷かれ,建物の回りにはフラッグが掛けられ,すっかりラ・フォル・ジュルネ・ムードになっていました。

玄関付近で見つけたのが次です。今年も記念撮影用ポイントになりそうです。
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柱の陰には,「巨人の星」の「明子ねえちゃん」のような感じでチャイコフスキーが単独でいました。こちらは,リアルなサイズだったので,一瞬,怪しい人がいるのかと思い,「おっ」となりました。
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公演予定については,次のようなエリアイベント情報を含んだリーフレットも登場しています。
http://lfjk.jp/news_2010/topics.cgi?action=201204201729

「詳細スケジュール4月10日版」と表紙に書かれたものが最新だと思います。

その他,無料の「公式ガイドブック」も配布中です。ただし,こちらにはエリアイベントまでは書かれていないので,2つを併用した方が良いでしょう。

その他,気分を盛り上げるための本もいくつか出ています。次のような本を売っていたので買ってみました。
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一見入門書のようでありながら,マイナーな作曲家の情報まで網羅されています。コンパクトで軽い本なので,期間中にパンフレット代わりに読むのに丁度良いと思います。

その他,亀山郁夫さんの『チャイコフスキーがなぜか好き:熱狂とノスタルジーのロシア音楽』(PHP新書)も読んでみたいと思います。

http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-80333-3

石川県縦断ピアノコンサートの方は,今日は菊池洋子さんをゲストに招き,野々市で行われます。こちらの方は行けないので,代わりに今,ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番をCDで聞いています。この曲をポゴレリッチがどう聞かせてくれるのか期待をしています。

2012/04/15

金沢の花見シーズンは毎年,石川フィルの定期演奏会。今年はドヴォルザークの交響曲第8番を気持ち良く聞かせてくれました。

毎年,4月上旬に石川フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が行われます。時期的に,金沢市の桜の開花時期と重なることが多く,今年も「花見がてら」聞きに行ってきました。
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今回のプログラムは,前半がベートーヴェンの作品2曲,後半がドヴォルザークの交響曲第8番というものでした。ベートーヴェンの方は,さすがにOEKの演奏に比べると,どうしても完成度や洗練味に不足するのを感じてしまったのですが(これはホールの違いも大きいと思います),後半のドヴォルザークの方は,金管楽器が爽快に鳴る,明快な演奏で,曲の良さがストレートに伝わってきました。

指揮は花本康二さんでしたが,実は,花本さん指揮でドヴォルザークの交響曲第8番を聞くのは2回目のことです。調べてみると,1983年の金沢大学フィルのサマーコンサートでこの曲を指揮されており,この演奏を聞きに行ったことをしっかり覚えています。さすがに演奏内容までは覚えていませんが,実演でこの曲を聞いたのはこの時が最初でした。ちょっと前のことだと思っていたのに,いつの間にか30年近く前...というのが恐ろしいのですが,この日の演奏を聞きながら,「原点」に返ったような懐かしさを感じました。

2012/04/13

広上淳一指揮OEK定期公演は、有名曲なしでも聴きごたえ十分。最後のシューベルトの2番は、広上さん同様、“小さいけど気分はグレイト!”。河村尚子さんのピアノは正統的。ヒンデミットの渋さがたまりませんでした。#oekjp

このところ、公私ともども忙しく、4月になって石川県立音楽堂に入るのは今日が初めてでした。3月のOEKの定期公演はFもMも行けなかったので、私にとっては約1カ月ぶりのOEKです。

今回のプログラムは、アッテルベリのヴェルムランド狂詩曲、ヒンデミットの4つの気質、シューベルトの交響曲 第2番と非常に地味でしたが、ここは広上淳一さんの指揮ということで、聴きごたえたっぷりの演奏会となりました。このところOEKの定期は、かなりマニアックなプログラムが多いのですが、井上道義さんであるとか今回の広上さんであるとか、指揮者を中心として「この曲をしっかり聞かせてやろう」という熱意がオーケストラ全体から伝わってきます。新鮮かつ楽しめる公演が続いている気がします。

今回のプログラムは、シューベルトの交響曲第2番という初期の作品がメインになっていましたが、物足りなさを感じませんでした。広上さんの指揮ぶりは、非常に個性的ですが、その動作には全く無駄がないと思いました。シューベルトの音楽の魅力をダイレクトに伝えてくれました。音楽の流れが自然であると同時に、ところどころで爆発的な強さを感じさせてくれました。聞いているうちに、“ザ・グレイト”を聞いているような気分になってしまいました。広上さんを見ながら“小さいけれどもザ・グレイト!”などと良いキャッチコピーが浮かんできました。

この曲の第2楽章は、ハイドンの「驚愕」と雰囲気がとてもよく似ていました。「平凡だけれども楽しい日々。そして一日の最後に祈り」といったムードがあり、とても気持ちよく楽しむことができました。

前半に演奏された、河村尚子さんのピアノを交えてのヒンデミットの「四つの気質」も大変充実した演奏でした。ピアノ協奏曲と変奏曲が合体したような作品で、主題が提示された後、キャラクター(気質)の違った4つの楽章が続くという構成です。第二次世界大戦中の曲ということで、どこか暗く、クールな部分がありましたが、河村さんのしっかりとコントロールされたピアノが素晴らしく、古典的な美しさのようなものを感じさせてくれました。河村さんのピアノのタッチには、知性を感じさせるような品の良さがあり、強い音でも常に美しさを感じさせてくれました。親しみやすいとはいえない曲でしたが、次第にその渋さが快感になってくるような曲であり演奏でした。OEKの弦楽セクションの室内楽的な演奏も、河村さんのピアノの気分にぴったりでした。

最初に演奏されたアッテルベリのヴェルムランド狂詩曲も、メランコリックな美しさのある分かりやすい作品で、演奏会全体のムードにぴったりでした。

というようなわけで、久しぶりのOEKの演奏をしっかりと楽しむことができました。

2012/04/07

今年の北陸新人登竜門コンサートは異例?新人はハープの山徳理紗さん一人だけ。ただし,プログラムはとても面白そう。 #oekjp

今日は4月としては異例なことに金沢で雪が積りました。今年の北陸新人登竜門コンサートも異例なようです。音楽堂のサイトに掲載されていたチラシによると今年の新人は,ハープの山徳理紗さん一人だけで,サン=サーンスの演奏会用小品を演奏します。

これだけでは時間が余るので,OEKメンバーなどがソリストとして出演する演奏会になるようです。そのプログラムですが,とても面白そうな内容です。次のような曲が演奏されます。

シュニトケ/モーツ-アルト・ア・ラ・ハイドン
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲
ヒンデミット/白鳥を焼く男

シュニトケでは,OEKのサイモン・ブレンディスさんと江原千絵さんがヴァイオリン独奏で登場,チャイコフスキーでは,ユジョン・イさんという昨年の夏,OEKが韓国で演奏会を行ったときにOEKと共演した若い女性チェリストが登場します。そして,ヒンデミットでは,OEKヴィオラ奏者の丸山萌音揮さんが登場します。

丸山さんは大変若い方で,「OEK=石川県ゆかり」ということなので,新人登竜門コンサートで演奏しても全く違和感のない方だと思います。

例年とは違った,異例の「新人登竜門」コンサートですが,ラ・フォル・ジュルネのプレイベント的な曲も演奏されますので,楽しめるコンサートになるのではないかと思います。

詳細は次のチラシをご覧ください。
http://www.ongakudo.jp/cgi/e_pdf/1332485855.pdf

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