今年の北陸新人登竜門コンサートは異例?新人はハープの山徳理紗さん一人だけ。ただし,プログラムはとても面白そう。 #oekjp
今日は4月としては異例なことに金沢で雪が積りました。今年の北陸新人登竜門コンサートも異例なようです。音楽堂のサイトに掲載されていたチラシによると今年の新人は,ハープの山徳理紗さん一人だけで,サン=サーンスの演奏会用小品を演奏します。
これだけでは時間が余るので,OEKメンバーなどがソリストとして出演する演奏会になるようです。そのプログラムですが,とても面白そうな内容です。次のような曲が演奏されます。
シュニトケ/モーツ-アルト・ア・ラ・ハイドン
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲
ヒンデミット/白鳥を焼く男
シュニトケでは,OEKのサイモン・ブレンディスさんと江原千絵さんがヴァイオリン独奏で登場,チャイコフスキーでは,ユジョン・イさんという昨年の夏,OEKが韓国で演奏会を行ったときにOEKと共演した若い女性チェリストが登場します。そして,ヒンデミットでは,OEKヴィオラ奏者の丸山萌音揮さんが登場します。
丸山さんは大変若い方で,「OEK=石川県ゆかり」ということなので,新人登竜門コンサートで演奏しても全く違和感のない方だと思います。
例年とは違った,異例の「新人登竜門」コンサートですが,ラ・フォル・ジュルネのプレイベント的な曲も演奏されますので,楽しめるコンサートになるのではないかと思います。
詳細は次のチラシをご覧ください。
http://www.ongakudo.jp/cgi/e_pdf/1332485855.pdf
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本当にどうしたのでしょうか。弦楽器でヴァイオリンもチェロも新人の受賞者がいないなんて。最近CDも出ていませんし、良くないことが中で起きていなければ良いのですが。心配です。
投稿: | 2012/04/19 23:47