金沢の花見シーズンは毎年,石川フィルの定期演奏会。今年はドヴォルザークの交響曲第8番を気持ち良く聞かせてくれました。
毎年,4月上旬に石川フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が行われます。時期的に,金沢市の桜の開花時期と重なることが多く,今年も「花見がてら」聞きに行ってきました。
今回のプログラムは,前半がベートーヴェンの作品2曲,後半がドヴォルザークの交響曲第8番というものでした。ベートーヴェンの方は,さすがにOEKの演奏に比べると,どうしても完成度や洗練味に不足するのを感じてしまったのですが(これはホールの違いも大きいと思います),後半のドヴォルザークの方は,金管楽器が爽快に鳴る,明快な演奏で,曲の良さがストレートに伝わってきました。
指揮は花本康二さんでしたが,実は,花本さん指揮でドヴォルザークの交響曲第8番を聞くのは2回目のことです。調べてみると,1983年の金沢大学フィルのサマーコンサートでこの曲を指揮されており,この演奏を聞きに行ったことをしっかり覚えています。さすがに演奏内容までは覚えていませんが,実演でこの曲を聞いたのはこの時が最初でした。ちょっと前のことだと思っていたのに,いつの間にか30年近く前...というのが恐ろしいのですが,この日の演奏を聞きながら,「原点」に返ったような懐かしさを感じました。
« 広上淳一指揮OEK定期公演は、有名曲なしでも聴きごたえ十分。最後のシューベルトの2番は、広上さん同様、“小さいけど気分はグレイト!”。河村尚子さんのピアノは正統的。ヒンデミットの渋さがたまりませんでした。#oekjp | トップページ | そろそろ,石川県立音楽堂はラ・フォル・ジュルネモードに。公式ガイド&リーフレットなどもいろいろ出始めています。 #lfjk »
この記事へのコメントは終了しました。
« 広上淳一指揮OEK定期公演は、有名曲なしでも聴きごたえ十分。最後のシューベルトの2番は、広上さん同様、“小さいけど気分はグレイト!”。河村尚子さんのピアノは正統的。ヒンデミットの渋さがたまりませんでした。#oekjp | トップページ | そろそろ,石川県立音楽堂はラ・フォル・ジュルネモードに。公式ガイド&リーフレットなどもいろいろ出始めています。 #lfjk »
コメント